三ツ境駅(みつきょうえき)は、神奈川県横浜市瀬谷区三ツ境にある、相模鉄道本線の駅である。駅番号はSO12。相模野台地上にあり、標高は76mで、相鉄の駅で最も高い。相対式ホーム2面2線を有する橋上駅である。駅舎は北口の駅ビル「三ツ境ライフ」と一体化されていて、線路上にペデストリアンデッキも設置されている。2007年度から2008年度にかけてバリアフリー化工事が行われ、コンコースと上下ホームを連絡するエレベーターと、コンコースと2番線ホームを連絡するエスカレーターがそれぞれ設置された。また、各ホームにはユニバーサルデザインの一環として多機能トイレが設置された。さらに2011年度にかけて風力発電機、太陽光発電パネル、ミスト冷却装置の設置や壁面緑化、案内サインの更新、駅舎のリニューアル、耐震補強などの改良工事も実施されている。2015年には行先案内表示装置が設置され、2016年には待合室が設置された。2014年度の1日平均乗降人員は58,021人で、相鉄の自社・他社線非接続駅の中では最も多い。当駅は瀬谷区に所在しているが、東側の旭区にも隣接しているため、瀬谷区だけではなく、旭区西部地域も駅勢圏である。近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおり。当駅は瀬谷区の中心駅であるが、北口の野境道路(バスターミナル北側)から北側と南口の三ツ境橋から東側は旭区である。バスターミナルは北口(主に若葉台団地、南台ハイツ行)と、南口のダイエー前(区内南東部、戸塚駅行)に所在する。なお南口発のバスはバスターミナルより駅に近い「三ツ境駅前」バス停にも停車するが、南口着のバスは同バス停には停車せず、バスターミナル向かいの降車場が終点となる。1889年(明治22年)から1939年(昭和14年)にかけて存在していた都筑郡二俣川村(大字二俣川)と都岡村(大字下川井)、鎌倉郡中川村(大字阿久和)の三つの境であることから、「三ツ境」と名付けられる。なお、この付近は分水嶺となっており、古くから武蔵国都筑郡(二俣川村・下川井村)と相模国鎌倉郡(瀬谷村)・同高座郡(下鶴間村)の2か国3郡が至近で境を接している場所でもあり(カッコ内は町村制施行前の村名)、当駅の横浜寄りが相模国と武蔵国の境(相武国境)にかかっていた。当駅 - 瀬谷駅間には、1960年まで二ツ橋駅が存在していた。
出典:wikipedia
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