遠州鉄道鉄道線(えんしゅうてつどうてつどうせん)は、静岡県浜松市中区の新浜松駅と、同市天竜区の西鹿島駅を結ぶ遠州鉄道の鉄道路線である。西鹿島線という通称のほか、赤い電車が走ることから「赤電(あかでん)」とも呼ばれている。全18駅中16駅に交換設備が設置されており、単線ながら毎時上下各5本(早朝深夜をのぞく)の高密度運行を実現している。ちなみに、曳馬駅(旧遠州曳馬駅)は高架化完成時に交換可能となり、それまでは18駅中15駅交換可能だった。2007年(平成19年)秋から駅ナンバリングが導入され、車内の路線図や各駅の駅名標に駅番号が表示されている。番号は新浜松の"01"を基点に、西鹿島の"18"までとなっている。なお、正式名称で「遠州」のつく駅が多いが、近隣の病院名が由来の遠州病院駅を除き、各種表示や車内放送では「遠州」を省略している。新浜松駅 - 上島駅間は高架化されている。助信駅 - 上島駅間については2012年(平成24年)11月24日に高架化した。また、同日始発より八幡駅が通勤通学時間帯を除いて無人駅となった。国道152号バイパスと交差する遠州小林駅 - 遠州芝本駅間においても2011年(平成23年)10月13日に高架化された。全線にわたって平野部を走行するためトンネルはなく、自動車学校前駅、遠州芝本駅付近の地上と高架の境界区間をのぞき、ほぼ平坦である。自動車学校前駅付近で東名高速道路、遠州岩水寺駅付近で新東名高速道路をくぐり抜ける。沿線は住宅や商店が比較的多い。自動改札機は導入されていないが、有人駅・無人駅に関わらず全駅に自動券売機が導入されている。詳細は「自動券売機」の節を参照。時刻表検索システムET-Naviが導入されている。公式マスコットとして「アカデンジャー」と称するキャラクターが存在し、イベントや公式サイト内で見られる。早朝と深夜をのぞいて12分間隔で運転されている。全列車が新浜松駅 - 西鹿島駅間を直通する各駅停車での運転で途中駅を始発・終着とする区間列車の設定はない。かつては急行列車や新浜松駅 - 浜北駅間の区間列車が存在した。通常は2両編成での運転が基本だが、平日の朝夕ラッシュ時と土曜日の朝ラッシュ時の一部の列車は4両編成で運転される。休日でも、浜松まつりや夏季の鹿島の花火などの催し物の時や正月の秋葉山本宮秋葉神社への参拝客輸送などで、多客が見込まれる場合は一部列車が臨時に4両編成に増結されて運転される。始発列車は西鹿島駅5時20分、最終列車は西鹿島駅23時00分発、新浜松駅23時40分発である。毎年11月下旬から12月にかけての忘年会シーズンの毎週金曜日と土曜日には新浜松駅0時00分発西鹿島行きの臨時列車「ミッドナイトトレイン」が通常の最終列車の後に運行される。遠州鉄道鉄道線の近年の輸送実績を下表に記す。1985年(昭和60年)以降、乗車人員は増加し、1975年(昭和50年)の輸送量を上回る。この間、新浜松駅の高架化とルート変更、運転所要時分の短縮(全線で11分)が行われている。表中、輸送人員の単位は万人。輸送人員は年度での値。表中、1975年(昭和50年)以降の最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。鉄道統計年報(国土交通省鉄道局監修)より抜粋遠州鉄道鉄道線の近年の収入実績を下表に記す。表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。鉄道統計年報(国土交通省鉄道局監修)より抜粋遠州鉄道鉄道線の近年の営業成績を下表に記す。表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。鉄道統計年報(国土交通省鉄道局監修)より抜粋
出典:wikipedia
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