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T-SQUARE

T-SQUARE(ティー・スクェア)は、日本のインストゥメンタルバンド。1988年までは、THE SQUARE(ザ・スクェア)名義で活動していた。通称はスクェア。一般的にはジャズ・フュージョンのスタイルとして認知され、メディアでもそのように取り扱われているが、音楽的にはジャズのようにインプロブゼーション主体での演奏を志向するのではなく、タイトでシャープなドラム&ベースの上に、メロディーの美しさ、ハーモニーの面白さや心地よさを重視した他にない独特のオリジナリティー溢れるサウンドを醸し出している。当人らは自身を「ポップ・インストゥメンタル・バンド」と称している。サックスやウィンドシンセを前面に出した音楽が特徴。現在T-SQUARE Music Entertainment Inc.所属。最新作は、2016年4月27日発売のデビューから42枚目のオリジナルアルバム『TREASURE HUNTER』。1976年11月、当時明治大学の学生だった安藤正容(安藤まさひろ)によって結成。大学生のビッグバンド界で名を馳せていた伊東毅(伊東たけし)らが加入し、1978年にアルバム『Lucky Summer Lady』を発表したことで本格的に活動を開始。既存のジャズ・ミュージシャンやスタジオ・ミュージシャンらで構成されていた黎明期のフュージョン界に、メンバー全員が全くの新人として登場。NHK BS2で2008年11月8日(再放送:2009年1月31日)に放送された「T-SQUARE 30周年コンサート野音であそぶ』で安藤が語ったところによると、初代メンバーのドラマーである原田俊一と安藤が地下鉄でバンド名を考えているときに、「MADISON SQUARE Bagがあって、4人(当時)だし、SQUAREでいいんじゃない。」と発想したものとのことである。デビュー後数年はメンバーチェンジを繰り返しつつも、後のスクェアの代名詞ともいえるウインドシンセサイザーの導入、ボーカリストを迎えてのボーカル曲の制作、タモリや松任谷由実とのコラボレーションなど独自の路線を展開。そんな中で1980年に田中豊雪、1982年に和泉宏隆、長谷部徹が加入し、アルバムを出すごとに変わっていたメンバーが1982年の『脚線美の誘惑』より固定され、1984年にはこのメンバーによるアルバム『ADVENTURES』を発表し、ヒットを記録する。このアルバム収録の「ALL ABOUT YOU」、「TRAVELERS」の2曲がサントリーホワイトのCMソングとなり、伊東たけしも「リリコン奏者」としてCMに出演。スクェアや伊東自身の知名度を一気に押し上げるとともに、カシオペアと並び当時のフュージョンブームの旗手となり、日本を代表するフュージョン・バンドに成長した。現在まで毎年欠かさず行っているライブツアーが始まったのもこの頃で、1985年の「STARS AND THE MOON CONCERT」では日本武道館における単独公演も行っている。メンバー固定後、大きく躍進を遂げたスクェアであったが、1985年に長谷部が、1986年に田中が脱退。代わって、その後長らくスクェアのリズムセクションを務めることになる則竹裕之、須藤満が加入する。新しい体制となって制作された1987年のアルバム『TRUTH』のタイトル曲「TRUTH」がF1グランプリ(フジテレビ系によるF1中継)のテーマ曲に使用され、F1ブームの始まりとともに大ヒットを記録。現在においても演奏され続けるスクェアの代表曲となった。1987年12月、アメリカのフュージョンバンド・ヒロシマのライブのオープニング・アクトを務めることとなり、渡米。このときの演奏がエピック・レコードのプロデューサーの耳に留まり、それがきっかけで翌1988年にはアルバム『TRUTH』を全米で発売、そして初の全米ツアーを実現させることとなった。この時、アメリカですでに似た名前のバンド「SQUARES」があったため、かの地では「T-SQUARE」と名乗り、1989年より日本でもこのバンド名に改名して活動するようになった。「T」の字に赤い四角というT-SQUAREの現在のロゴは米エピックのデザイナーによって全米デビュー時に制作されたもので、これも同時に日本で使われることとなった。また、この頃から伊東はそれまで使用していたリリコンに代わりAKAIのEWIを使用し始めている。改名後も活発に活動を続ける中、1990年末に安藤とともにデビュー以来の主要メンバーであった伊東がLAでのソロ活動に専念するため突然の脱退。かねてからソロアルバムではフィリップ・セスをはじめとしたLAのミュージシャンと共演、また全米進出前後からソロでの海外ライブ出演が多くなっていたこともあり、そうした伊東の「LA志向」が脱退を後押しした形となった。伊東のCM出演によってバンドがブレイクした経緯もあって、以来スクェアの顔であり続けていた伊東の脱退は大きな衝撃となった。伊東の後任には、1990年に行われたスペシャル・ライブにてホーン・セクションとして参加していた本田雅人が加入。初のフロントマンの交代ということもあり、翌1991年の2月にはメンバーチェンジを記念した「FAREWELL & WELCOME LIVE」が行われた。こうした事態はあったものの、本田の加入により音楽的にもルックス的にもイメージを一新し、人気は持続。「ハイパー・サックスプレイヤー」という触れ込みでアルバム『NEW-S』で鮮烈なデビューを飾った本田は、伊東とは対照的なスタイルながらも、スクェアの音楽性にテクニカルな要素をもたらし、かつそれまでのスクェアの楽曲にも新しい風を吹き込むことに成功した。特に『NEW-S』収録の「MEGALITH」は本田の音楽性、テクニックを大きく知らしめた楽曲で、現在でも本田の代表曲とされる。また、この時期はホールツアーやライブハウスツアーに加えて日比谷野外音楽堂におけるスペシャルライブ「野音であそぶ」の開催、タイアップに伴うシングル発売、海外レコーディングや、海外ミュージシャンや名門オーケストラをゲストに招いての企画盤の制作が毎年のように行われており、80年代のような盛り上がりはないものの非常にクリエイティブで充実した活動が行われていた時期でもあった。1994年には韓国でコンサートを実施。当時韓国政府により、日本の芸能文化の上演が厳しく規制された中、韓国政府の正式な公認を得ての日本人コンサートの上演を行う。以後現在まで韓国ではコンスタントに公演を行っている。本田の在籍期間7年の中でメンバーチェンジは一度もなく、その間7枚のオリジナルアルバムを発表、スクェアの歴史の中で2番目に長く続いた体制となった(2012年に、現在の安藤・伊東・河野・坂東の体制が一番長く続いている体制となった)。1998年にフロントを7年間務めた本田、そして16年の長きに渡ってバンドサウンドの中核を担った和泉の2人が同時に脱退。3人目のフロントマンとして宮崎隆睦、16年ぶりの新キーボーディストとして難波正司を迎える。この時も伊東脱退時と同じく「FAREWELL & WELCOME LIVE」が開催されている。新メンバーである難波がプロデュースも担当したアルバム『GRAVITY』を発表。恒例の全国ツアー後に、デビュー20周年記念の「野音であそぶ」を日比谷野音で行う。このライブはこれまでスクェアに在籍した新旧の総勢15人のメンバーが一堂に会してそれぞれの時代のスクェアを再現するというもので、特に伊東たけし、本田雅人、宮崎隆睦の3人の歴代サックス/EWI奏者がスクェアのライブにおいて揃い踏みしたのはこれが今のところ最初で最後となっている。ところが、この年の10月に難波が加入1年と経たずに脱退。4人体制となったため、この年の年末公演からはサポートキーボーディストとして松本圭司を加え活動。翌年、アルバム『Sweet & Gentle』を制作後、その年の「野音であそぶ」を経て松本を正式メンバーに迎える。またこの年から今まで発表された楽曲の中から安藤が自ら選曲とリミックスを行う企画ベストアルバム『Worldless Anthology』シリーズが開始される。この企画は楽曲のストックなどの理由でのブランクがありながらも現在まで続いている。2000年、再び5人体制となって制作されたセルフタイトルアルバム『T-SQUARE』は松本の音楽性が色濃く出た作品で、打ち込みやループ、サンプリング、ターンテーブルなどが今までになく大胆に用いられた。新たなスタートを切ったその矢先、ライブツアー後の8月に突然のバンド形態解消が発表される。リーダー・安藤以外のメンバー4人(則竹、須藤、宮崎、松本)が脱退、そして新たなメンバーとなったのは10年ぶりのスクェア復帰となる伊東たけしであった。この時点よりT-SQUAREは安藤まさひろ・伊東たけしの2人によるユニットという形となった。このバンド形態解消は、『T-SQUARE』制作時の安藤の脱退宣言に端を発するもので、安藤はこの時点では他のギタリストを新たに迎えて活動を続けていくことを望んでいたものの、リーダーの脱退宣言に他メンバーも脱退を示唆、話し合いの結果バンドの解散が決定した。同時期に安藤は伊東との久々の共演となる企画アルバムの制作を控えており、そこで事務所・レコード会社はこの作品をT-SQUAREのアルバムとして発表することを提案。安藤と伊東も了承し、このとき制作されたものが後にユニット化後初のアルバム『FRIENDSHIP』として世に出ることになる。バンドとしてのT-SQUAREは8月20日の中央アルプスジャズフェスティバルへの出演が最後の活動となった。2人となったT-SQUAREはプロジェクト毎に国内外からさまざまなミュージシャンを迎えてアルバム制作、ライブ活動を行うようになった。その手始めとして行われたのがユニット化直後の神戸チキンジョージの20周年記念公演で、各パートの最も在籍期間長い5人である安藤、伊東、和泉、則竹、須藤を集め、二夜限りで旧バンド名「THE SQUARE」も復活。このメンバーでは(20周年の野音公演を除けば)1990年以来10年ぶりのライブを行った。この公演の模様が『MOMENT -Memorial Live at CHICKEN GEORGE-』として2001年にCD化されている(なお、サポートメンバーとして林良がキーボードで参加している)。『FRIENDSHIP』から『New Road, Old Way』までの3作では海外レコーディングを敢行。海外の名セッション・ミュージシャンが多く参加している。この間エイブラハム・ラボリエル、ネーザン・イースト、ヴィニー・カリウタ、トニーニョ・オルタ、ドン・グルーシン、ジム・ケルトナー、チャック・レイニーらと共演。ライブにおいてはサポートとして則竹裕之がバンド時代から引き続いてドラムを担当。キーボードにはこれまでにも多数のアーティストのサポートを務めていた河野啓三が定着。ベースは固定されず、須藤満、村上聖、池田達也、コモブチキイチロウなど、年度や会場によって様々な奏者が務めた。2001年にはサイドプロジェクトとして、元ガンズ・アンド・ローゼズのドラマーであるマット・ソーラム、元オジー・オズボーン・バンドのベーシストである、数々の映画音楽など手がけ、キーボーディストでもあるヴィンス・ディコラ、そして安藤とも親交が深いギタリスト、ダグ・ボッシらをメンバーに迎え、ハードロック・サウンドを追求したT-SQUARE plusを結成。「TRUTH」が再びフジテレビのF1中継テーマソングに選ばれるにあたり、その新バージョンとなる「TRUTH 21c」を制作、セルフカバーアルバム『TRUTH 21century』を発表した。ライブにおいては「JAPAN version」として北島健二、Penny-K、河辺健宏、坂本竜太、石川俊介、山田達也、本間大嗣らがサポートに入った。こうした流れの中、デビュー25周年の2003年にはアルバム『TRUTH』発表時のメンバーであり、各パートの最長在籍メンバーでもある安藤・伊東・和泉・則竹・須藤の5人が2000年以来3年ぶりに集結し、「帰還限定」と銘打っての再結成を果たした。それに伴いバンド名を再び「THE SQUARE」とし、サポートの河野啓三を加えた6人で1年間活動。その期間中、このメンバーでは『NATURAL』以来13年ぶりに制作されたアルバム『Spirits』の発表、ライブツアー、韓国公演、クロスオーヴァー・ジャパンへの出演、宮崎隆睦、田中豊雪ら旧メンバーやブラスセクションをゲストに招いた25周年記念公演「野音であそぶ」、T-SQUAREと同じく日本のフュージョンを支えたバンドであるカシオペアとの初のジョイントライブ「CASIOPEA vs THE SQUARE」、そのカシオペアのメンバーやT-SQUAREの旧メンバーらが参加したセルフカバーアルバム『T comes back』の発表など、非常に充実した活動がなされた。2004年にはユニットとしての活動を再開。アルバム『GROOVE GLOBE』はライブでのサポートメンバーである則竹裕之、河野啓三、そして前年の年末の公演から参加していた森岡克司を加えての編成で制作。サポートながら河野の作曲した楽曲も収録されている。この年のライブツアーに弱冠20歳の若手ドラマー坂東慧がゲスト参加。同時にこのツアーを以って則竹のサポートが終了となり、サポート時代を含め19年ぶりのドラマー交代となった。2004年の年末にバンド形態の復活が発表され、河野と坂東の2人が正式加入。森岡は翌年のバンド形態復活後初のアルバム『PASISON FLOWER』のレコーディングにはサポートメンバーとして名を連ねたが、その後のライブには参加せず、ベーシストを除いての4人体制でのバンド再スタートとなった。バンド復活以後のサポートベーシストには森岡に代わり田中晋吾が定着しており、後述の2008年の活動を除いてほぼ全てのレコーディングやライブに参加している。デビュー30周年を迎えた2008年には現メンバー4人に和泉宏隆、田中豊雪、則竹裕之、須藤満、宮崎隆睦の旧メンバー5人を加えた総勢9人の「T-SQUARE SUPER BAND」を結成。アルバム『Wonderful Days』を発表するとともに、このメンバーでのライブツアーを行った。さらに9月には20周年時と同じく新旧のメンバーが集結、総勢15人(20周年公演と顔ぶれは一部異なる)での「野音であそぶ」が催された。本田雅人の参加がなかったため、10年ぶりのT-SQUAREのライブにおける歴代フロントマンの共演はならなかったものの、1998年に欠席していた初代ベーシストの中村裕二が参加したことで、ようやくデビュー時のオリジナルメンバー7人の再結成が実現し、節目の30周年を飾った。2009年以降は再び安藤・伊東・河野・坂東の4人体制となり、2010年からは旧作の曲を新録音して、秋にセルフカバーアルバムをリリースするようになった。デビュー35周年を迎える2013年には現メンバー4人に仙波清彦、田中豊雪、則竹裕之、須藤満、宮崎隆睦の旧メンバー5人にサポートメンバーの田中晋吾を加えた総勢10人の「T-SQUARE SUPER BAND」を30周年時に引き続き結成し、アルバム『Smile』を発表。再び4人体制に戻り、2014年に40枚目のオリジナルアルバムとなる『NEXT』、2015年に41枚目のアルバム『Paradise』、2016年に最新作の『TREASURE HUNTER』を発表した。括弧付きはサポートメンバー。※収録アルバムの発表順。放送期間の一部に使用されていたものも含む。ただし、フレーズの一部を含む場合は一部割愛している。品番はヴィレッジ・ミュージックより発売されている現行のもの。なお、『Lucky Summer Lady』 から『S・P・O・R・T・S』までは、1990年から1996年にかけて、CD選書シリーズとして再発され、結成25周年の2001年から2002年にかけ、2000年の『T-SQUARE』までをデジタルリマスター化(VILLAGE DSD MASTERING SERIES)として再発売した。現行盤は、このシリーズである。また、紙ジャケ、SACDも発売されたが、紙ジャケやSACDは初回盤のみで、現在は通常盤のみが販売されている。デビュー30周年の2008年には、2007年の『33』までをリマスターしたものに企画盤(9枚)と、デビュー前の1977年のビクターミュージックプラザにおけるライブ音源(1枚)、テレビ神奈川『Live TOMATO』でのライヴ映像 DVD(1枚)を『The Box』として完全生産限定盤として発売した。

出典:wikipedia

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