アニメシアターX(アニメシアター・エックス)は、株式会社エー・ティー・エックス (AT-X, Inc.) が運営するアニメ専門チャンネルである。通称「AT-X」。スカパー!プレミアムサービス・スカパー!・スカパー!プレミアムサービス光・ひかりTV・レオパレス21入居者向けのプロバイダーである『レオネット』や、一部のケーブルテレビに加入することで視聴できる。キャッチコピーは、「ワンランク上のアニメ専門チャンネル」。テレビ東京を母体とする放送局であり、同局のコンテンツ能力を生かした編成が特徴である。設立当初はテレビ東京(およびその系列局)が製作しているアニメ番組を中心に網羅する編成だったが、現在では地上波の放送系列(独立局含む)にとらわれない柔軟な編成を取っている。ただし、製作に関与する企業(製作委員会)や放送枠などによってはいまだに放送実績がない作品もある。日本国内にはアニメ専門チャンネルがいくつか存在するが、当チャンネルは全ての配信事業者において、基本料金とはまた別料金での契約を必要としており、その月額料金も1,944円(1,800円 + 税144円)と、他の専門チャンネルより割高である。割高な理由としては、版権上の理由によるものだけでなく、スポットCM枠が少ないため広告収入が見込めないことと、配信には他チャンネルより広い帯域を用いらなければならないことなどがある。AT-Xの最大の特徴は、アニメに特化した放送形態にある。中でも特に、アイキャッチ・提供バック、エンドカードといった「他チャンネルではカットされることが多いパート」も、極力そのまま完全な形で放送している。CMは番組の途中には挿入されず、放送終了後に流れる。基本的にステーションブレイク(放送番組のCM)のみである。2000年代半ば以降からは、いわゆる深夜アニメやUHFアニメの番組数が増加しており、朝からプライムタイムにかけてもこれらに分類される作品が編成されることも多くなった。また、この頃からAT-Xが自ら作品の製作委員会に出資して製作に参加するようになり、これらの多くは地上波で放送されるものと内容が一部異なることが度々ある。さらに、2008年からは「AT-Xのみでの独占放送」(テレビ東京系・TOKYO MXなどを含む地上波で未放送)となる作品も少数ながら散見されるようになった。なお、これらにはテレビ東京メディアネット(テレビ東京系列で放送される場合)や株主のジェンコなども製作に参加していることが多い。2010年代に入ると、AT-Xが製作委員会に参加している作品の一部がBSデジタル放送局ではグループ内のBSジャパンではなく、BS11(独立局)でもネットされる事例が出ている。ディレクTVからスカパー!に移行してからは、声優によるトーク番組・情報番組・バラエティ番組などのアニメ以外のオリジナル番組が急増し、2008年からはそれらを元にした年越し特番(生放送)も放送されている。また、ほかのアニメ専門チャンネルで先に放送された後に当チャンネルで放送される作品も増えている(ただし、その逆のパターンも見られる)。運営の母体となっているテレビ東京は、同社の系列局などで過去に放送した『ポケットモンスター』において発生した「ポケモンショック」に端を発し、テレビアニメへの表現規制を強めてきた局として知られているが、このチャンネルにおいては制限が比較的緩めである。その理由は「ペアレンタルロック」と呼ばれる年齢制限を行うシステムを特定の番組に対して設定することで、視聴者層の棲み分けを図っているためである。この点は、おおむね時間帯で視聴者層を分類しているほかのアニメ専門チャンネルとは一線を画しており、深夜アニメやUHFアニメの放送本数が増加した一因ともとれるとされる。しかし近年は、地上波と同じくらいの規制をかけて放送されることが多くなった。かつて当局では乳首が解禁されていたアームス作品でも、『ISUCA』や『極黒のブリュンヒルデ』では規制がかけられている。"下記以外の放送作品については公式サイトの番組検索を参照。"自社制作のオリジナル番組のほか、近年はAT-Xが製作委員会に出資している作品の直前特番も制作されている。不定期に設けており、主に当チャンネルのテレビCMに出演する。
出典:wikipedia
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