武庫之荘駅(むこのそうえき)は、兵庫県尼崎市武庫之荘一丁目にある、阪急電鉄神戸本線の駅。駅番号はHK-07。開業当初、駅名は仮名交じりで「武庫ノ荘」と表記されていたが、阪急電鉄創始者の小林一三が「漢字と仮名を混用するのはよくない」と意見したため、のちにすべて漢字を用いて「武庫之荘」と表記されるようになった。相対式ホーム2面2線を有する地上駅。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。元々待避線の設置を考慮した駅構造で、駅敷地やホームの端部にその名残があるが、待避線を設置したことはない。駅舎は神戸三宮寄りに設けられており、下り線側が南口、上り線側が北口となる。どちらも地上駅舎で各ホーム間は地下道およびエレベーター併設の跨線橋により連絡している。なお、改札外にも尼崎市が管理する地下自由通路と有料駐輪場が設けられている。トイレは北改札口内と下り線ホーム三宮寄りに設置され、多機能トイレを併設する。優等列車は通勤急行が停車する。また平日の朝ラッシュ時には当駅始発の普通梅田行きが1本設定されている。2015年の平日1日平均乗降人員は53,601人で、尼崎市内の駅としてはJR尼崎駅に次ぐ多さである。阪急電鉄全線では第9位、神戸本線では梅田駅、神戸三宮駅、西宮北口駅、十三駅に次ぐ第5位で、特急通過駅では第1位である。駅勢圏が比較的広く、尼崎市内のみならず隣接する伊丹市からも当駅を利用する者が多い。近年の1日平均乗車・乗降人員数は下表のとおり。阪急電鉄が総面積6万坪の住宅地を売り出すために駅を設置したという経緯があり、駅周辺は阪神間モダニズムの面影を残す住宅地となっている。駅北側・駅南側ともに駅から200メートル圏内に信号機は設置されていない。駅敷地内や線路沿いには桜並木が整備されている。阪急神戸本線で開設当初から駅前ロータリーが設けられた唯一の駅であり、駅南側の山手幹線までの並木道、六甲山系がアイストップである駅北側の水路沿いの道が、それぞれ街のメインストリートになっている。周辺に駐輪場が十分に整備されていないこともあり、放置自転車が多い駅として調査結果が発表されている。阪神バス(尼崎市内線。前乗り後降り)の路線が発着する。過去の停留所名は北口が「武庫之荘」、南口が「武庫之荘南口」と異なっていた。
出典:wikipedia
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