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ジフテリア

ジフテリア (diphtheria) は、ジフテリア菌 (" Corynebacterium diphtheriae ") を病原体とするジフテリア毒素によって起こる上気道の粘膜感染症。感染部位によって咽頭・扁桃ジフテリア、喉頭ジフテリア、鼻ジフテリア、 皮膚ジフテリア、 眼結膜ジフテリア、生殖器ジフテリアなどに分類できる。腎臓、脳、眼の結膜・中耳などがおかされることもあり、保菌者の咳などによって飛沫感染する。発症するのは10%程度で、他の90%には症状の出ない不顕性感染であるが、ワクチンにより予防可能で予防接種を受けていれば不顕性感染を起こさない。すべてのジフテリア菌が毒素を産生するわけではなく、ジフテリア毒素遺伝子を保有するバクテリオファージが感染した菌のみが、ジフテリア毒素を産生する。予防法は、ジフテリア毒素をホルマリン処理して無毒化したトキソイド(ワクチン)の接種。日本では三種混合ワクチン(DPTワクチン)、二種混合ワクチン(DTワクチン)に含まれている。定期接種の普及している国では症例は稀だがそうでない国では流行がある。また近年症例の報告されていない日本においても不顕性感染の経歴を示唆する血清検査結果もある。日本では承認されていないが、5歳以上(成人用)の破傷風・ジフテリア混合 Tdワクチン(ジフテリアの抗原量が5歳以上用に調整されており、破傷風は一人前含有されている。国産DTを1/5量で摂取する際は、別途、破傷風トキソイドを受けることが推奨される)、11歳〜55歳まで適応の、破傷風・ジフテリア・百日咳混合Tdapワクチンが、先進国を中心にほとんどの国で接種可能である。1948年、京都・島根でのジフテリア予防接種の時に無毒化が不十分であったワクチンの接種によるジフテリア毒素により大規模な医療事故が起き、横隔膜麻痺、咽頭麻痺、心不全等の中毒症状が現れ、死亡者85名という結果になった。これは、世界史上最大の予防接種事故である。 。 (→ 医原病も参照可)近縁菌のコリネバクテリウム・ウルセランス" (Corynebacterium ulcerans ) "がジフテリア類似の症状を引き起こすことが、日本でも2001年から2009年までに6例報告されている。 "C. ulcerans "は、ウシ、ウマなどの動物の常在菌で、イヌ、ネコからも検出される。時にウシの乳房炎の原因となる。通常、" C. ulcerans "は毒素を産生しないが、"C. diphtheriae "と同様に、バクテリオファージからもたらされる毒素遺伝子により、毒素生産性を持つと考えられる。英国などの国では、"C. diphtheriae "によるジフテリアと同等の扱いがされている。日本における" C. ulcerans "最初の症例としては2001年、千葉県の52歳の女性で、ジフテリアに特徴的な呼吸音と偽膜の症状を示したが、ジフテリア抗毒素血清投与の治療により治癒した。感染ルートは明らかになっていない。「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」の二類感染症に指定されており、感染が確認されたら医師は速やかに保健所に届出する義務があり、拡散を防止するため状況に応じて隔離入院させる必要がある。無症状者の場合は入院の対象とならない。

出典:wikipedia

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