九段下駅(くだんしたえき)は、東京都千代田区にある、東京地下鉄(東京メトロ)・東京都交通局(都営地下鉄)の駅である。東京メトロの東西線・半蔵門線と、都営地下鉄の新宿線の、合計3路線が乗り入れている。駅番号は東西線がT 07、半蔵門線がZ 06、新宿線がS 05である。所在地は東京メトロが九段南一丁目、東京都交通局が九段北一丁目となっている。東京都交通局の駅には「二松學舍大学前」の副名称がある。東西線は相対式ホーム2面2線、半蔵門線・新宿線は2面2線の相対式ホームが1面2線の島式ホームを挟む形の合計3面4線を有する地下駅である。東京メトロと都営地下鉄ののりば表示は連番になっている。半蔵門線と新宿線は改札口を共用しており、中間改札なしで乗り換えが可能となっている。白金高輪駅 - 目黒駅間の線路共用区間を除けば、2014年現在、この両社局の接続駅で改札内乗り換えが可能な唯一の例である。一方、東西線は他路線とは改札内ではつながっておらず、一度改札を出ての乗り換えとなる。2013年3月15日までは、運営主体が別々なため東京メトロ半蔵門線4番線と都営新宿線5番線の同一ホームを壁で仕切った形になっており、乗り換える際は階段を上って改札を一旦出て反対側に回り込む必要があったが、壁が撤去され、2013年3月16日からホーム上で乗り換えられるようになった。半蔵門線で相対式ホームの構造の駅は当駅のみである。ただし、2013年3月16日からは押上方面は新宿線の新宿方面と対面の島式ホームになり、厳密には相対式ホームと言えなくなった。東西線のホームは中柱がある。半蔵門線ホームは半蔵門側のみ中柱がなく、それ以外の部分には中柱がある。なお、2015年度事業計画の中で、平成31年度を目途に九段下駅の折り返し線を改良し、平面交差せずに当駅で折り返しが出来る様工事を行う事を明らかにした。。各年度の1日平均乗降人員数は下表のとおり。各年度の1日平均乗車人員数は下表のとおり。半蔵門線と都営新宿線は、当駅から神保町駅までの区間のトンネルを東京都交通局が一括で建設した。当駅の半蔵門線押上方面(4番線)と都営新宿線新宿方面(5番線)のホームは厚さ約40センチメートルの壁で仕切られているだけで、非常口が両ホームを結んでいる。この壁があることで、乗客は階段の上り下りや改札の通過を伴う遠回りをしなければならず、乗り換えに時間がかかっていた。また、ホーム自体の幅も壁によって半分ずつに分けられてしまう上、階段部分では一方のホームの階段が他方のホームに張り出す格好となることから、最も狭い箇所では幅がおよそ1.5メートルにまで狭められるという安全上の問題も開業当時から存在した。2011年12月、東京都交通局および東京メトロの両者が、ホームとコンコースの壁を撤去して乗り換えの利便性を向上させる工事を行うと発表した。工事開始は同年12月15日終電後で、全長210メートルのホームのうち約90メートル分の壁が撤去されることになった。2012年6月21日には当時の東京都副知事の猪瀬直樹が当駅を視察し、この壁のことを養老孟司の著書になぞらえて「バカの壁」と表現した。2013年3月16日から供用が開始された。壁が撤去されたことで、3面4線配置となった。これと合わせ、券売機スペースに新たに他方の運営体の券売機を設置する、改札機でも互いの切符を処理できるようにするなどのサービス向上が行われ、乗り換え客以外にも利便性の向上が図られた。
出典:wikipedia
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