藤崎線(ふじさきせん)は、熊本県熊本市北区の北熊本駅から同市中央区の藤崎宮前駅までを結ぶ熊本電気鉄道の鉄道路線である。菊池線の御代志駅方面との列車はすべて藤崎宮前駅発着で、運転系統上は菊池線の一部のようになっている。なお、藤崎宮前 - 黒髪町間には軌道法準拠(路面電車)で建設された名残として、併用軌道が存在する。全て普通列車での運行で、朝と平日夕に入出庫を兼ねた北熊本 - 藤崎宮前間の線内区間列車がある(朝6時台の北熊本始発藤崎宮前と8時台の藤崎宮前発北熊本行きは休日運休、7時台の北熊本始発藤崎宮前行き2本は休日のみ運転、19時台の藤崎宮前発北熊本行きは土休日運休)が、ほかはすべて菊池線に直通する御代志 - 藤崎宮前間の列車である。基本的なダイヤは菊池線御代志間 - 北熊本間と同一で、混雑時15分間隔、閑散時30分間隔で運転される。終点駅となる藤崎宮前駅が藤崎八幡宮への最寄駅のため、毎年9月に開催される藤崎八旛宮秋季例大祭開催時は神幸行列(随兵行列)が行われる最終日(5日目)が最も混雑する。このため当日は早朝5時台に臨時列車が設定され以後は終日平日ダイヤでの運行となる。また、大晦日と元旦も藤崎八幡宮への初詣参拝客で混雑するため臨時ダイヤとなり、大晦日は定期列車の運行終了後の深夜23時頃から元旦3時頃まで御代志 - 藤崎宮前間でおおむね1時間に1本の間隔で臨時列車が運行され、北熊本 - 藤崎宮前では臨時列車運行の前後に合わせて送り込みのための回送列車も運行される。そのほか元旦当日は朝8時台から18時台までの運行に短縮され、それ以外の時間帯は電鉄バスによる代行輸送となる。なお、正式な起点は北熊本駅だが、列車運行および旅客案内では藤崎宮前駅から北熊本駅へ向かう列車が下り、逆方向が上りとなっている。全駅が熊本県熊本市に所在。線内での列車交換はできない。1954年(昭和29年)6月廃止、熊本市交通局に譲渡。 1949年(昭和24年)4月に現在の路線(北熊本駅経由)に切り替わり、旧・鉄道線の一部区間は廃止した。
出典:wikipedia
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