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ウルトラマン80

『ウルトラマン80』(ウルトラマンエイティ)は、1980年(昭和55年)4月2日から1981年(昭和56年)3月25日までTBS系列で毎週水曜19:00 - 19:30(JST)に全50話が放送されたTBS・円谷プロダクション製作の特撮テレビ番組、また、その劇中に登場するヒーローの名。ウルトラシリーズ通算第9作目であり、第3期ウルトラシリーズの2作目にあたる。激しかった怪獣との戦いが過去のものとなり、地球には平和が続いていた。そんなある日、桜ヶ岡中学校に新人教師が新しく赴任してきた。「一所懸命」をモットーとする彼は早速、1年E組を受け持つことになったが、5年ぶりとなる怪獣復活を確信して個人的に調査を続けていた。猛こそ、M78星雲から秘密裏に地球に派遣されていたウルトラマンの仮の姿だった。人間の負の感情・マイナスエネルギーが怪獣を生み出すということに気付き、それを根本から断つために教鞭を取っていたのである。5年ぶりに出現した怪獣クレッセントを倒した後、猛は地球防衛軍の極東エリア・のオオヤマ一樹キャップからのスカウトを受け、UGMに入隊。UGM隊員と教師という2つの職業とウルトラマンをかけもちしつつ、怪獣と戦っていくことになる。1975年、『ウルトラマンレオ』の放送終了をもってウルトラシリーズは一時中断していた。しかし、1979年、シリーズ初のアニメーション作品となる『ザ☆ウルトラマン』で再開され、その成功を受けて本作が製作された。実写作品としては5年ぶりで、80という名は「1980年代の新たなウルトラマン」を由来とする。「新しいウルトラマン」としての新機軸として、主人公が中学校の教師となり学校が日常の舞台とされた。企画書では児童の殺人や自殺といった暗い世相に言及し、「“生命の尊さ”、“愛の美しさ”、“勇気の誇らしさ”を啓蒙し、“ウルトラ文化”と呼ばれる子供文化を作り上げていきたい」とし、その手段として「ウルトラマン=先生というドラマ設定とした」と記されている。こうして、当時の子供たちを取り巻く不穏な世相を象徴する形で、「地球人の憎しみ、悲しみなどの邪悪な心(マイナスエネルギー)が怪獣を生み出す」という設定を導入し、ウルトラマン80は怪獣と直接戦うだけではなく、「怪獣を生み出す人間の邪悪な心を正すため、教師として子供たちの教育に取り組む」というドラマ作りが行われた。主人公が学校教師である点は、当時流行した同局のテレビドラマ『3年B組金八先生』や日本テレビ系列のテレビドラマ『熱中時代』などと共通しているが、このコンセプトは『ウルトラマンレオ』終了時にはすでに存在していた。湯浅監督は、賛否両論のあるこの「主人公を単に防衛チームの隊員ではなく、教師にした」という設定は、安易に当時の「先生物」のブームに便乗したわけではなく、プロデューサーの「なぜいま、ウルトラマンを作らなければならないか」という問いかけに応じたものであり、「万能」のウルトラマンに「先生」という肩書を加え、「昼間、授業中に怪獣が出たらどうするのか」といった葛藤から生まれるドラマに主眼を置いたものだったとしている。本作の企画は、TBSの赤坂の寮で週に1回会議が行われて進められた。テーマは「いま、ウルトラマンを復活させる意義は何か」というもので、円谷プロ側は「従来のスタイルでやりたい」と希望した。これに対し、TBS側でも「安全策をとるべきである」という意見もあったものの、「80年代のウルトラマンが以前のものと同じでいいはずがない」というプロデューサーの権限により、「教師設定」が導入された。そして、TBS側によって湯浅監督や平野靖司、土筆勉ら円谷プロ系でない外部の新しい監督や脚本家が集められ、「新しいウルトラマンをどうするか」との論議は放映開始後も熱く戦わされた。本編監督には、大映で昭和期の「ガメラシリーズ」全作を担当し、大映倒産後は『刑事犬カール』(東京映画、1977年)などのTBS系のテレビドラマを多く手がけた湯浅憲明がメインに迎えられた。湯浅は本作に携わる前に、大場久美子主演版のテレビドラマ『コメットさん(第2期)』(制作した国際放映と、当時の円谷プロは共に東宝系列の会社であった)で、ウルトラマンタロウやウルトラマンレオがゲスト出演するエピソードを局と組んで監督している。そのほか、松竹出身の広瀬襄や、大映テレビの作品を数多く手がけている合月勇が演出陣に加わっている。学園ドラマの設定を導入したことは、生徒が学園生活で出会う問題と怪獣の発生を絡めた佳作を複数送り出した。しかし、放映時間30分ではいじめや不登校、異性交遊などの当時の教育問題と怪獣を並立して描くことに限度があるうえ、当時実在していた学校施設を借りてのロケ撮影の日程(主に日曜日)を組むことが制作スケジュール上の制限となっていった。やがて、「学園物」設定を主張していた橋本プロデューサーが放映途中でラジオ部に異動。これを受け、TBS編成局は「やはり昔のスタイルでいこう」と円谷プロ側に伝えてきた。こうして、第13話以降は「学園物」の設定とともに矢的猛の「学校教師」としての設定は切り捨てられ、UGMを舞台として隊員たちの活動を描く従来のウルトラシリーズのドラマに路線変更された。設定上、第13話以降も矢的猛は教師を続けていたのかについては劇中で語られておらず、湯浅監督は後年に「ウルトラマンの力に対する制限は、結局、円谷プロ側が許さなかった」、「中途半端になって、後悔の多い作品になった」と述懐している。設定変更後は、初期ウルトラシリーズを彷彿とさせるシリアスなSFドラマが志向されたが、視聴率は設定変更前より下がったうえ、物語の路線は第31話で再変更され、「毎回子どものゲストが登場して怪獣と絡む」というコミカルでファンタスティックな作劇に変化している。それと同時に、番組の構成も番組タイトルからアバンタイトルを挟んでオープニングへ移る形式に変化している。また、第43話からウルトラシリーズ初の女性戦士のユリアンが登場し、80とユリアンの2人を中心に据えた作劇がなされた。変身後の姿は第49話・第50話のみでしか見せていない。監督の満田かずほが当初、書き込んでいた最終回の草案にはユリアンは登場せず、前後編で構成されていた。しかし、放送枠が特別番組で押されて足りなくなり、実際の最終回(第50話)での80の登場は、過去の怪獣との戦闘場面を流用したダイジェスト的な場面が大半となった。このようにストーリー全体が4つのパートに分けて考えられることから、第1話 - 第12話を「学園編」、第13話 - 第30話を「UGM編」、第31話 - 第42話を「少年ドラマ編」、第43話 - 第50話を「ユリアン編」などと呼称する文献もある。ただし、この呼称は公式のものではなく、第43話以降も「少年ドラマ編」と作劇イメージは同一であるため、「ユリアン編」は「少年ドラマ編」の後半部とも言える。第31話以降でも、比較的SF色の強い話やシリアスな話も存在した(第32話、第35話、第49話など)。当初、80は「苦しい戦いと人間たちとのふれあいを経てウルトラ兄弟の仲間入りを果たす」と設定されており、番組宣伝ポスターにもゾフィーからレオまでのウルトラ兄弟が掲載されており、過去の作品とのつながりが明示されたが、後半のウルトラの父を除き、歴代ウルトラマンの客演はなかった。初代ウルトラマンやウルトラセブンは、過去作品の映像の流用で登場している。こうした数々のテコ入れも功を奏することはなく、平均視聴率は10.0%(ビデオリサーチ関東地区調べ)と低迷し、『レオ』のそれ (10.9%) をさらに下回る結果となった。TBS側の意向を取り入れて失敗に終わったことに不満を抱いた当時の円谷プロ社長の円谷皐がTBSへ抗議したことで当時の編成局長と対立し、円谷プロの幹部はTBS役員室への出入りが禁じられるまでに至った(もっとも、TBS側の意向を取り入れた序盤より、当初は円谷プロ側の希望でもあった「教師設定」削除後の方が視聴率は低かった)。これにより、TBSとの共同制作によるゴールデンタイム枠のウルトラシリーズは本作で終了した。国内テレビ番組としての「ウルトラシリーズ」は、1996年に『ウルトラマンティガ』(毎日放送)が製作されるまで15年半に渡って休止することとなったうえ、1966年制作の『ウルトラQ』から本作まで連続してきた物語は、25年後(2006年)の『ウルトラマンメビウス』(中部日本放送)で再開するまで待たされることとなる。アメリカの特撮映画『スター・ウォーズ』(1977年)や『未知との遭遇』(同年)は、世界的なSFブームを呼び、日本の特撮界にも大きな影響を与えた。円谷プロが翌年に製作した『スターウルフ』ではミニチュアの表面処理や演出に影響が見られる。続く本作も同様で、第6話のUFO出現シーンも、特技監督の高野宏一によれば、わざと『未知との遭遇』そっくりに撮影しているという。高野はこういったカットについて、『スターウルフ』での特撮と併せて「アメリカほど金をかけなくともTVでこれくらいの画は撮れる」との円谷プロ特撮スタッフの「自信の現れで一種の挑戦」だと語っている。特撮班の撮影日数は週に4、5日というペースであり、高野は「もう2、3日あればもっと内容の濃い特撮を撮れた」とコメントしている。本編監督として参加した湯浅は、特撮スタッフと衝突することが多かった。円谷プロは本来、特撮技術者の集団であり、本編フィルムと特撮フィルムの編集権をめぐって、激しいやり取りもあったという。湯浅はウルトラシリーズでの防衛チームの存在意義が薄い印象を持っていたため、「怪獣をUGMが倒したところでウルトラマンが現れる」というストーリー案を出したところ、円谷プロ側から「ウルトラマンを馬鹿にしてるのか」と神を冒涜したかのような怒りを受けたという。湯浅によると、一度撮影中に怪獣のぬいぐるみが火薬の引火で全焼してしまったことがあったという。あっという間のことで、スタッフともども何もできなかったそうで、撮影を見学していた小林千登勢から「あれでいいのか?」と聞かれ、湯浅は「あれでいい」と必死でごまかしたという。UGM基地は野外滑走路が設けられていて、スカイハイヤーやシルバーガルなどの離陸シーンでは、実在の戦闘機を改造した主力戦闘機が多数周囲に駐機していたり、現実にある管制塔での作業シーンが合成されるなど、現実感重視のミニチュアワークが見られる。基地自体が厚木付近に所在している設定であり、リアルな描写となっている。高野は放映当時、「『ウルトラマン』の怪獣の魅力みたいなものと『ウルトラセブン』のメカニックな面白さをうまく組み合わせてみたい」と意気込みを語っていた。合成場面における新技術として、従来のリアプロジェクションよりも画質が鮮明なフロントプロジェクションを多用しており、コストを低減させながらも人物と特撮情景の融和に効果をあげている。見せ場である都市破壊も、極めて精巧なミニチュアが製作され、特にナイトシーンなどでは優れたライティングで迫真の効果を挙げた。円谷プロとしては「ウルトラシリーズ」自体は数年のブランクがあるものの、『恐竜3部作シリーズ』、『メガロマン』など他社作品を含め、現場制作を絶やさなかったスタッフ陣の実績がこれを支えた。作品全体のデザインは、円谷作品ほかで池谷仙克の美術助手を務めた山口修。山口は本編・特撮両方の美術を担当し、80や宇宙人・怪獣、UGMのヘルメット、隊員服、基地セットなどを手掛けている。当初山口はUGMのメカも手がけたが、デザインが終わった段階でバンダイの担当者から「山口のデザインでは玩具が売れない」とクレームがつき、結局NGとなった。本作を放映していた時期は保護者層による、子供番組の内容についての問題提起運動がさかんになっていた。その一環として当時の円谷プロに、本作の内容を問題視する冊子が届けられた。その内容は、第7話における暴力的な表現の回数や内容が、細かい統計データとして集計されており、さらには「主人公が軍人であり共感できない」「サイレント作戦は戦時中の灯火管制を想起させ悪印象である」といった細部の演出への批判が記されていた。この冊子については、1993年に関連書籍でその存在が紹介されファンの知るところとなった。ただし、同冊子は同時期に放送された他の子供向け人気番組についても作成され、特に本作を狙って批判する運動があったわけではない。この冊子のような指摘が実際の番組制作に影響を与えたという公式発表や証言は特に公表されていない。劇中では語られなかったが、80は宇宙警備隊の新人であり、地球での活躍いかんによってウルトラ兄弟入りが認められる「ウルトラ兄弟候補生」という設定があった。放送終了後、地球を去ったあとの80がウルトラ兄弟入りを果たしたのかどうかは明らかにされなかったが、円谷の公式見解ではウルトラ兄弟の一員とされた。映像作品で兄弟の一員と認知されたのは2006年の『ウルトラマンメビウス』が初となる。2010年10月9日開催の『ウルトラマン80 30周年記念 "奇跡の"ファン感謝祭!』においてウルトラの父から「正式に」ウルトラ兄弟の一員と認められた。戦い方はアクロバティックな跳躍と多彩な光線技が特徴。作中において、ほかのウルトラ戦士からの助太刀を受けることはほとんどなく、劣勢に立たされることはあったが、怪獣や宇宙人を相手に全勝している。ただし、第49話でのプラズマやマイナズマとの戦いでは、敗北寸前のところをユリアンの助けで辛勝している。これ以前に80はユリアンに「自分が倒されたら代わりに地球を守れ」と自分の戦死を想定した発言をたびたびしている。矢的猛が常に携帯している変身アイテム。全長約23cmの棒状の特殊装置で、スティック内部には水晶状の発光部クリスタルバーが内蔵され、変身エネルギーが宿っている。基本的に変身する場所に制限は無いが、唯一バム星人が四次元空間に作り出した前線基地の中では変身できなかった(ただしコントロール装置を破壊後は変身できた)。ブライトスティックは銃口に装着する銃のアタッチメントとしての使用も可能である。これを利用して地球人に変身したゴルゴン星人の正体を暴いたり、ザタン星人を射殺した。また、バリアーを張ることも可能で、ギマイラが角から放った光線を弾き飛ばした。猛が正拳突きのように両拳を右・左の順に連続して突き出したあと、「エイティ!」と叫びつつ右手でブライトスティックを頭上に掲げて、スティックのボタンを押すとクリスタルバーが伸長・発光し、変身エネルギーが猛の身体を包み変身する。最終回で地球を去る際の変身では「エイティ!」と叫ばなかった。変身バンクには従来のウルトラ戦士のように光の渦から飛んでくるパターンと巨大化するパターンと2通りある。美術の山口修によるデザイン。シリーズを追うごとにウルトラマンのデザインが装飾過多になったため、高野らの意見もあり、この80は初代ウルトラマンをイメージしたシンプルなものにされた。また人間っぽさを仮面で表現しようと努めたそうで、これを強調するために鼻梁が設けられ、また顔面のアクセントとして、トサカ部分が赤く塗られた。手足の赤ラインを手袋とブーツにデザインとして閉合したことで、従来の「いかにも手袋、ブーツを履いている感じ」が軽減されている。また、腕とブーツのファスナーも上からテープを貼って塗装して隠すようにし、出来る限りのイメージ保持の配慮を見せている。造形は開米プロダクション。両目のふちを盛り上げ、のぞき穴を目立たなくしたり、口の呼吸スリットをマスクの正面からではなく、口モールドの厚みの下から上に向かって開け、正面から見た際に目立たなくしているなどの工夫がみられる。背中のファスナーを隠すため、従来とは違った手法が採られ、マスクはFRP製で後頭部まで作られ、前後分割形式の仮面となったため、後頭部のウェットスーツ地はこれに隠れる形となった。また、ウェットスーツの素材改良と、ファスナーが金属からプラ製になったことでファスナーが目立たなくなり、隠すための背びれがなくなった。NGスーツではマスクの鼻梁が四角で(決定マスクは三角)、手甲の赤部分が長い。『ウルトラマンメビウス』に客演したスーツではこの長い手甲でスーツが制作されている。また、山口デザイナーは80の胴体素材にスキーウェアを試してみたが、アップ撮影で布地がばれてしまうため、従来のウェットスーツ地に戻している。変身シーンで拳を突き上げたポーズの80のミニチュアは、同じポーズのウルトラマンタロウの3尺模型を改造したものである。矢的猛の姿で登場した作品は◎、矢的の姿で登場していないが矢的役の長谷川初範が80の声を担当した作品は●を付記。ウルトラの星の王女で、80の幼馴染。ガルタン大王が80を狙っていることを知らせに地球にやってきた。地球では星涼子という女性に変身している。デザインモチーフは弥勒菩薩とされている。第43話のサブタイトルや第49話の会話などでは、ウルトラの戦士であるとも言われているが、カラータイマーは付いていない。プラズマとマイナズマに苦戦する80には、「もし自分が戦いに負けた時は、新しいウルトラの戦士として代わりに地球を守れ」と告げられていた。涼子の姿になっている時、右手首に装着している変身ブレスレット。中央部にブライトスティックのクリスタルバーと同質のものらしき宝石が埋め込んである。ウルトラの星の王家の一員の証でもある。このブレスレットには涼子のイヤリングと共鳴する力もある。第43話で記憶を失っていた涼子は、友情の証として城野にブライトブレスレットを送るが、これが原因で城野隊員はユリアンと間違えられてガラガラ星人に捕らえられてしまう。ブライトブレスレットを装着した右腕を胸の前に構えた後、高く掲げながら「ユリアン!」と発声すると、ブレスレットの宝石が光り輝き、その光が涼子を包んでユリアンに変身する。80同様、第50話で地球を去る時の変身には「ユリアン!」とは発声しなかった。この他、格闘戦でもユリアンチョップ、ユリアンキック、ユリアン投げなどを披露している。『愛蔵版 ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国 超全集』(小学館・2011年)にて、本編ではカットされたダークロプス軍団を迎撃したシーンで使用された光線技のスチールが掲載されている。右腕を縦に左腕を右ひじに添えた「⊥」の形に構えたものであるが、光線名・色・威力については不明。矢的猛が赴任した東京都世田谷区内にある区立中学校。第13話から生徒も教師も劇中に登場していないが、『ウルトラマンメビウス』第41話で生徒たちのその後が描かれ、この時点では統廃合で廃校となることが明かされている。とは「Utility Government Members」の略称で、世界各国の軍隊を総括する国際連合直轄の総合軍事組織地球防衛軍UNDA (United Nations Defence Army)に所属する怪獣・怪奇現象専門のチームである。UGMを含むUNDAの基地はカナダ、アメリカ、北ヨーロッパ、中央ヨーロッパ、アジア、極東(日本)、オーストラリア、アフリカに点在する(劇中ではUNDAの一般隊員と一般将兵の区別は明確ではない)ほか、月面にもムーンベースが存在する。神奈川県厚木市にある広大な基地。敷地内には、最先端科学の粋が結集した電子機器が設置されたUGM隊員の司令室・通称「パドック」を要するUGM専用の基地を始め、全宇宙の情報を持つ宇宙観測センターや分析室、UGM・防衛軍両隊員のためのトレーニングセンターや野外射撃場など、充実した人員用の設備は勿論、地上と地下にある各メカの格納庫や戦闘機用の滑走路、管制塔、スペースマミーの発進ゲートまで備える。第14話で、ザルドンに一部破壊された。物語後半からUGMの基地機能は、新たに建設されたUGMの文字を形取った建物へと移設された。なお、25話のナレーションではUNDA極東エリア基地で働く隊員は二千名、うち三割が女子隊員。この他、白の半袖カッターシャツに隊員服と同様の図柄が付いたものに、濃紺のネクタイとズボンという組み合わせの服が存在する(第14・17・18話でイトウが外出する際に着用した)。その他、最終回でオーストラリアゾーンから駆けつけたハラダとタジマが黄色の制服を着用している。また、セラ・ユリ子ら広報勤務の隊員は専用の制服や作業服を、UNDAの一般将兵は当時の自衛隊員に似た戦闘服を、ナンゴウ長官ら高級幹部は専用の礼服を、それぞれ着用している。第23話では、スペースマミーに積載された宇宙服を着用している。UGMの車両はその他に、ホンダ・クイントの5ドアHBやジープ、トラックなどが登場している。これら以外に、イトウチーフがヨーロッパからの着任時に搭乗したF-16 ファイティングファルコン、第22話でゴモラIIを攻撃したF-4ファントム戦闘機、第24話でロボフォーを相手に対空戦闘を行った戦車レオパルト1などの西側陣営現用の実在兵器も多数登場している。また、UNDA一般隊員はM16A1を携行している。音楽は、本作でも流用される『ザ☆ウルトラマン』の追加録音分と挿入歌の作曲を担当した冬木透が続投。木村昇による主題歌アレンジも含め、お馴染みの管弦楽編成で楽曲を提供している。また、一部の曲では当時の特撮作品の音楽としては珍しく、シンセサイザーも取り入れられているが、まだ楽器としての完成度が低かった時代のため、効果音的な用い方にとどまっている。また、怪獣が倒れる音などの効果音の作成にもシンセサイザーが用いられていた。なお、第18話や第49話ほかでの使用が印象的な女声スキャット曲は『宇宙戦艦ヤマト』などで知られる川島和子の歌唱によるもの。作曲者は別だが、ブリッジ音楽は『バトルホーク』の曲が流用されている。また、UGMの出動テーマ曲ではワンダバコーラスが復活。放映当時に発売された本作のサントラ盤『ウルトラマン80 テーマ音楽集』に「ワンダバUGM」という曲名で収録され、それまで通称だった「ワンダバ」がここで初めて正式な曲名に昇格した。この曲は劇中のほか、第31話以降の次回予告にも使用された。4曲ある主題歌を担当したTALIZMANは当時、新進気鋭のロックバンドとして同年3月にレコードデビュー。ヴォーカルは、TALIZMANのメンバーで、HARRY・ハーリー木村の名前でのソロ活動も多かった木村昇。円谷作品の顔とも言えるオープニングタイトルは、画面奥から無数のガラスの破片が渦を巻いて手前に迫り、「ウルトラマン80」の文字を構成する。これは強化ガラスの上に粒状のガラスと、アクリル製の文字を配置しておき、これをパチンコ(スリングショット)で打ち抜き、落下する様子を真上からカメラを回転させて撮るという手間の掛かった映像となっている。また、第3話より作品タイトルのロゴが赤く着色された。第31話からは大幅に省略され、タイトルの直後に本編Aパートに入る構成に変更された。オープニング映像については、前半は80のシルエット映像を使ったウルトラシリーズの基本的様式を踏襲している。このシルエットは従来の絵による映像ではなく、実際にアクターが動いてるのを撮影したフィルムをモノクロネガにして使用したもので、コマ落ちやスローモーションを光学合成で配したアクロバティックな演出となっている。(5話から背景が変更されている)第33話からは、矢的猛の活躍場面と特撮のスペクタクルシーン(『ウルトラマンレオ』の第1、2話の津波シーンや本作の第2話、9話の市街地破壊シーン)を織り交ぜたものに変更されている。またエンディング映像は最終回を除き、UGMのメカニックを全面的に押し出した映像であった(スカイハイヤーのスペースマミー内カタパルトからの発艦シーン、各UGM航空機の雲海上の飛行シーン、スカイハイヤーとシルバーガルの格納庫出走シーン、シルバーガルα号と同β号の滑走路離陸シーン、スカウターS7の走行シーン)。※全てノンクレジット()内は脚本家放映当時の小学館の学年別学習雑誌や、コロコロコミックの連載漫画では80の過去が描かれている。新人時代は素行が悪く、ゾフィーの言うことも聞かなかった。しかし、怪獣に両親を殺され、失意に沈んでいたところをウルトラマンレッドに出会って励まされ、サクシウム光線を習得する。両親の仇を討ったあと、ゾフィーの命令によって地球へ赴任することとなった。

出典:wikipedia

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