古川駅(ふるかわえき)は、宮城県大崎市古川駅前大通一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。東北新幹線と、在来線の陸羽東線が乗り入れ、接続駅となっている。本稿では、周辺にある日本貨物鉄道(JR貨物)のコンテナ集配基地である古川オフレールステーションについても記述する。東北新幹線と陸羽東線の線路が直角に交差している。陸羽東線は地上駅で、島式ホーム1面2線を持つ。ホームは古川駅移転時の鉄道輸送事情を考慮し約8両分の長さがある。新幹線ホームは3階にある高架駅。本線(通過線)をはさんだ2面3線の構造となっているが、13番線にあたる部分には線路が敷かれていないので、実質的には2面2線の構造になっている。直営駅(駅長・管理助役・助役配置)で駅長事務室内に宮城サポートセンター(古川)を併設している。管理駅でもあり、地区駅として石巻駅・小牛田駅・鳴子温泉駅・くりこま高原駅の各管理駅を統括する。また、陸羽東線の塚目駅 - 池月駅間の各駅を管理下におく。駅舎の2階には、みどりの窓口、びゅうプラザ、自動券売機、指定席券売機、自動改札機(新幹線・在来線)、待合室、NEWDAYS、立ち食いそば屋、VIEW ALTTE がある。このほか、駅舎の1階にはピボット(スーパーマーケット)や飲食店が入居する。古川オフレールステーション(略称、古川ORS)は、駅の西側、大崎市古川駅前大通1丁目7-35にあるJR貨物のコンテナ集配基地。ここは移転前の古川駅(当時は陸前古川駅)があった場所の北側である。なお、陸羽東線のJR貨物の第二種鉄道事業は廃止されているため、貨物駅ではなく、貨物列車の発着もない。現在は列車代替のトラック便が1日2往復、仙台貨物ターミナル駅との間に運行されている。取扱貨物は、コンテナ貨物のみで、12ftコンテナを取り扱っている。かつて古川駅は貨物列車が発着していた。しかし1996年にトラック代行輸送に転換され自動車代行駅となり、2002年には陸羽東線のJR貨物の第二種鉄道事業が廃止され、JR貨物古川駅は廃止、施設を流用して古川コンテナセンターが設置された。その後2006年の名称整理の際に古川オフレールステーションに改称している。周辺には大崎市の中心市街地古川の街並みが広がる。以前は中心街のある駅西側にはSATYなどスーパーや個人商店などが数多く存在したものの、現在では閉店した店舗が目立っており、決して賑やかとは言えない。しかし、近年ではこの廃れてしまった駅西側周辺部の活性化を図るべく、付近の商店街や、まちづくり会社である台町TMC株式会社を主体として、老朽化の激しい建物を取り壊し、新しい施設を造成するといった再開発事業が進められている。また、2006年3月18日には、駅から徒歩5分という好立地に、再開発商業施設である複合施設型シネマコンプレックス、シネマ・リオーネ古川がオープンした。市街地と反対の南東側にはイオン古川店がある。当駅から仙台駅以遠・一ノ関駅以遠に行く場合、経路通りの乗車券を購入すると、新幹線を利用した場合と在来線(小牛田駅経由)を利用した場合では、当駅を経由する部分で東北新幹線が在来線(東北本線)と別線扱いになるため運賃が異なることがある。以前、当駅の新幹線駅としての営業キロは東北本線小牛田駅のものを準用していたため、当駅と小牛田駅を挟んだ区間には仙台駅以遠および一ノ関駅以遠との間に選択乗車が設定されており、運賃が異なっても新幹線経由の乗車券で小牛田駅経由、小牛田駅経由の乗車券で新幹線を利用することができたが、2014年4月1日の「仙台近郊区間」設定と同時に選択乗車制度は廃止された。また、東北新幹線が「仙台近郊区間」に含まれていないため、例えば当駅から仙台駅以遠や一ノ関駅以遠に行く場合新幹線経由と在来線経由では運賃が異なり、乗車券を購入するときは経路を指定する必要がある。2014年4月1日より在来線改札口でSuicaの利用開始。ただし、当時は「一部対応駅」で、チャージ残額での利用のみ可能で、Suicaカード及びSuica定期券の発売はしなかった。
出典:wikipedia
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