タシギ(田鴫、学名:"Gallinago gallinago")は、チドリ目シギ科タシギ属に分類される鳥。タシギ属の模式種。北アメリカ大陸、南アメリカ大陸北部・南部、ユーラシア大陸、アフリカ中部・南部、日本ユーラシア大陸北部、北アメリカ大陸北部で繁殖し、冬季はヨーロッパ南部、アフリカ、中東、インド、東南アジア、北アメリカ大陸南部に渡り越冬する。日本では、春と秋に渡りの途中に飛来する旅鳥、もしくは本州中部以南では越冬のため飛来する冬鳥。体長は約27 cm、翼開長は約43 cm。頭部、胸部、背面は褐色に黒と白が混ざったような羽毛で覆われる。この体色は草の中では保護色になる。腹部の羽毛は白い。次列風切羽の先端部の羽毛は白い。尾羽は通常14枚。嘴は長く、直線的。雌雄同色である。日本では、水田、河川、内陸の湿地等に生息する。和名は田によくいることが由来。単独で生活するが、10頭前後の小規模な群れを形成することもある。繁殖期には、湿地、草原、湿ったツンドラなどに生息する。食性は動物食の強い雑食で昆虫類、節足動物、甲殻類、種子等を食べる。主に夜間に採餌するが、安全な場所では昼間も行動する。繁殖形態は卵生。乾いた地上に営巣し、通常4卵を産む。抱卵は雌のみが行い、抱卵日数は17-20日である。亜種は2種ある。国際自然保護連合(IUCN)により、軽度懸念(LC)の指定を受けている。日本の以下の都道府県で、以下のレッドリストの指定を受けている。日本で鳥獣保護法により狩猟鳥獣に指定されている。フランス料理では食材として用いられる。タシギは狩猟鳥に指定されており、狩猟の対象種である。大日本猟友会が発行している狩猟読本では、『骨が柔らかくその食味は正に焼鳥の王者である』の記述がある。狙撃(スナイピング、sniping)はタシギ猟からの語源と言われている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。