六甲道駅(ろっこうみちえき)は、兵庫県神戸市灘区永手町四丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である。「JR神戸線」の愛称区間に含まれている。吹田駅 - 須磨駅間で省線電車の運転が開始された時に塚本駅・立花駅・甲子園口駅・元町駅とともに新設された。名前の通り六甲山への登山道が通じていた所であったが、沿線の宅地化が進んでいたことも開設の背景にあった。阪神・淡路大震災によって当駅付近は、高架線もろとも駅舎が倒壊するという甚大な被害を受けた。当初、復旧には瓦礫の撤去を行った後、高架線を新造するため2年はかかると言われていたが、診断の結果、レールを敷く部分の梁や床は崩れていなかったため、これらの路盤をジャッキで元の10メートルの高さまで持ち上げて水平に戻し、崩壊した橋脚のみ復旧する、という前代未聞の工事が奥村組により行われ、震災発生の約3ヶ月後の4月1日に営業を再開した。この時の復旧作業についてはNHK総合テレビ「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」(2005年(平成17年)1月11日放映「鉄道分断 突貫作戦 奇跡の74日間」〜阪神・淡路大震災〜)で取り上げられた。その後、神戸市の震災復興事業により、駅周辺は神戸東部副都心として再起を遂げている。島式2面4線(12両編成対応)のホームを持つ高架駅である。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。駅舎内にジェイアール西日本交通サービスが運営する駅ナカ託児所「JR六甲道キッズルーム」があったが2014年3月閉園。灘区内の社会福祉法人同朋福祉会に運営を委託。4月より小規模保育園六甲道になった。当駅の神戸方から住吉駅の手前までスラブ軌道となっている。直営駅(三ノ宮駅の被管理駅)。アーバンネットワークエリアに属しており、ICOCAと提携ICカードが使用可能である。日中時間帯は1時間あたり快速が4本、普通が8本停車する。朝ラッシュ時の大阪方面は外側快速が8分間隔、普通が4分間隔で発車する。「データで見るJR西日本」によると、2014年度の1日平均乗車人員は26,057人で、これはJR西日本の駅の中では第32位である。「神戸市統計書」(神戸市企画調整局総合計画課・編)及び「兵庫県統計書」によると、1日あたり乗車人員は以下の通りである。神戸市灘区の中心市街地で、灘区総合庁舎や大規模商業施設、超高層マンションなどが集積している。区役所が移転してからは名実共に区の中心市街地機能を有している。当駅の南約600mには阪神電車本線の新在家駅、北約700mに阪急電鉄神戸線の六甲駅がある。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。