世界柔道選手権大会(せかいじゅうどうせんしゅけんたいかい "World Judo Championships")は、柔道の世界選手権大会である。通称“世界柔道”。国際柔道連盟(IJF)が主催する。文字通り、柔道の世界一を決定する大会である。かねてよりこの大会の権威は五輪などと同格で、現在でもIJFワールド柔道ツアーで最高峰に位置付けられている。男子は1956年から、女子は1980年から開催されており、1987年からは男女とも同一大会で開催されている。オリンピックでは実施されない無差別も同時に行われる。2008年には階級別とは別に無差別のみの世界選手権が開催されて、そこでは初めて報奨金も贈られることになった。無差別の世界選手権の場合は、参加各国とも4名まで選手を出場させることが出来る。しかし2011年以降、無差別の大会は開催されなくなった。2007年までは原則2年に一度であったが、2008年以降は毎年開催されている(但し2012年以降の夏季オリンピック開催年は非開催)。2010年から各国とも男女各階級で2名(総計14名)の代表を選出できたが、2013年からは男女ともに代表が最大で9名までに制限された。優勝者には6000ドル、2位には4000ドル、3位には2000ドルが授与される。2014年の世界選手権からは、メダリストの他にそのコーチにも賞金が支給されることになった。そのため、メダリストの賞金は従来より2割減となった(優勝者に4800ドル、そのコーチに1200ドル、2位に3200ドル、そのコーチに800ドル、3位に1600ドル、そのコーチに400ドル)。また、この大会では日本が史上最多となる金メダル10個を獲得した。階級は無差別がある他はオリンピック柔道競技と同じである。大阪大会とカイロ大会では大会最終日の翌日にエキシビションとして国別団体戦が行われたが、これは世界選手権には含まれないため、出場選手はベストメンバーでは必ずしもなかった。
出典:wikipedia
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