品井沼駅(しないぬまえき)は、宮城県宮城郡松島町幡谷字鹿渡にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。単式ホーム2面2線を持つ地上駅である。中線は使われていない。中線に面するホームは柵で仕切られている。駅舎とは跨線橋で繋がっている。南西から北東に走る線路の北西側に駅舎があり、入り口はこの方面に一か所ある。東側に出るためには駅の北にあるトンネルを潜るか、南の踏み切りを渡る。松島海岸駅管理の簡易委託駅(品井沼ステーションサービスに委託)で日中のみの駅員が配置されている。 簡易Suica改札機・POS端末設置。駅舎がある西側に古くからの小さな集落があり、近年、小学校の裏手に住宅が広がっている。以前は棚田と松島第五幼稚園があったが、宅地開発のため取り壊され、幼稚園は小学校校舎を利用している。駅前に商店、公民館、郵便局がある。駅の南300 - 400mほど行ったところに交番、元禄潜穴がある。周辺に大きな店、コンビニエンスストアなどは特にない。駅の東は水田、南は林に覆われた丘陵である。大郷町、大崎市(鹿島台町)、東松島市(鳴瀬町)の境目に位置しており、大郷町からの利用者も多い。また、近年では住宅地として品井沼駅周辺地域の田園住宅整備及び開発が進められている。当駅から南へ3キロほど向かったところにある水田が、かつて品井沼と呼ばれる吉田川の遊水池だった。元禄10年(1697年)に干拓が計画され、元禄潜穴(げんろくせんけつ)が作られる。また、明治の末には、品井沼周辺の洪水を松島湾に流すため、新たに明治潜穴を作った。現在沼はない。現在も駅より自転車で15分程度のところに元禄潜穴の入口が残されており、保存のために流木の除去等も行われている。
出典:wikipedia
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