北陸中日新聞(ほくりくちゅうにちしんぶん)は、中日新聞北陸本社(石川県金沢市)が発行している日本の地方新聞。中日新聞社が東海地方で発行する『中日新聞』の北陸版である。2012年上半期の販売部数(日本ABC協会調査)は約10万部。通称は「北陸中日」か「北中(ほくちゅう)」。1952年に北日本新聞社が『北陸新聞』として創刊。1960年に中部日本新聞社(現・中日新聞社)が北陸新聞の発行・編集権を買収。北陸新聞を「北陸中日新聞」に改称し、同紙を発行。1967年に中日新聞北陸本社から発行されるようになる。かつて北中は北陸地方(富山県、石川県、福井県)に向けて発行していたが、現在は富山県と石川県の2県のカバーとなっている。福井県内向けは、1992年に経営不振に陥っていた同県の地方紙「日刊福井」を買収し、1993年に北中・福井版と紙面統合。1994年には「日刊県民福井」(県福)として発行するようになった。夕刊は石川県(一部除く)のみで発行。ただし現在でも、富山・福井両県内のごく一部で北中の夕刊などが販売されている場合もある。紙面の一部は中日新聞・東京新聞と紙面共有している(「こちら特報部」など)。なお福井県内では、県福とは別に名古屋発行の中日新聞・福井版が一部地域で発行されている。2016年7月、北中の富山県向けの朝刊、及び中日スポーツの石川・富山版を、2017年秋からの予定で、競合地方紙の北國新聞白山工場(運営「株式会社ショセキ」)に委託することで業務提携を結んだと発表した(なお北中の石川県向け朝夕刊、中スポの福井・京滋版、並びに県福の各紙はこれまで通り北中の工場にて印刷する)中日新聞・東京新聞と同様に憲法改正・首相の靖国神社参拝・君が代起立命令判決に反対、批判的である。北陸の地域新聞といっても、中日新聞、東京新聞の紙面をそのまま引用する事が多く、平成27年3月14日の北陸新幹線開業時には、北國新聞、北日本新聞がそれぞれ朝刊並みの号外を発行したにも関わらず、同紙は号外そのものを発行していない(しかし、金沢駅での開業の瞬間を生放送で伝えた北陸朝日放送の特別番組には、提供スポンサーとして名を連ねている)。中日新聞・東京新聞の共同連載企画「平和の俳句」(選者:金子兜太・いとうせいこう)が北中でも朝刊1面で掲載されている。広告キャラクターは、原則として中日新聞・東京新聞と同一で、2016年現在は又吉直樹(ピース)と遼河はるひ(女優。元宝塚歌劇団)が起用されている。過去には高橋尚子、吉瀬美智子、ダンディ坂野(石川県出身)、米倉涼子が起用されていた。2010年11月1日の紙面リニューアルによって、地域面の地紋が刷新された。2012年3月17日に、BSの新チャンネル「Dlife」が開局したことに伴い、掲載するチャンネルおよび放送局が変更された。これまで、ラジオ面に掲載されていたFM福井、FM長野の番組表がこの日から掲載を取り止めた。中日系では民放系のBSチャンネルが唯一最終面に掲載されておらず、紙面3分の1が広告となっている。
出典:wikipedia
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