株式会社 カネカ(英称:"Kaneka Corporation")は、大阪府大阪市北区中之島と東京都港区赤坂に本社を置く日本の化学メーカーである。化成品、機能性樹脂、発泡樹脂、食品、ライフサイエンス、エレクトロニクス、合成繊維、医療機器事業を営む。最近では、老化の進行を抑制するとされるコエンザイムQ10のトップ原料製造メーカーとして有名。資生堂薬品・小林製薬・DHCなど各社に供給している。社名は前身企業である鐘淵紡績(後の鐘紡(過去にPCBを製造)→カネボウ、現・クラシエホールディングス、カネボウ化粧品)の創業地である東京都墨田区鐘ヶ淵にちなむ。創業から1961年までは同地の東京工場(鐘紡に売却後閉鎖)にて化粧品と医薬品を製造していた。三井文庫に加盟している三井グループの企業である一方、大和銀行(現・りそな銀行)が中心となって結成された企業グループ・大輪会にも加盟している。鐘淵紡績より分離、資本金2億円で創立塩化ビニル樹脂「カネビニール」を開発大阪工場に「カネビニール」プラント完成、量産開始塩ビ被覆電線を阪本工場(現:滋賀工場)で生産開始溶液型塩化ビニル樹脂「カネビラック」を開発、大阪工場で生産開始高砂工業所でマーガリンに加えて、ショートニングの本格生産開始滋賀工場で軟質塩化ビニールコンパウンド「カネビニールコンパウンド」を生産開始アクリル系合成繊維「カネカロン」を開発・高砂工業所で生産開始デミング賞実施賞受賞高砂工業所に「カネビニール」プラント完成・稼働チョコレート用油脂「ベルコ」を開発、高砂工業所で生産開始MBS樹脂「カネエースB」を開発、高砂工業所で生産開始発泡性スチレン樹脂「カネパール」を開発、高砂工業所で生産開始カネカロン洋かつら「フォンテーヌ」販売開始(1985年譲渡)大阪工場で硬質塩化ビニールコンパウンド「カネビニールコンパウンド」を生産開始耐熱ABS系樹脂「カネカMUH」を開発、高砂工業所で生産開始(2001年譲渡)塩化ビニールペースト樹脂「カネビニールペースト」を開発、大阪工場で生産開始ヨーロッパ事務所・ニューヨーク事務所を設置耐熱塩化ビニル樹脂「耐熱カネビニール」を開発、大阪工場で生産開始高砂工業所にオキシ法塩化ビニルモノマープラント完成・稼働カネミ油症事件発生押出発泡スチレンボード「カネライトフォーム」を開発、大阪工場で生産開始カネカベルギー設立鹿島工場に「カネパール」プラント完成・稼働カネカアメリカ設立発泡スチレンペーパー「カネファイン」(2009年譲渡)を開発、大阪工場で生産開始難燃ABS系樹脂「エンプレックス」を開発・企業化ビーズ法発泡ポリエチレン成形品「エペラン」を開発、大阪工場で生産開始高分子複合磁性体「カネカフラックス」を開発、滋賀工場で生産開始カネカベルギーにMBS樹脂プラント完成・稼働肝臓薬バルク「グルタチオン」を発酵法により開発、高砂工業所で生産開始代謝性強心剤バルク「ユビデカレノン (CoQ10) 」を発酵法により開発、高砂工業所で生産開始鹿島工場に「カネライトフォーム」製造設備完成・稼働耐候性MMA系フィルム「サンデュレン」を開発、大阪工場で生産開始カネカシンガポール設立変成シリコーンポリマー「カネカMSポリマー」を開発、高砂工業所で生産開始カネパール畳(現:カネカケンテック)設立医薬中間体HPGを企業化(カネカシンガポール)変成シリコーンポリマー「カネカMSポリマー」の分子設計と工業化で、'80年度高分子学会賞受賞プラスチックサッシ「エクセルウインド」製造設備が北海道カネカで完成・稼働(2008年譲渡)カネカテキサス(現:カネカノースアメリカ)設立「カネカロン」のフェイクファーが日経優秀製品賞の日経流通新聞賞を受賞「AMMPA」(血圧降下剤中間体)を企業化アクリルシリコン系ポリマー「ゼムラック」を開発、高砂工業所で生産開始「カネカロン」新難燃強化繊維技術で繊維学会・技術賞受賞アモルファスシリコン太陽電池を開発、滋賀工場で企業化超耐熱性ポリイミドフィルム「アピカル」を開発、滋賀工場で生産開始カネカテキサスにMBS樹脂プラント完成・稼働ビーズ法発泡ポリプロピレン「エペランPP」を開発、鹿島工場で生産開始カネカベルギーに「エペラン」プラント完成・稼働血液浄化システムを企業化、膜型血漿分離器「サルフラックス」とLDL(低密度リポタンパク)吸着器「リポソーバー」を生産開始β-ヒドロキシ脂肪酸で日本発酵工学会斉藤賞を受賞名古屋営業所設立カネカドイツ(現:カネカファーマヨーロッパ)設立カネカロン原液着色紡糸法で繊維学会・技術賞受賞宮城樹脂設立滋賀電子設立アライドアピカル社(現:カネカノースアメリカ)設立血液浄化システムの開発と工業化で'88年度高分子学会賞受賞射出成形用改質PET樹脂「ハイパーライト」を開発、大阪工場で生産開始カネカテキサスで「エペラン」「エペランPP」生産開始アライドアピカル社で「アピカル」生産開始カネカ東北建材(現:カネカケンテック)設立全身性エリテマトーデス治療用の吸着器「セレソーブ」発売「カネカMSポリマー」の発明で全国発明表彰・発明賞を受賞上海鐘淵化学応用技術設立九州カネカロン・兼松・東洋紡の合弁で、南通昇陽毛紡有限公司を設立「アピカルNPI」近畿化学協会化学技術賞受賞「プロテックス」繊維学会技術賞受賞カネカメディックス設立標津化成(現:カネカ北海道スチロール)設立透析アミロイド症治療用の血液浄化器「リクセル」製造承認取得カネカファーマヨーロッパ設立、カネカエンジニアリング設立光学用透明フィルム「エルメック」を企業化北海道カネパール設立、カネカマレーシア設立カネカエレクテック設立、カネカクリエイティブコンサルティング設立、カネカリサーチアソシエイツ設立カネカデラウエア設立、カネカプラスチックス設立カネカエペラン設立サンポリマー設立(2009年譲渡)九州カネライト設立カネカマレーシアでエペラン、MBS樹脂の生産を開始カネカハイテックマテリアルズ(現:カネカノースアメリカ)を設立し、アライドアピカルの事業を引き継ぐポリイソブチレン系液状樹脂「エピオン」プラントが鹿島工場に完成カネカファーマアメリカ設立カネカベルギーで「MSポリマー」生産開始中国上海市に鐘化咨詢(上海)有限公司(現:カネカ上海)設立カネカペーストポリマー設立ISO14001国内4工場取得完了紋別化成設立カネカテキサスのエペラン新工場がミシガン州に竣工「カネライトフォーム」がISO9001を取得、関連する全部門にわたる品質保証は業界初太陽光発電システム「カネカエーシック」の国内販売開始研究実験棟が竣工、ライフサイエンス分野の研究部門を集約「カネライトフォーム」が保温板3種で初めてノンフロン・ノンハロゲン発泡剤タイプの開発に成功カネカマレーシアにて「カネカペーストポリマー」が稼動カネカエペラン販売設立大阪合成有機化学研究所の株式取得機能性食品素材<カネカ・コエンザイムQ10>発売大面積採光型「カネカ シースルータイプ太陽電池」発売国産初、脳動脈瘤塞栓用コイルを発売開始蛋白繊維を開発し、青島海華繊維有限公司設立蘇州愛培朗緩衝塑料有限公司設立レーザーで3次元の光導波路を形成できるイミド系フィルムを開発「鐘淵化学工業株式会社」から「株式会社カネカ」に商号変更業界初、塩素含有アクリルグラフト共重合樹脂「PRICTMER」の開発に成功世界初、ポリアクリレート系反応硬化型テレケリック液状樹脂の工業化に成功独自のナノコンポジット技術による新規射出成形用樹脂の開発に成功独自技術によるエポキシ樹脂用新規モディファイヤーの開発に成功カネカファーマベトナム、KSSベトナム竣工稼動心臓疾患治療用のバルーンカテーテル、国内最少サイズの開発国内全生産拠点で2年連続、廃棄物ゼロエミッションを達成高エネルギー光に対する耐性と強度を持つ新たな透明樹脂「ILLUMIKA」を開発超高熱伝導グラファイトシート「Graphinity」を開発太陽電池・薄膜研究所を設立ケイ・エム・トランスダーム設立電気絶縁性と熱伝導性を有した新規「絶縁熱伝導性樹脂」開発 業界初、ケミテックと共同でデュアル硬化タイプのUV・湿気硬化型接着剤を開発カネカインディア設立ユアヘルスケアにて健康補助食品(サプリメント)の通信販売を開始ベルギーのバイオテクノロジー企業Eurogentec社と資本提携有機EL照明デバイス事業を本格展開、OLED青森設立発泡樹脂製品部門の販売会社5社を3社に再編※羽根、カネカケンテック、カネカフォームプラスチックスジーンフロンティア設立カネカイノベイティブファイバーズ設立100%植物由来バイオポリマーの生産実証設備が竣工稼働(高砂工業所)大阪大学内に「カネカ基盤技術協働研究所」を開設カネカモディファイヤーズドイチュラント設立台湾鐘化股份有限公司設立カネカコリア設立高耐熱性炭素繊維強化複合材料向け新規熱硬化型イミド樹脂を開発第21回太陽光発電国際会議賞の受賞アジア統括会社として鐘化企業管理(上海)、および米州統括会社カネカアメリカズ設立抗体医薬品精製用プロテインAクロマトグラフィー担体を発売開始鐘化(佛山)化工有限公司設立カネカアピカルマレーシア設立不凍タンパク質の冷凍麺市場での販売を開始カネカサウスアメリカをブラジルに設立カネカフーズインドネシア 設立「カネカUS(ユーエス)マテリアル・リサーチ・センター」を開設間葉系幹細胞分離デバイスの欧州での販売を開始1949年9月1日、鐘淵紡績株式会社の企業再建整備計画の認可に基づき、同社の非繊維事業すべてを分離して鐘淵化学工業株式会社が新しく設立された。当時から略称は「カネカ」で、そのロゴは「カネボウ」と同一のデザインを使用。当初は苛性ソーダ、搾油、石鹸、食用油、酵母、食品類、製紙、和紙、エナメル電線、化粧品、デンプン等きわめて多岐な事業を営んでいて、1961年までカネボウ化粧品、1971年まで「カネボウ絹石鹸」・「カネカ絹石鹸」・シャンプー類を製造販売していた。その後、化粧品・石鹸事業は鐘紡本体に戻され、苛性ソーダ、食用油、酵母以外の事業ならびに各地の工場を順次整理して現在に至る。現在はカネカ・クラシエホールディングス・カネボウ化粧品の三社間に資本関係・人的関係は無い。コエンザイムQ10の供給に関しても、クラシエやカネボウ化粧品ではなく、その同業他社である資生堂グループと業務提携している。基本的にスポットCMが中心である。2013年4月より『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京)のスポンサーに付いている。過去には『よみうりテレビ制作土曜10時枠連続ドラマ』(よみうりテレビ・第2期)、『新ビーグル号探検記』(毎日放送)、『毎日甲子園ボウル』(毎日放送・1994年)などのスポンサーに付いていた。
CMキャッチコピーは、
カガクで
ネガイを
カナエル会社
出典:wikipedia
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