


出水市(いずみし)は、鹿児島県北西部に位置する人口約5万人の市。九州新幹線の停車駅があり、ツルの渡来地として知られる。鹿児島県の北西部、鹿児島市から北北西に約80kmの場所に位置する。市域北部は八代海(不知火海)に面しており、東部は矢筈岳を主峰とする肥薩山脈が北東に走り、南部は紫尾山を中心とする山塊が東西に伸びる。市域の大半は扇状地であり、米ノ津川とその支流の平良川、高尾野川、野田川がそれぞれ北西流して八代海(不知火海)に注ぐ。市内には出水平野が広がる。出水市発足時の大字。※は町名設置により消滅。1971年以降、町名設置が行われる。()内は旧大字。以下は平成の大合併で合併した地区である。旧町名を大字の前に冠している。薩摩の中では国府が置かれた高城地方(現在の薩摩川内市)とともに最も早くヤマト王権に属した。『和名抄』の薩摩国出水郡の地である。下鯖町の加紫久利神社は薩摩二之宮と称される『延喜式』の式内社である。江戸時代には薩摩藩に属し、出水郡出水郷が置かれた。特に出水郷の武士団は事実上の鎖国状態であった薩肥国境地帯の防衛・警備・関所の管理を任ぜされ、出水兵児(いずみへこ)と呼ばれた。彼等は薩摩武士には珍しく、粘り強く常に実直冷静な強兵であったため、藩内でも高く評価されていた。この精神はその後代々請け継がれ、近現代以降、同地出身者で全国的に各方面で活躍する優秀な人材を多く輩出することとなる。出水市は、国道3号、鹿児島本線など陸上の幹線の要衝として古くから発展してきたが、2004年3月13日の九州新幹線の部分開業以後は、次第に生活圏の広域化が進むようになった。一番の変化として鹿児島市への日常的な通学または通勤が毎月増加していることである。鹿児島方面への到達時間は約22分である(これは姶良町や霧島市方面、鹿児島市喜入より鹿児島市内の都心へ向かうよりも同等または近い)。運転は出水駅からの下りの始発は朝6:42、鹿児島中央駅からの終電は23:23である。朝と夕方は30分間隔で運転されている。そのため、新幹線開業後、鹿児島方面から出水市の職場に通勤してくる姿も見られるようになった。またアミュプラザ鹿児島等の開業も影響して次第に利用者が増えている。出水地区では、郊外の国道沿いを中心に大型SC・物販専門・外食チェーン・パチンコなどのロードサイド店や地方銀行の店舗なども集積しつつある。原則は地元密着のチェーンが中心であるが、最近ではユニクロ・マクドナルド・ダイナム・すき家等の全国展開する店舗も立地するようになった。日常的な購買商圏は、出水市、隣接する伊佐市、長島町、阿久根市、さつま町の一部、また県境を越えて熊本県の水俣市、津奈木町まで及んでいる。なお、後述するようにパイオニアの工場やNEC子会社の工場が閉鎖され、地元での働き口が減っているという懸念もある。※一部の小学校には幼稚園も併設されている。最寄り空港は鹿児島空港。
出典:wikipedia
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