『あぐり』は、1997年度上半期(1997年4月7日 - 10月4日)に放送されたNHK『連続テレビ小説』の第56作。主要な舞台は、岡山県岡山市と東京都(市ヶ谷)。美容家として知られる吉行あぐり(小説家・吉行淳之介、女優・吉行和子、小説家、詩人・吉行理恵の母で、小説家・吉行エイスケの妻、2015年1月に逝去。)の実話エッセイをモチーフに展開されたドラマである。ヒロイン・あぐり(田中美里)の美容師にかける情熱と、それを取り巻く人間関係を、当時の時代背景なども絡ませて描いた。中でも野村萬斎演じるヒロインの夫・エイスケが人気を集めたが、彼が急死する展開は視聴者に衝撃を与え、NHKに助命嘆願(「実は生きていた」という設定にして欲しい等)が届くほどだったという。あぐり美容室のモダンな外観は、日本の近代建築史に残る実物に即したものである。ただし戦後に全国チェーン店のオーナーになるといった設定など、多少脚色もある。1997年の平均視聴率は28.4%、最高視聴率は31.5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。全156回。2004年度下半期(2004年9月27日 - )にNHK BS2でアンコール放送もされた。前年度から行ってきた週タイトル(原則、1週間=6話を一つのくくりとしている)に加え、この作品では初めて出演者のナレーション入りによる次週予告が放送された。2003年、総集編のDVDが発売され、2004年10月20日に完全版のDVDが発売された。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。