北一已駅(きたいちやんえき)は、北海道(空知総合振興局)深川市一已町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)留萌本線の駅である。電報略号はキイ。一部の普通列車(朝一番の増毛行きと夜の深川行き)は通過する。単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の西側(増毛方面に向かって左手側、旧1番線)に存在する。転轍機を持たない棒線駅となっている。かつては相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な交換駅であった。当時は互いのホームは駅舎側ホーム北側と対向側ホーム南側を結んだ構内踏切で連絡した。駅舎側(西側)が下りの1番線、対向側ホームが上りの2番線となっていた。交換設備運用廃止後は1993年(平成5年)3月までに線路は撤去されたが、ホーム前後の線路は転轍機の名残で湾曲していた。無人駅となっている。駅舎は構内の西側に位置しホーム中央部分に接している。開業当初からの建物と思われる有人駅時代からの駅舎が残っている。木造平屋の建物で、下見板張りの外壁は劣化で黒ずんでおり、使用されていない事務室部分などの開口部は板で閉鎖されている。駅舎横に、トイレ有り。。かつて存在した上りホーム(2番線)には長さ70mの花壇があり、コンクールで表彰されたこともあったという。駅前には枝振りの大きな櫟の木が植えられている。当駅の所在する地名より。地名は、アイヌ語の「イ・チャン」(ホリ)に由来する。鮭や鱒が瀬につき、川底に産卵する場所の意味である。元は石狩川の中にあった地名で、当駅はその北方に位置することから「北」を冠する。尚、「已」の字は、「已然形」の「已」であり、干支の巳年の「巳」や、おのれの「己」とは異字である。難読駅の一つとされる。開業時は旧・雨竜郡一已村に存在した(1963年(昭和38年)に合併により深川市となる)。深川市の郊外に位置する。日本の水田の北限とされている水田地帯の真ん中にあり、農耕地の中に農家が点在している。
出典:wikipedia
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