白浜町(しらはままち)は、かつて千葉県安房郡に存在していた町。平成の大合併に伴い2006年(平成18年)3月20日に、同じ安房郡内の富浦町、富山町、三芳村、丸山町、和田町、千倉町と新設合併し、南房総市となったため消滅した。房総半島の最南端に位置する。温暖な気候であるが、2012年(平成24年)2月には露地栽培のキンセンカに凍結被害が発生した。水平線上には伊豆諸島が見渡せる。当町の沿岸部は海岸段丘が続いており、南端には野島埼灯台が1869年(明治2年)に設置され、町のシンボルとなると共に、海の難所として知られる当町の沿岸を通って東京湾に入る船舶のための目印となっている。「朝夷地区」(あさいちく)は、和田町・丸山町・千倉町・白浜町の計4町一帯の通称名である。1994年(平成6年)9月2日 - 群馬県子持村と姉妹都市提携に調印海女の素もぐりによるアワビ・天草などの漁が著名である。ハバノリ・ヒジキなどの漁も行われている他にかつては捕鯨も行われており、「くじらのたれ」は素朴な郷土の味として親しまれた。海女の大半が農業との兼業で現在50才から60才代約400人が活躍している。5月1日から9月10日の解禁日には海に潜り、アワビ・天草などを採っている。漁具はまげ樽(醤油樽のような形で直径30cm、深さ25cmの浮樽で下部に15から20cmの錨網といわれる5mmの丸のロープをつけてある)に、すかし(獲物を入れる網袋)をつけて使用。1日の出漁時間は春には1時間から1時間30分位、夏には2時間から3時間位。潜水は体力により異なるが、大体1回1分から1分30秒ぐらいである。しかし、アワビの漁獲量の減少が進んだことから、千葉県水産部が当地でアワビの一環養殖の研究に全国で初めて着手し、岩磯の増殖溝で波の力を利用したアワビ増殖や、千葉県がアワビやヒラメなどの稚魚・稚貝の養殖を手掛ける施設を1995年(平成7年)6月に完成させるなど養殖漁業への転換を図っている。7月には海の安全と豊漁を祈願する「白浜海女まつり」が行われ、松明を持つ海女の夜泳、花火大会、子供たちのまつりばやし、白浜音頭の総踊りなどが行われている。その中で海女の恰好に扮して海女らしさで競う海女コンテストがあり、現役の海女だけでなく地元の女性や一般観光客も飛び入り参加できるイベントでもある。参加者全員、白の磯シャツ(白木綿の上着の長袖)に白の磯ナカネ(短めのタイトスカート)または白の磯パンツ(ハーパン状のスパッツのようなもの)。白の足袋、白の手袋(軍手)、頭に白の磯頭巾をきちっとかぶり、磯メガネ(またはスイムマスク)で額にあてて装着した恰好に扮して海女らしさを競いあっていた。以前は、全員、白の磯シャツ(白木綿の上着の長袖)に白の磯ナカネ(短めのタイトスカート)または白の磯パンツ(ハーパン状のスパッツのようなもの)。白の足袋、白の手袋(軍手)、頭に白の磯頭巾をきちっとかぶり、磯メガネで目と鼻を覆い隠す様に装着した姿で海に潜る着衣水泳の格好で冷たい海に入り、全身びしょ濡れになりながら潜って作業を行なっていた。
出典:wikipedia
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