『よつばと!』は、あずまきよひこによる日本の漫画作品。『月刊コミック電撃大王』(アスキー・メディアワークス(旧メディアワークス))において2003年3月から連載されている。ちょっと変わった5歳の女の子「よつば」が、日常の中で体験する様々な「初めて」や「感動」を描く。単行本は2015年11月まで、13巻が刊行されており、累計1300万部を突破している。2006年、第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。2016年、第20回手塚治虫文化賞マンガ大賞やAmazonランキング大賞2016上半期のコミック部門第1位受賞。現在13か国語に翻訳されており、国外23カ国で100万部を突破。英語表記は『YOTSUBA&!』。作品全体のキャッチコピーは、「いつでも今日が、いちばん楽しい日。」(単行本第1巻のキャッチコピー)。短編「Try! Try! Try!」(後述)を前身とし連載化されている。『あずまんが大王』に登場した「ちよ父」「ねここねこ」「マジカルランド」が本作でも登場している。小岩井乳業や森永製菓やバスマジックリンなど、実在の商品名やパッケージが数々出てくるのも特徴。作者によると、「紫陽花市という人口20〜30万人くらいの架空の町」を舞台として想定しており、特定の実在する市町村を意図しての舞台設定はせず、描写の参考にしているだけであるという。アニメ化に関して「原作者があずまんが大王のスタッフともめ、それ以降の漫画はアニメにしないと言った」という噂が流れたが、作者本人が明確にその噂を否定している。その際、「よつばならではのしぐさをカットせずにアニメにすることは難しいから」とも述べている。よつばスタジオ代表の里見英樹も「企画レベルの話は来るが全部断っている」と述べている。近年、非常に休載が目立ち、2013年は5話、2014年は1話しか掲載されなかった。2014年10月号の89話から中断し、2015年6月号掲載の90話まで、8ヶ月ものブランクを開けている。夏休みの前日、とある町に強烈に元気な女の子「よつば」と、「とーちゃん」の親子が引っ越してきた。遠い海の向こうの島から来たらしい不思議な女の子を、はじめて体験する出来事が毎日たくさん待っている。その日から始まる、よつばに振り回される周りの人達の日常を描いたハートフル?コメディ。小岩井家の隣に住んでいる家族で、小岩井家が引っ越してきた日から両家は家族ぐるみの付き合いをしている。よつばは、ほぼ毎日の様に綾瀬家に遊びに行っている。2013年現在、以下の13ヶ国語で刊行されている。“ ”内は各単行本のキャッチコピー、日付は各話の物語中の設定日付。サブタイトルは基本的に全て「よつばと○○」という表記で統一されている。単行本が発売されると約1か月の間、よつばスタジオWebサイト内に「よつばとおえかき」と題したお絵かき掲示板が設置されるのが恒例となっている。単行本化する際の加筆修正量は非常に多く、雑誌掲載時に省略されていた描写の追加はもちろん、コマやページを丸々描き直すケースも珍しくない。そのため単行本発売の1、2か月前になると、単行本化作業に専念するため慣例的に休載している。アニメ化を前提としたイメージアルバムやドラマCDではなく、『よつばと!』の世界観に合わせた、よつばの生活風景を音楽で表現したものである。いずれもジェネオンエンタテインメントよりリリース。絵と文は作者のあずまきよひこによる。『よつばと!』の前身である漫画。里見英樹が設立したデザイン会社「トライアスロン」のウェブサイト(閉鎖)上で1998年に掲載され、2001年に描き下ろしを追加して『あずまんが2 あずまきよひこ作品集』に収録された。同書の目玉として企画されたが筆が進まず、ペット編、壁に落書き編、遮断機にぶら下がり編の短編3本に留まっている。略称は「ととと」。
出典:wikipedia
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