南宮崎駅(みなみみやざきえき)は、宮崎県宮崎市東大淀二丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。宮崎県の鉄道交通の要衝となる駅である。日豊本線を所属線とし、当駅を起点とする日南線を加えた2路線が乗り入れている。日南線の下り列車の大半と上り列車の一部は日豊本線宮崎駅発着で運行され、1往復のみはさらに佐土原駅まで乗り入れる。このほか、日南線田吉駅を起点とする宮崎空港線の全列車が当駅まで乗り入れる。宮崎空港線の列車は大半が延岡駅・大分駅方面に直通している(一部当駅または宮崎駅発着の列車もある)。全列車が停車し、特急「にちりん」「ひゅうが」のうち朝・夜間の列車は当駅発着で運行される。島式ホーム2面4線と車両留置用側線7本を有する地上駅で、鉄筋コンクリート2階建ての橋上駅舎を有する。1階は食堂・トイレ、2階が改札口・売店となっており、ホームとは跨線橋とエレベーターで連絡する。宮崎総合鉄道事業部の傘下で駅長配置駅である。ただしJR九州本体社員が行うのは輸送業務に限り、営業上はJR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、みどりの窓口が設置されている。IC乗車カード「SUGOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)で、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAはみどりの窓口や自動券売機(無記名式のみ)で購入できる。タッチパネル式のICカード対応自動券売機が設置されており、SUGOCAポイントのチャージやICカードでの特急券の購入などが行える。また、改札内にもICカードチャージ機が設置されている。主要駅かつ都城・鹿児島中央方面の「きりしま」と延岡・大分方面の「にちりん」などの特急同士の乗換駅でもあるが、改札内・ホームに売店は無い。鹿児島方面は1・2番線に、青島・宮崎空港方面は3・4番線に発着する。延岡方面はいずれの番線からも発着する。駅構内には宮崎車両センターがあり、当駅の車両留置用側線を用いて鉄道車両の滞泊・整備や列車の組成などを行っている。2014年2月には駅舎の改装とバリアフリー化が完了した。1・2番線ホームと比較して幅が狭くなっていた3・4番線のホームが拡幅され、踊り場にあったトイレは1階へ移動、2階部分の改札口と1階のホームなどを結ぶエレベーター(3基)が新設された。宮崎駅弁当が調製・販売する。炊き込みご飯の上に椎茸・そぼろ・錦糸卵を乗せた「椎茸めし」が有名。2014年度の1日平均乗車人員は1,939人である。宮崎県内では宮崎駅に次いで2番目に多い。大淀川の南側に位置し、周辺は宮崎市の中心市街地の南端部にあたる。駅前には宮崎交通の南宮崎駅前バス停があるが、2013年9月現在、ここを終着とする便は多数設定されているものの、ここから発車するのは平日で1日1本(学休日運休)・土曜で1日2本(学休日1本)のみである。その他、博多駅筑紫口への「サンマリンライナー」と「みとシティライナー」の共同バス停が設けられている。駅から300mほど離れた場所にある宮交シティにバスターミナル(宮交シティバスセンター)が設けられており、そこから宮崎市内・宮崎県内外各地への路線バス・高速バスが多数運行されている。宮交シティと宮崎空港を結ぶバスは並行する列車より便数がはるかに多い。
出典:wikipedia
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