田村 亮（たむら りょう、本名；田村 幸照<たむら ゆきてる>、1946年5月24日 - ）は、日本の俳優。本名、田村 幸照（たむら ゆきてる）。京都府京都市右京区出身。所属事務所はYST（ワイ・エス・ティ）。業務提携先はパーフィットプロダクション。阪東妻三郎の四男。成城学園高校、成城大学経済学部卒業。小学校1年生で父を亡くす。兄弟には俳優の田村高廣（長男）、同じく俳優・田村正和（三男）がおり、田村三兄弟それぞれで息長く活躍してきた（マネージャーを務めた次男・田村俊磨を含めて田村四兄弟とする場合もある）。異母弟に俳優の水上保広。ひとり息子は俳優の田村幸士。1966年、映画『暴れ豪右衛門』にて映画デビュー。『暴れん坊将軍』では2代目・大岡忠相を演じるなど、時代劇で活躍。兄らとは異なり、いわゆる「2時間ドラマ」に多くキャスティングされており、1986年頃からは山村美紗原作番組にほぼ毎年出演している（2000年からは『狩矢父娘シリーズ』にて狩矢警部役で出演）。日本テレビ系列が80年代中盤以降、恒例としていた年末時代劇スペシャルで兄の正和が主演した「勝海舟 (1990年のテレビドラマ)」では当初山岡鉄舟役としてキャスティングされ兄弟共演が決まっていた。だが正和が体調不良で途中降板。このため正和の代役として勝海舟を演じた。（山岡役は勝野洋に交替）幕末の動乱期に咸臨丸での渡米や弟子坂本龍馬との交流。幕政の混乱で罷免と抜擢とを繰り返した前半の青年期と晩年期に徳川慶喜の復権に尽力するエピローグを兄の正和が演じ、大政奉還、江戸無血開城を経て明治維新後の新政府参加、旧幕臣への生活援助、西南戦争で逆賊となった西郷隆盛の名誉回復に尽力するといった壮年期～老年期を弟の亮が演じるという異例のW主演となった。ロンドンブーツ1号2号の田村亮とは同姓同名であるが、実際に自宅も近く、面識がある（本人宛の小包が誤ってロンブー田村宅に届いてしまい、田村の妻とはその際に対面した）。また、田村が女性との交際を週刊誌で報じられた際には恩師から本人のことと勘違いして電話をかけてきたというエピソードもある。

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