LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

コカトリス

コカトリス(, )は、雄鶏とヘビとを合わせたような姿の、伝説上の生き物である。フランス語では「コカドリーユ」と呼ばれ、トカゲの姿をしているとされる。コカトリスは、雄鶏の産んだ卵から生まれるという。雄鶏は7歳で、卵はヒキガエルが9年間温める、などという民話も生まれた。同じく伝説の生物であるバジリスクから派生したとされているが、そのきっかけは、14世紀にジェフリー・チョーサーの『カンタベリー物語』においてバジリスクがバシリコック (Basilicok) という名前で登場したことである。その名はやがてコカトリスに変化していき、その名が指す生物の外観も、元々は蛇であったものが、首から上と下肢は雄鶏、胴と翼はドラゴン、尾は蛇というふうに、複数の生き物が混合した姿に変貌していった。能力はバジリスクと同じようなものを持ち、人に槍で襲われるとその槍を伝って毒を送り込んで逆に殺したり、水を飲んだだけでその水場を長期間にわたって毒で汚染したり、さらには、見ただけで相手を殺したり、飛んでいる鳥さえ視線の先で焼いて落下させたりするとされた。中世の聖書のさまざまな版のいくつかにコカトリスが登場したため、当時の多くの人がコカトリスが本当に存在すると信じていたという。ウィリアム・シェイクスピアの『十二夜』の中でも、登場人物がコカトリスについて言及している。こんにちのヨーロッパにおいてコカトリスは、バジリスクと同様に、紋章の中にしばしば描かれている。古代ギリシアの文献ではエジプトのマングースを「イクネウモーン」(’Ιχνεύμων, 「後を追うもの」)と呼んでいたが、これがラテン語 Calcatrix に翻訳され、古フランス語 Cocatris を経て「コカトリス」になったという。イクネウモーン(エジプトマングース)は元々はヘビ(あるいはワニ)を殺す動物とされていたが、これが中世イギリスにおいてバジリスクと混同されて1つのものになり、本来の意味とは逆にヘビの怪物と思われるようになったらしい。たまたま名称に含まれている "cock" (雄鶏)からの連想によると考えられている。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。