山口朝日放送株式会社(やまぐちあさひほうそう、"Yamaguchi Asahi Broadcasting Co., Ltd.")は、山口県を放送対象地域としたテレビジョン放送事業を行っている、特定地上基幹放送事業者である。略称はyab。ANN系列。1993年10月1日に、山口県第3波の民間放送局として開局した。山口県の民間放送局では最もキー局の関与が強く、テレビ朝日と朝日新聞社の両者で39%(議決権ベース)の株式を保有する。その他、地元資本の大株主としては大手化学品メーカーのトクヤマ (11.24%)など。開局当初は九州朝日放送 (KBC) が支援しており、ANN九州ブロックネット向け番組を放送している事例が多い。開局当初から「情報回遊TV うるとらマンボウ」「るり色の砂時計」「ドォーモ」をネットしていた(「るり色の砂時計」は2012年3月の終了まで遅れネット)。その後「ドォーモ」は長期中断を経てネットを再開するも2009年3月30日から再び放送を終了するが、「うるとらマンボウ」の後番組である「アサデス。九州・山口」は同時ネットを継続、2013年春の改編で新たに「前川清の笑顔まんてんタビ好キ」の同時ネットを開始している。また、KBC制作の「スーパーベースボール」(福岡ソフトバンクホークス戦中継)を不定期に放送している。中四国のANNブロックネットでは、年1回放送の中四国4局共同制作番組で持ち回りで制作幹事局を務めることがある。もっとも、中四国のANN系列局には、定期のブロックネット番組が一部のミニ番組を除いて事実上存在せず、ニュース番組内の特集などでの素材交換は緊密に行われてはいるが、九州沖縄地区と比べると、番組編成上のつながりは希薄である。開局当初から番組の自社制作にも意欲的であり、平日夕方のワイド番組を山口で初めて開始した局でもあった。2011年に社長に就任した渡辺興二郎は元テレビ朝日報道記者で、俳優・石田純一の従兄にあたる。アナログ放送同様、先発在山局より中継局が、先発局の3分の2程度と少ないが、市町村からの援助により、県内のほぼアナログ放送では実現できなかった県内全域カバーを達成した。但し、送信所・中継局の数自体はKRYが65局・tysが52局に対し、yabは41局とそれぞれ差があり、特に出力が1W以下の中継局では設置されていないところもある(主に山間部の一部地域)。2011年7月24日停波時点先発在山放送局比べて中継局が極端に少なかった。(先発局は70局近くの中継局を設置)そのため、特に下関市内の山間部を中心に難視聴地域がある。下関中継局はKRY関門局との共用。※HD:ハイビジョンカメラ。()内は同カメラに更新された年・月を表す。企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:現在、以下のケーブルテレビで再送信されている。※HD…ハイビジョン制作 , ※4:3LB…4:3画面のレターボックス映像ローカル番組ブロックネット番組※自社でCMを差替える番組(ステブレやPTの番組は除く)のみ記載。平日の10:50 - 11:45および15:55 - 16:50にドラマの再放送枠が設定してある。ただし、報道特番などが入ると休止または枠移動となる場合がある。詳細はウェブサイトの番組表を参照。その他の番組はウェブサイトの番組表を参照。広島ホームテレビ・瀬戸内海放送・愛媛朝日テレビと共同制作・各局同時ネット民教協の番組は除く。開局以来アナウンサーの入れ替わりが激しく、中途採用を多く行っている。☆は契約アナウンサーキャスター映像に以下の修正が加えられた。映像に以下の修正が加えられた。なお、開局初期の一時期、四季のイラストを用いて、系列シンボルマークは使用されず、BGMも違っていた。yab(当時はYAB表記)では放送開始当初から意欲的に自社制作番組を制作した。開局した1993年10月から6年半に渡って放送された『5時からワイド』などがある。その後、番組をリニューアルさせて2000年4月に『とれたてテレビYAB』を開始したが、1年で打ち切られ、夕方の自社制作から撤退、土曜朝に移ることになる。その土曜朝の枠についても、2009年春の改編で消滅した。「5時から」を放送していた時代、系列各局では18時台前半に「ネットワークニュース・ステーションEYE」を放送した後にローカルニュースを放送していたが、yabの場合は「5時から」の中でローカルニュースを消化してしまった為、全国の編成と枠がひっくり返ってしまった。よって18時台の後半枠が空いてしまった為、穴埋めということでアニメ放送をしていた。1970年代の各局や、1990年代以降のテレビ東京系列や独立UHF放送局以外では珍しい編成であった。1997年に『ステーションEYE』が『スーパーJチャンネル』になったのを機に廃止され、『やじうまワイド』前座枠に移った。『とれたてテレビ』が終了した2002年4月以降夕方枠から撤退したあと、16:55 - 18:00が空いてしまった(18時台は『Jチャンネル』)ため、16:55 - 19:00で『スーパーJチャンネル』をテレビ朝日とほぼ同時に放送していた。ただし、ローカル枠のニュースは放送しなければならない為、17:36 - 17:54に17時台後半の特集コーナーをローカルニュースに差し替え、「YABスーパーJチャンネル」というタイトルで放送していたが、ラテ欄では完全に埋もれており、“▽5:36山口から”という表記だった。ただし、台風や地震の襲来により緊急的にローカル編成をしなければならないときは18:18 - 18:35の枠か、18:18 - 18:50にローカル枠を臨時で設置して対応した。2003年春に『ステーションY』(18:18 - 18:55)を立ち上げた。これにより、『Jチャン』は16:55 - 18:18の編成となり、17時台後半の特集コーナーを放送するようになった。その後2009年春、夕方枠が復活し『Jチャンやまぐち』(16:50 - 19:00) が開始。よって、全国ニュースを内包する形となったが、17時台後半の特集コーナーは再び打ち切られた。YABでは1999年以降(特に2003年から2005年にかけて)積極的に深夜にアニメを放送してきたが、2005年10月以降は放送されていない。これらの作品の中で『サイボーグ009』以外は深夜アニメであり、その点は、yab同様深夜にアニメを(割と)積極的に放送しながら、実は深夜アニメそのものよりも深夜アニメとして作られたものではないアニメを深夜に放送することが多いtysとは正反対といえる。なお、『ヤミと帽子と本の旅人』と『おくさまは女子高生』はUHFアニメであり、実は山口県の民放で唯一、UHFアニメ放送の実績があったが、KRYでも2010年4月から『クプ〜!!まめゴマ!』の放送が開始されている。2006年7月14日に、コーポレートアイデンティティ (CI) を導入。コーポレートカラーをそれまでの緑と青からオレンジに変更、社名ロゴは一般的な角ゴシック体とした上で、3レター表記を大文字から小文字に変更し、「a」と「b」の中心を目玉に見立てたデザインとなった。また、同時にマスコットキャラクタービープくんが登場、キャッチフレーズ「いいこと、みつけよう。」が制定されたが、当初積極的なアピールは行われていなかった(後述)。なお、山口のテレビ局でCIを導入している局にはテレビ山口 (tys) もあるが、yabより後で導入したものである。体が橙色の、奇抜なデザインのキャラクター。緑,黒など計6色の仲間がいる。
出典:wikipedia
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