府中駅(ふちゅうえき)は、広島県府中市府川町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)福塩線の駅である。府中市の中心駅で、駅は市街地の中にある。当駅発着の切符を購入した場合、駅名が「(塩)府中」と印字されているが、これはJR四国徳島線にある府中駅(こうえき)と区別するためである。福塩線の電化区間(福山方面)と非電化区間(塩町方面)の境界駅で、福山方面と塩町方面相互の旅客は必ずここで乗り換える必要がある。福山方面の列車は1時間あたり1 - 2本、塩町方面へは朝夕の6本のみの運行となっており、後者は広島駅から当駅までの普通列車が設定されている(逆はない)。また、2003年3月に、非電化区間の管轄が岡山支社府中鉄道部から広島支社三次鉄道部に変更された(それまでは府中鉄道部が福塩線全線を管轄していた)ことで、当駅は岡山・広島両支社の境界駅となった。支社境界標は上り場内信号機付近に設置されている。直営駅。駅の管理は非電化区間移管前後を通じて府中鉄道部が担当していたが、2008年6月に府中鉄道部は鉄道部の統廃合により廃止され、せとうち地域鉄道部に統合された。駅舎側に、1番線の切欠ホームと2番線の単式ホームの1面と、跨線橋で連絡する3・4番線の島式ホーム1面の2面4線の地上駅。1番線と4番線は、塩町方面は行き止まりとなっており、福山方面からの折返し列車が使用してしている。2・3番線が塩町方面に通じており、信号機上は2番線が上り本線、3番線が下り本線とされている。日中は1・2番線のみ使用されるため、3・4番線への跨線橋はロープで閉鎖される。両備鉄道時代から車両基地(府中町電車区 → 府中電車区/岡フチ)が併設されており、車両(電車)も配置されていた。当駅 - 三次駅間で使用されている気動車(キハ120系)の車庫が併設されていて、電車の夜間滞泊も設定されている。構内に府中鉄道部があった。駅舎は木造瓦葺で小ぶりのものを改装して大切に使っている。みどりの窓口設置駅であるが、早朝と夜間は営業していない。福塩線内では福山駅以外では唯一、発車案内板が設置されている(LED式)。自動改札機は設置されておらず、ICOCAもサービスエリア外で使えない。サービスエリア内の備後本庄駅 - 神辺駅間の自動改札機を管理しているため、該当駅のインターホンは当駅と繋がっている。営業時間外に発着するワンマン列車は無人駅と同様に進行方向のみのドアを開閉し、車内での運賃収受を行っている。以前はワンマン列車も全列車が全ドア開閉をしていた。※3番線から福山方面の列車の発車も可能であるが、2010年3月13日改正ダイヤではそのような定期列車の設定がない。周囲は古くから栄える府中市の中心地で、名産である家具店や工場も目に付く。幹線道路である国道486号からは離れているが、この付近を走行する路線バス(中国バス)の多くは現在も国道から分かれ、府中駅周辺に乗り入れている。1日平均の乗車人員は以下の通りである。
出典:wikipedia
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