ベルト(英語:belt)は巻掛け伝動装置に使われる機械要素で、原動車から従動車に動力を伝達するもの。ほとんどの場合、軸にセットされたプーリーに合わせて用いられる。静音性、軸角度の自由度、軽量性、コストに利点があり、旧来から現在まで、ベルトコンベアや自転車、工作機械など、機械全般に幅広く使用されている。布製から始まり、現在はゴムにナイロンなどの芯材を入れたものが主流になっている。丸ベルトにはウレタン製などもある。ベルトの掛け方によって原動車と従動車の回転方向が変化する。イラスト左から、従動車が原動車と同じ回転方向を得るオープンベルト(並行掛けとも)。従動車が原動車と逆の回転方向を得るクロスベルト(クロス掛け・十字掛け・たすき掛けとも)。軸方向を90°(またはそれ以外に)変えるクォーターターン。クロスベルトとクォーターターンは、軸が接近しているとベルトが接触損耗・ねじれ破損するため、プーリー径とベルト幅によって適切に軸距離をとる必要がある。ベルトは使い続けると表面が削れて弛み、スリップが発生するため、常に張りを調節する必要があり、多くの機器で軸位置を調整できる。それを自動化するため、ばね式の張り車(テンショナー)を用いる場合がある。逆に、テンションナーを緩めてスリップさせ、クラッチの代用にする機器もある。テンションは通常内側から外に向かってかける。逆折れにテンションをかける場合は、強化型(レッド)ベルトを使用する。
出典:wikipedia
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