伊豆箱根鉄道株式会社(いずはこねてつどう、 )は、神奈川県の小田原・箱根地区と静岡県の伊豆地区において、鉄道事業、船舶事業、レジャー・サービス業、不動産業、自動車道事業等を行っている西武グループの企業である。本社所在地は静岡県三島市大場300。地元ではその社名から「いずっぱこ」あるいは「いずはこ」と呼ばれている。駿豆線・大雄山線とも沿線に高校、工場などがあり通勤、通学輸送としての面が強いが、駿豆線に関しては沿線に観光地が多くJRより特急列車が乗り入れているために観光客も多い。駿豆線と大雄山線はそれぞれ静岡県内、神奈川県内に路線があり、両線は直接つながっていない。駿豆線は三島駅で、大雄山線は小田原駅で東海道本線と連絡しており、両線を乗り継ぐ場合は東海道本線を介して乗り継ぐことになる。また車両の検査や修繕などは駿豆線にある大場工場で行っているため、大雄山線の車両の検査の際は東海道本線小田原 - 三島間を甲種輸送して同工場に入出場している。駿豆線はJRからの乗り入れもあり全車両が20m車であるが、大雄山線は車両限界の関係から18m車以下である。同線は自社発注車の5000系で統一されたのに対して、駿豆線には譲受車も在籍しているので、平均車齢は大雄山線の方が低い。また西武鉄道グループの会社らしくケーブルカーの外装はライオンズカラー、旅客用電車の外装はライオンズブルーの帯となっている。ライオンズブルーは西武より採用が早かった。以下、車種を明記していない車両はすべて電車である。電気機関車貨車客車 大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。2014年4月1日改定。キロ程の1km未満の端数は切り上げる。現在運航されている航路は周遊(遊覧船)のみ。かつては沼津港から松崎港までの西伊豆沿岸地域を結ぶ定期旅客航路として西伊豆航路が存在していたが廃止された。以下の2路線で一般自動車道を管理・運営している。伊豆箱根鉄道のバス事業は、伊豆箱根バスが路線バスを運行している。また、#伊豆箱根観光バスが観光バス事業を中京圏で営業していたが、2006年10月に解散、2007年1月に清算を決了した。伊豆箱根鉄道のタクシー事業は、1932年(昭和7年)当時の駿豆鉄道の車両3両による営業に始まっている。その後、1969年(昭和44年)に、伊豆箱根ハイヤーを専業会社として分離独立。1974年(昭和49年)に伊豆箱根交通に社名変更して現在に至っている。営業地域に伊豆・箱根を抱えるため、観光目的での使用の多いジャンボタクシーを10数台配備しているほか、近年、福祉タクシー、車椅子・寝台専用車、ケアサポートカーなどの介護福祉方面の需要を想定した車両の充実を図っている。直系の伊豆箱根交通のほか、2つの連結子会社もタクシー事業を行っていたが2010年(平成22年)4月1日付けをもって合併した。伊豆箱根交通株式会社(いずはこねこうつう)は、タクシー事業を行う伊豆箱根鉄道の連結子会社である。本社、静岡県三島市大場300番地。沼津・三島・修善寺・大仁(修善寺に統合され配車センターのみ)・熱海・湯河原・箱根(仙石原)・小田原・南足柄および大磯に営業所を持つ。伊豆箱根タクシー株式会社(いずはこねタクシー)は、タクシー事業を行う伊豆箱根鉄道の連結子会社である。2010年(平成22年)4月1日にツバメ自動車株式会社と沼津交通株式会社が、ツバメ自動車株式会社を存続会社として合併し、伊豆箱根タクシー株式会社に商号変更した。本社、静岡県三島市大場300番地。三島・大岡および長岡に営業所を持つ。1939年8月13日企業合同により設立された伊豆長岡自動車株式会社(資本金980万円)を祖とする。1952年9月 伊豆長岡自動車がツバメ自動車に社名変更。1960年伊豆箱根鉄道傘下に入る。1969年本社事務所、整備工場を三島市西若町に移転。1991年1月23日タクシーの車体デザインをライオンズカラーとする。名古屋圏を営業基盤として観光バス事業を営んでいたが、2006年10月に解散、2007年1月に清算決了した。2009年9月30日にサゴーエンタプライズに株式譲渡され、サゴーグループの子会社として継続されることになった。スカンジナビアは、クルーズ客船「ステラ・ポラリス」として運用された後、1970年から伊豆箱根鉄道が所有・管理し、係留地の静岡県沼津市西浦でホテル兼レストラン「フローティングホテル・スカンジナビア」として利用されたが、2006年に売却、その直後の曳航中の事故で沈没した。
出典:wikipedia
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