豊富町(とよとみちょう)は、北海道宗谷総合振興局管内の日本海側に位置する町である。利尻礼文サロベツ国立公園の一部であるサロベツ原野が広がり、日本最北の温泉郷「豊富温泉」が有名である。海岸側のサロベツ川流域はにサロベツ原野(湿原)が広がる。南北に伸びる国道40号の東部はなだらかな丘陵・山岳地帯で牧草地および森林が広がり、南東の山間部には豊富温泉がある。現在の下エベコロベツ川流域のエベコロベツという地名に由来する。エベコロベツはアイヌ語で「魚(食物)を持つ川」(ipe-kor-pet)という意味である。また、石炭や石油、天然ガス、温泉、泥炭など天然資源に恵まれた土地であったことから、転じて、なんでも豊富(ほうふ)にある町、豊富(とよとみ)となった。住民の日常生活は中心都市の稚内市への依存が大きいが、行政サービスにおいては、警察は留萌振興局の天塩町にある天塩警察署の所轄地域、消防は稚内市と猿払村との一部事務組合方式の広域消防である。ごみ処理は、隣接する幌延町と同じ天塩郡に属する留萌管内の2町、上川管内の中川町との一部事務組合方式で行われている。郵政改革により、豊富郵便局の集配業務は幌延郵便局へ移管された。電話の市外局番は「0162」で稚内市内と同じ。2000年9月5日に「北海道市町村合併推進要綱」が策定された。これによると、「稚内市・豊富町」と「豊富町・中川町・遠別町・天塩町・幌延町」の2通りの合併パターンが示された。平成の大合併に伴い、稚内市・猿払村との間で2003年12月1日に「宗谷北部地域任意合併協議会」(2004年3月13日には礼文町が加入したが、2004年4月23日には猿払村が離脱)、中川町・天塩町・幌延町との間で2004年2月27日に「西天北4町任意合併協議会」をそれぞれ設置したが、各市町村の足並みが揃わず、前者は2004年7月2日、後者は2004年6月18日にそれぞれ解散している。住民アンケートによれば、住民の大半は合併が必要と考えており、編入合併もやむなしとの意見も少なくない中、近隣市町村との合併を探りながら当面は自立の道を歩むことになった。その後、2006年7月31日には「北海道市町村合併推進構想」が策定された。これによると、構想対象市町村の組合せで「稚内市・猿払村・豊富町」が示された。※豊富町内の集配業務は幌延郵便局が担当
出典:wikipedia
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