流山おおたかの森駅(ながれやまおおたかのもりえき)は、千葉県流山市西初石六丁目にある、首都圏新都市鉄道・東武鉄道の駅である。首都圏新都市鉄道のつくばエクスプレス(駅番号 12)と、東武鉄道の野田線(愛称「東武アーバンパークライン」、駅番号 TD 22)が乗り入れ、両路線の接続駅となっている。前述の通りオオタカが生息する森が駅周辺に広がっていることと、市内に緑が多く残されていることが駅名の由来である。計画時の仮称は「流山新市街地」であった。そのため、つくばエクスプレス開業前に発行された路線図や道路地図では、新駅が「流山新市街地」と表記されているものがある。2002年4月に流山市が行った市民アンケートを基にした公募案は「流山中央」であった。その後2003年8月23日に開かれた第2回つくばエクスプレス駅名選考会で、流山市は「流山おおたかの森」を市案として正式決定し、この駅名が実際に採用された。島式ホーム2面4線を有する高架駅である。北側から1番線(下り副本線)・2番線(下り本線)・3番線(上り本線)・4番線(上り副本線)となっており、緩急接続が実施されることがある。特にラッシュ時は、快速系統の混雑緩和のため八潮駅ではなく当駅で緩急接続することが多い(2010年時点のダイヤ)。普通・区間快速・通勤快速(2012年10月15日ダイヤ改正から)・快速のすべてが停車する。東武鉄道(伊勢崎線押上駅を含む)で最も新しい駅である。相対式ホーム2面2線の地上駅で、橋上駅舎を有する。駅業務は当初同社の直営だったが、のちに東武ステーションサービスに委託された。当駅開業後、野田線沿線から都心方面への到達時間が短縮されたことなどから野田線にも大幅な利便性向上がもたらされ、マンション建設や住宅販売なども含めた沿線の活性化が見られるが、当初東武鉄道側には当駅設置の予定がなく、流山市および都市再生機構による建設費の全額負担をもってようやく建設された。前例となった同線の新鎌ヶ谷駅と同様に、鉄道利用者の乗り換え利便性向上のための費用を乗り換え駅所在地の自治体および開発主体が拠出する形となった。発車メロディは、春日部駅と同じ曲を使用している。改札内コンコースとホームに発車標が設置されている。開業以降の1日平均乗降人員の推移は下表のとおりである(首都圏新都市鉄道は除く)。近年の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。おおたかの森とは、当駅からみて西方にあるおよそ50haの森林、通称「市野谷の森」のことであり、絶滅危惧種にかつて指定されていたオオタカが生息することから、駅名の一部に採用された。しかし、「おおたかの森」の名前を付けておきながら、バブル期前後のスプロール的開発や「一体化法」に基づくつくばエクスプレス沿線の開発(つくばエクスプレスタウン流山新市街地地区)により森は半分以上が伐採され、2005年3月現在20ha強にまで減少している。その影響のためか、プラットホームや線路内にオオタカが迷い込んでくることもある。それでも、宅地化が進んだ流山市にあって貴重な森林であることに変わりはなく、地元住民や自然保護団体は、市野谷の森を通る区間は地下方式で建設することを求めていた。結果として鉄道は高架となったものの、関係者が「保全計画」を策定し、一帯を日本初の都市保全林「県立市野谷の森公園」として整備して駅周辺の里山をある程度残していくこととなった。周辺地域は、当駅開業以前より森林、集落や小規模の新興住宅地などが点在している。2007年3月12日、駅南口に「流山おおたかの森 S・C」が開業した。2011年4月18日には西口暫定広場が供用開始され、これに伴って東武バスの一部路線の経路が4月25日から東口発着から西口発着に変更された。南口(西初石六丁目・市野谷方面)西口(西初石五丁目・市野谷方面)2007年7月1日、駅東口に複合施設「ライフガーデン流山おおたかの森」が、同年11月20日、高架下に「TXグランドアベニューおおたかの森」がそれぞれ開業した。この二つはペデストリアンデッキで連絡している。東口(東初石六丁目・十太夫方面)北口(東初石五丁目方面)東口・西口ともに東武バス(路線により東武バスイースト・東武バスセントラル運行が分かれている)・京成バスの流山市街地・柏市(主に柏の葉)方面行、「流山ぐりーんバス」(運行は東武バスイースト・京成バスが路線ごとに担当)の西初石・流山おおたかの森高校・南柏駅方面行が発着する。東口からは深夜急行バス「ミッドナイトアロー アーバンパークライン野田」も発着する。4番バス停は、2015年3月まで京成バスの流01系統が利用していたが、東口発に変更のため現在は欠番。有楽町駅・上野駅発我孫子駅行の深夜急行バス「ミッドナイトアロー柏・我孫子号」(東武バスイースト)は流山おおたかの森駅入口で降車扱いを行う。(乗車は不可)
出典:wikipedia
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