長居駅(ながいえき)は、大阪府大阪市住吉区長居東四丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・大阪市営地下鉄の駅である。JR西日本の阪和線と、大阪市営地下鉄の御堂筋線が乗り入れており、接続駅となっている。JR西日本の駅は特定都区市内制度における「大阪市内」に属している。また地下鉄の駅には「M26」の駅番号が与えられている。JR西日本の駅はICカード乗車券「ICOCA」、地下鉄の駅は同「PiTaPa」および磁気カードの「レインボーカード」、「スルッとKANSAI」対応各種カードの利用エリアに含まれている。相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、分岐器や絶対信号機がない停留所になった。改札口は1ヶ所のみ。地上駅時代は島式ホーム2面4線の構造で、普通が快速列車や特急列車の待避を行なっていたが、高架化完成後は列車の待避設備は隣の鶴ケ丘駅に移された。また、駅の和歌山寄りに渡り線が設けられていた。かつての地上時代は、駅の南側を長居公園通・駅北側の道路やそのさらに北側はあびこ筋を阪和線が横断する形であり、かつ昭和後期以降の阪和線はダイヤグラムが過密気味であるため、朝夕のラッシュアワーには駅近辺の踏切は「開かずの踏切」となり渋滞の原因ともなっていた。中には時間を焦るあまりに登校・出社する者が遮断機をくぐった結果、列車に撥ねられる事故が過去には幾度も発生した。そうした事故や交通混雑緩和などを解消する意味で地元からの要望も多かった事から高架化工事が実施され、2006年5月の工事完了をもって駅周辺の踏切は消滅した。堺市駅が管理し、ジェイアール西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅である。駅業務は高架化完成と同時に委託された。相対式ホーム2面2線を有する地下駅である。長居公園および長居陸上競技場(ヤンマースタジアム長居)・長居球技場(キンチョウスタジアム)などで行われるJリーグ主催試合やスポーツ大会ほか各種イベント開催時の混雑に対応するため、ホーム幅が他の駅より広くとられている。改札口は、南北の2ヶ所に設けられている。なおJR西日本阪和線長居駅との乗り換えでは、北側改札の利用が至便である(西側2号出入口から西へ100m)。当駅は天王寺管区駅に所属しており、駅長が配置され、当駅とあびこ駅を管轄している。近年における1日乗車・乗降人員の推移は下表のとおり。公園自体は地下鉄の駅と接しているが広大であるため、長居スタジアムなど競技施設は鶴ケ丘駅の方が近い。なお、御堂筋線長居駅と交差する形で大阪市営地下鉄敷津長吉線(9号線)の新駅が設置される計画があるが、2016年現在では未着手である。。
出典:wikipedia
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