ポーカー(poker)は、トランプを使って行うゲームのジャンルである。コントラクトブリッジ、ジン・ラミーと並ぶ世界三大カードゲームの一つで、心理戦を特徴とする。主にアメリカでプレイされているゲームで、ギャンブルとして行われる事が多い。プレイヤー達は5枚の札でハンド(役、手役)を作って役の強さを競う。ポーカーは、ハンドの強さを競うゲームである。相手をフォールドさせれば(ゲームから降りさせれば)、ハンドの強さに関わらず勝つことが出来ることから、ブラフ(ハッタリ。ベットすることによって弱い手を強く見せて相手をフォールドさせようとすること)に代表される心理戦の占める割合の高いゲームであるとされる。勝ち負けの数にはあまり意味が無く、勝ったときのチップを大きくし、負けたときの損失を最小にするための総合的な戦術がより重要である。また、他のプレイヤー達の仕種、表情、賭けたチップの枚数等から他のプレイヤー達のハンドの強さを予想し、自分の賭けるチップの枚数を決める。このゲームでは相手を惑わす為に、わざと驚いて見せたり、嘘をついたりする事が認められているが、実際のゲームにおいて相手の表情などを読んで自分のアクションの判断材料にする場面は、巷間で信じられているほどには多くない。一説によれば「一晩中悪いカードが配り続けられても生き残ることができる唯一のゲーム」である(要出典)。以下ではほとんどのポーカーに共通するルールを説明する。使用するものは、トランプ一組52枚、ポーカーチップ。通常はジョーカーは使わない(ワイルドポーカーの項を参照)。ストレート(およびストレートフラッシュ)では、AはKとも2ともつなげる事が出来る。すなわちA-2-3-4-5も10-J-Q-K-Aもストレートとみなされる。しかしQ-K-A-2-3のようにK-A-2を含むものはストレートとはみなされない。また、A-2-3-4-5のストレート(別名でwheelやbicycleという場合もある)はAが入っているが、2-3-4-5-6のストレートよりも強いわけではない。wheelはストレートの中で最も弱い、5ハイストレートである。ただし、例外的にパイガオポーカーというゲームでは、A-2-3-4-5は10-J-Q-K-Aの次に強いストレートとされる。二人のプレイヤーが同一の役を作った場合、以下のようにしてハンドの強弱を決める。カードの強さは、A>K>Q>J>10>...>2となる。引き分けになった場合は、賭けられたチップを引き分けて同着一位になったプレイヤー達で等分する。ただし、そのときに利用されているチップ単位で割れない端数が存在する場合は、当該端数については、最初にアクションを起こすべき人間(これを「ポジションの悪い人」と表現する)に与えられるというルールが一般的である。通常はカードのスートは考慮に入れず、ランクのみを比較するが、日本国内で古くからある解説書などにおいては、スートを比較すると記述されているものもある。また中華圏のスタッドポーカーでもスートまで比較するのが普通である(♠>♡>♣>♢の順が普通)。欧米でもカジノ以外ではスートを比較することもあるが、その強弱の順序は統一されていない。勝敗の判断ではなく、(スタッドゲーム等で)アクションを行う順番を決定する場合等では、スートの強弱(♠>♡>♢>♣の順)までを比較する。カジノでは、カジノ側に雇われた専属のディーラーが各ポーカーテーブルに一人ずついて、このディーラーが全てのゲームでカードを配る。カジノ以外では、プレイヤーの一人がディーラーを兼ねることが多い。どのプレイヤーがディーラーになるのかに関して決まったルールは無いが、通常は次の3通りのいずれかの方法でディーラーを決める。どのルールでディーラーを決めるのかは、プレイヤー間で事前に話し合って決める。またフロップ(コミュニティカード)・ポーカーでは、カードを配り始める基準、及び強制ベットを行わせる基準として「DEALER」と記されたプレートをゲーム毎に時計回りで動かして使用することが多い(このプレートのことを「ディーラー・ボタン」と称する)。チップの種類と、その価値はプレーヤーの間で任意に決めれば良く特にルールはないが、複数の価値のチップを用意することが便利である。海外カジノにおいては、白=1、赤=5、緑色=25、黒色=100という単位である場合が多いので、この色と価値を援用する場合も多い。ポーカーではテーブルの中央付近を、賭けたチップを置く場所として使う。このチップを置く場所をポットと呼ぶ。プレイヤー達は、ポットの中で自分に近い場所に、他のプレイヤーが賭けたチップと区別がつくように、賭けたチップを置く。各ディールの最後に、そのディールの勝者が受け取る時を除いて、プレイヤー達は一度賭けたチップを再び手もとに戻す事はできない。プレイに参加する全員が、毎回ゲームが始まる前に一定の額を払わなければいけない参加費のことをアンティと呼ぶ。アンティが必要かどうかは、あらかじめゲームによって決められている。スタッドゲームでは、アンティを払うように設定されているのが一般的であるが、それ以外のゲームでは必ずしも必要とは限らない。支払われたアンティはポットに集められ(アンティをコミッションとして徴収されてしまい、ポットに入らないハウスもある)、それ以降の掛け金と合わせて勝者が獲得する。ポーカーではゲーム中、何度かベット(賭け)をする為の期間がある。その各々の期間をベッティング・インターバル(あるいはベットラウンド)と呼ぶ。各ベッティング・インターバルは次のように行う。ベッティング・インターバルはいずれかのプレイヤー(フロップゲームではディーラーボタンの左隣りのプレイヤー)から開始し、時計周りに行われる。ポーカーでは、プレイヤーはゲーム中の任意の時にゲームから降りる(フォールドする、あるいはダウン、ドロップするとも表現する)事ができる。フォールドしたプレイヤーはそのディールで負けたものとみなされる。ディールに参加しているプレイヤーで、まだフォールドしていないプレイヤーの事をアクティブ・プレイヤーと呼ぶ。以後そのディールはアクティブ・プレイヤーのみで行われる。フォールドの際そのディールで賭けたチップを取り戻す事はできない。フォールドしたプレイヤーがそのディールで賭けたチップはそのまま残しておき、ディールの最後にそのディールの勝者がそのチップを得る。例:25点をベットした後に相手からレイズが入った結果降りた場合、最初のベットである25点分のチップはポットに入る。各ベッティング・インターバルはオープニングベット以前と以後とに分かれる。オープニングベット以前では、各アクティブ・プレイヤーは自分の番が回ってきたら次のいずれかの行動を取る。チェックとはその回のベットをパスする事である。チェックをするプレイヤーは「チェック」と宣言する代わりにテーブルを軽く2・3回叩いても、チェックの意思を表す事ができる。オープニングベットとは、ポットにチップを賭ける事である。全員がチェックした場合、ゲームは次のステップに進む。オープニングベットが行われた後では、各アクティブ・プレイヤーは自分の番が回ってきたら次のいずれかの行動を取る。アクティブ・プレイヤーは、自分の番が回ってきたら前のプレイヤーと同額もしくはそれ以上の金額をかけるかフォールドするかしなければならない。前のプレイヤーと同額のチップを賭ける事をコールと呼び、賭ける金額を吊り上げる事をレイズと呼ぶ。ベッティング・インターバルは、全てのアクティブ・プレイヤーがチェックするか、あるいは、全てのアクティブ・プレイヤーの出したチップの額が同額になるまで続けられる。フロップ(コミュニティカード)・ポーカーでは、上記のアンティを徴収しない形でプレイを行うことが多いが、これでは勝負にならない手を全て降りるという選択が用意されてしまうため、先述のディーラー・ボタンが置かれたプレイヤーから時計回りに2名が、それぞれ1ユニット、2ユニットのチップを強制的に(カードを配る前に)賭けさせられるという決まりが存在する。このときのベットを、「ブラインド・ベット」と言う。ただし、ブラインド・ベットがあったからといって、アンティがかならず存在しないということはなく、アンティとブラインド・ベットを併用した形のゲームも可能であり、存在する。ゲームが青天井にならないように、ベットおよびレイズが出来る額に制限を設定しておく種類のゲームを、リミットゲームと呼ぶ。逆に上限額を全く設定しないで、無制限に行えるゲームをノー・リミットゲームと呼ぶ("NL
出典:wikipedia
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