横川線(よこがわせん)は、広島電鉄が保有する軌道路線である。本線と横川地区を結ぶ路線で、JR横川駅に接続する。大正期に開通した、広電の中では比較的歴史のある路線だが、江波線開通以後は江波方面とのフィーダー輸送が主となり、1971年に旧7号線(横川 - 広島駅前)が廃止になると、永らく江波線直通系統のみが運行される路線となった。2003年に横川駅前に乗り入れが行われたのを期にJRから紙屋町方面への第3のアクセスルートとして宇品線直通の(新)7号線が運行を開始している。宇品線直通の7号線(横川駅 - 十日市 - 紙屋町西 - 広電前)と江波線直通の8号線(横川駅 - 十日市 - 土橋 - 江波)の系統がほぼ交互に運行され、1つの車両で江波⇒(8号線)⇒横川駅⇒(7号線)⇒広電前⇒(7号線)⇒横川駅⇒(8号線)⇒江波の経路で運行される三角運用となっている。例外として、早朝と夜間や平日朝ラッシュの時間帯は8号線江波-横川駅間の折り返し運行も行われており、7号線についてもイベント時を中心に横川駅-日赤病院前間(公式上では「0号線」表記)の折り返し運行のほか、海岸通や広島港への臨時便も運行される。運行車両については基本的に単行型車両であるが、平日の朝ラッシュ時においては連接車の3000形が8号線にて1往復運行されている。また、連接型の超低床車両1000形も導入され、2013年2月15日より運行されている。新7号線開業以前では、550形、600形、900形、1900形といった旧型車のみで運行されていたが、旧型車の淘汰が進み乗車機会が少なくなるなか、日中帯でもよく旧型車が運行されている数少ない路線となっている。2000年代半ばより、毎週土曜、日曜、祝日に、8号線において「レトロ電車」と称して車両限定運用が1日2往復組まれている。4月・5月・10月は100形101号、11月から3月までは200形238号が充当される。1980年代後半から2000年半ばまで白島線で同様のことが行われていた。全電停とも広島県広島市所在。
出典:wikipedia
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