テクモ株式会社(英称:"Tecmo,Ltd.")は、かつて存在したコンピュータゲームソフト会社。コーエーテクモホールディングス傘下だった。家庭用ゲームソフト、業務用ソフトの開発に加え、近年ではオンラインゲーム、モバイルコンテンツの開発に注力していた。2010年3月設立の新会社の旧社名はテーカン。かつてはアミューズメント施設の運営事業も行っていた。下記では家庭用ソフトで販売本数の多いソフトを記す。また、テクモ社長が兼任して作られた子会社の『サリオ』ブランドで、セガ・マークIII時代のセガの唯一のサードパーティとして「アルゴスの十字剣」「ソロモンの鍵」を発売した。2006年1月、みずほコーポレート銀行出身の安田善巳が社長に就任した。しかし安田の在任中に、前任社長中村純司による退職金訴訟、プロデューサー板垣伴信への元女性社員によるセクハラ訴訟、板垣による成功報奨金未払い訴訟、労働組合による従業員への未払い残業代訴訟など、テクモに対する訴訟が頻発することになる。そのさなかの2008年8月31日に一身上の都合により社長の安田が辞任する。後任の社長には創業者の柿原彬人の次男である柿原康晴が就任した。だが康晴の本職は外科医だった。これらの一連の問題は、社外からは経営不安として印象づけられてしまう。2008年8月29日、スクウェア・エニックスが、1株あたり920円でテクモ株の株式公開買い付けの提案を行う。しかしスクウェア・エニックスが発表した買い付け価格は、直前の6月23日に行った自社株買い価格1,091円すら下回っていた。テクモ取締役会は、9月4日に株式公開買い付けへの非賛同表明を行う。そして創業者同士の親交が深かったコーエーとの合併を選択する。2009年1月26日、康晴は再び会長専任となり、社長にはみずほ証券出身の阪口一芳が就任した。2009年4月1日、コーエーとの持株会社である「コーエーテクモホールディングス」を設立した。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。