LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

上海語

上海語(シャンハイご)は、中国語の主要な言語の一つである呉語の一方言である。大都市上海で話されるため、呉語の代表とされる。上海語を使って上演される歌劇の滬劇(こげき)がある他、ここ数年ではテレビの娯楽番組でも上海語を使う例が出てきており、中国でも学習書が多く出版されるようになっている。上海語は急速に変化しつつある方言である。他の中国語と同じく声調言語であるが、老年層では6つある声調が、中年層以下では5つに減るという変化をしており、若年層ではさらに減る兆しを見せている。しかも、音節が連続する際は高と低2つを組み合わせとするピッチアクセントとして発音しても意味の弁別上支障はなくなり、実質上、日本語のように音節の組み合わせによってアクセントが変化する言語に変化しつつある。上海語は中古(三国・隋・唐)中国語音韻体系の全濁音に対応する有声音声母 b-, d-, g-, j-, z-, v-, h- などが残されている。これに対して、標準語や広東語には、意味の弁別に使われる濁音は無くなっている。実際の子音は、語中(他の音節に続く場合)では有声子音であるが、語頭では無声子音と有声声門摩擦音の組み合わせという違いがある。例えば、‘ありがとう’を意味する「」は「 シャジャ」と前後の音節の子音が異なる。上海語は呉方言を代表する方言であるが、他の方言、広東語や閩南語(台湾語)などと比較して、必ずしも影響力の強い方言ではない。例えば、広州市内や台湾の鉄道駅では、普通話に続き、広東語や台湾語でもアナウンスがなされるが、上海市内の地下鉄の駅はそのようなアナウンスが上海語でなされると言うことは無い。但し、路線バスのアナウンスは普通話、英語、上海語の三種類の言語が放送される。また、浦東空港の到着ロビーで歓迎のアナウンスが上海語で行われている。また、広東省内の諸方言の話者や、台湾島内の諸方言の話者が共通語として広東語や台湾語で会話しあうといったことはあるが、江蘇省や浙江省の呉方言の話者が共通語として上海語で会話するといったことも通常は行われない。これは、上海が中国経済の中心地なため、中国全都市から人が移住(流入)している原因もある。また芸能面でも広東語や台湾語の映画やテレビドラマ、歌謡曲などは有名だが、上海語のドラマや映画は稀であり、歌謡にいたっては皆無に等しい。またそのローマ字表記法も広東語のイエール式ローマ字や、台湾語の教会ローマ字といった幅広く認識されている共通の表記方法が存在せず、まちまちである。また、例えば香港(ホンコン)は広東語、廈門(アモイ)は閩南語と現地の方言の発音が国際的な地名として定着しているが、上海(シャンハイ)は北方中国語の発音が国際的な地名として定着したものである(上述の通り、上海語では“ザンへ”ないし“サンへ”という)。このように、上海語は地名や人名といった固有名詞にいたってさえも、支配的な地位を占めることは少ない。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。