ハリセン(張り扇)は、ドタバタ喜劇やドツキ漫才などで用いられる小道具のひとつ。チャンバラトリオの南方英二が考案した。「張り倒すための扇子」を略して「張り扇」と称する。紙を蛇腹状に折ったうえで、一方にガムテープ等を巻いて握りを作り反対側は扇子状に開く。使い方は握りの部分を持ち、扇子状の部分で扇子を畳む方向で他人の頭や顔などを叩く。大きな音を発するものがよいハリセンとされる。叩いたときに意外に大きな音を発し、叩かれた人が大げさに反応することもあるため非常に痛そうに見えるが、実際のハリセンの威力は材料となる紙の硬さや重さに比例するため、全力で振らなければ実際はそれほど痛くはない。また、ハリセンの威力の大きさを表現する方法として巨大なハリセンが用いられることもあるが、大きさよりも上述の要素のほうが強く影響する。1963年結成のお笑いグループ・チャンバラトリオがコントで用いて「大阪名物ハリセンチョップ」と称したことは良く知られる。前述のチャンバラトリオなどによりテレビのお笑い番組で著名になったことから、大阪または関西のお笑い文化を象徴するものとしてグッズやキャラクター名などにしばしば取り入れられる。
出典:wikipedia
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