保谷駅(ほうやえき)は、東京都西東京市東町三丁目にある、西武鉄道池袋線の駅である。駅番号はSI12。駅長室の所在地は西東京市だが、ホーム東側3分の1程は練馬区にも跨る。上下方向別単式ホーム2面3線と橋上駅舎を有する地上駅。所沢寄りに保谷電留線があり、池袋駅との間の各駅停車の多くは当駅を始発・終着としている。また、地下鉄直通列車も一部が当駅で折り返す。保谷乗務所が設置されており、当駅を停車する多くの列車で乗務員の交替が行われる。ホームと橋上駅舎との間には、各ホームにそれぞれエレベーターが1基とエスカレーターが上下2基設置されている。なお3番ホームの幅員が1番・2番ホームよりも狭いことから、3番ホームからの上りエスカレーターはおよそ1人分の幅しかない規格のものが使用されている。橋上駅舎には改札内コンコースに多機能トイレがあり、改札外は南北自由通路となっている。北口側は地上との間にエレベーターと上りエスカレーターが1基ずつ、南口側はペデストリアンデッキに接続しているほか、エレベーターと上りエスカレーターが1基ずつ設置されている。実際には2番ホームの方面表記は未記載である。2番ホームの用途は概ね次の3通りである。所沢寄りに保谷電留線がある。留置線への出入庫は、2番または3番ホームを通して行なわれる。両ホームともに、池袋方、所沢方の両方に出発信号機を備えており、構造上は3番ホームから下り列車を出発させることも可能である。10両編成対応の留置線が4本あり、このうち3本が夜間に翌朝の始発列車へ備えて車両が留置されている。なお上り初電車は朝4時29分発で、これは関東地方の私鉄の中で最も早い時刻である。事故などでダイヤが乱れて運転整理を行っている時に、地下鉄線からの列車が当駅で運転を打ち切り、留置線に入線して折り返すことがある。その際に、通常当駅を通過する地下鉄直通快速が当駅に臨時停車する場合がある。ただし、運転整理はもっぱら石神井公園駅、所沢駅、小手指駅などで行うことが多い。かつては島式ホーム1面2線のみであったが、東京メトロ副都心線を介した東急東横線方面への直通運転に伴い、北側に3番ホームを増設する改良工事が行われた。事業計画は2008年度の設備投資計画の中で発表され、ホームの混雑緩和、下り当駅終着列車が下り本線を塞ぐことによる後続列車への支障や保谷電留線への出入庫による上り線への障害の緩和、それによる速達性・定時運転の確保と踏切部における渋滞緩和を見込んだものであった。2010年3月21日、初電から新上りホームとして3番ホームを供用開始し、旧上りホームの2番ホームは一時的に使用停止とした。その後、下りホームを所沢寄りにずらして停止位置目標を50メートル移動させ、新2番ホームの線路と本線との渡り線(池袋側)が設けられた後、2011年7月17日の2番ホームの使用再開をもって駅改良工事は完成した。2015年度の1日平均乗降人員は60,058人であり、西武鉄道全92駅中14位。近年の1日平均の乗降人員と乗車人員の推移は下表の通り。出店店舗の詳細は西武プロパティーズ公式サイト「保谷駅の店舗情報」を参照。再開発は一段落しているが、駅前に駐車場や畑が多く残り今後の開発の余地がある。事業体の一つである日本綜合地所が経営破綻した影響で一時中断していたが、2012年3月に再開発が完了した。ロータリーやペデストリアンデッキを備えた交通広場が整備された。特記以外、西武バス上石神井営業所が運行。2006年10月から2012年3月3日まで、南口再開発事業に伴い、「保谷駅」停留所1 - 3番のりばが通称・かえで通り上に移動していた。2012年3月4日の南口ロータリー供用開始により「保谷駅」バス停留所はロータリーに移転の上「保谷駅南口」に改称した(関東バスは同年2月15日に改称のみ先行実施)。保谷駅南口停留所保谷駅入口停留所 - 駅南口南方。乗車は旧早稲田通り上、降車は駐輪場前。この他、保谷街道沿い三菱東京UFJ銀行前にみどりバス保谷ルートおよび池袋駅東口発小手指駅・清瀬駅入口行深夜急行バス(西武バス練馬営業所が運行)の降車場がある。保谷駅北口停留所(カッコ内の数字は停留所の数字・大かっこは最寄りの施設)(0)保谷駅北口(始発・終点)⇒(1)あらやしき公園北⇒(2)下保谷4丁目⇒(3)南宮ノ脇⇒(4)北宮ノ脇⇒(5)北町5丁目⇒(6)北荒屋敷⇒(7)変電所東<東京電力武蔵野変電所>⇒(8)北町4丁目住宅⇒新座市内通過⇒(9)上後<新座市野寺>⇒(10)青嵐台<西東京市立青嵐中学校>⇒(11)上前⇒(12)下保谷2丁目住宅北⇒(13)下保谷2丁目住宅西⇒(14)ポケットパーク⇒(15)東松ノ木⇒(2)下保谷4丁目⇒(1)あらやしき公園北⇒(0)保谷駅北口当駅から三鷹駅を経て京王線調布駅方面へライトレールを通す構想が存在するが、2012年時点では凍結状態となっている。
出典:wikipedia
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