相生線(あいおいせん)は、日本国有鉄道(国鉄)が運営していた鉄道路線(地方交通線)。北海道網走郡美幌町の美幌駅で石北本線から分岐し、同郡津別町の北見相生駅までを結んでいた。1980年の国鉄再建法施行により、翌年9月に第1次特定地方交通線に指定され、1985年4月1日に全線廃止となった。釧路 - 美幌間を結ぶ釧美線(せんびせん)として計画された路線で、1922年の改正鉄道敷設法別表第148号で「釧路國釧路ヨリ北見國相生ニ至ル鐵道」と規定された。国の財政事情で中断され部分開通したもので、1924年に美幌から津別まで、翌年に北見相生までが開業したが、美幌から釧路までの区間は1912年に実地測量まで完了していたものの、その後釧路までの区間の着工が放棄され、1980年に国鉄再建法が成立すると第1次特定地方交通線に指定され、1985年4月に廃止された。釧路側では1923年に北海炭礦鉄道(後の雄別炭礦鉄道)が雄別炭山まで開通させていたが、炭鉱の閉山にともない1970年に廃止された。なお、代替バスは鉄道と同じ美幌向けの路線(北見 - 美幌 - 津別 北海道北見バス)と、人の流れに沿って北見向けの路線(北見 - 津別 - 相生 津別町営バス)が運行されていたが、津別町営バス事業終了により津別 - 相生間の代替バスは廃止された。また、かつては阿寒バスが釧路 - 美幌間のバスを運行していたことがある。接続路線の事業者名は相生線廃止時。全駅北海道に所在。仮乗降場には営業キロが設定されていなかった。括弧内に実キロを記す。
出典:wikipedia
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