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カグツチ

カグツチとは、記紀神話における火の神。『古事記』では、火之夜藝速男神(ひのやぎはやをのかみ)・火之炫毘古神(ひのかがびこのかみ)・火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ;加具土命)と表記される。また、『日本書紀』では、軻遇突智(かぐつち)、火産霊(ほむすび)と表記される。神産みにおいてイザナギとイザナミとの間に生まれた神である。火の神であったために、出産時にイザナミの陰部に火傷ができ、これがもとでイザナミは死んでしまう。その後、怒ったイザナギに十拳剣「天之尾羽張(アメノオハバリ)」で殺された。『古事記』によれば、カグツチの血から、以下の神々が生まれた。また、カグツチの死体から、以下の神々が生まれた。火之(ひの)は、文字通り、この神が火の神であることを表す。夜藝(やぎ)は、現代語の「やく」に通じる言葉である。だが、上代日本語の意味としては、「自ら火を出して燃えている」といった方が妥当である。速(はや)は、上代日本語において、名詞の前につく接頭語で、強調の意味を表す。男神(をのかみ)は、文字通り、この神が男性神であることを表す。すなわち、火之夜藝速男神とは、「燃えている男の火の神」といった意味である。炫(かか)は、現代語の「かがやく」と同じであり、ここでは「火が光を出している」といった意味である。毘古(びこ)は、彦と同じ単語であり、男性であることを示す。つまり、火之炫毘古神とは、「かがやいている男の火の神」といった意味である。迦具(かぐ)は、「かか」と同様「輝く」の意であり「かぐや姫」などにその用法が残っている。また、現代語の「(においを)かぐ」や「かぐわしい」に通じる言葉であり、ここでは「ものが燃えているにおいがする」といった意味とする説もある。土(つち)は、「つ」と「ち」に分けられる。「つ」は現代語で「私の本」と言う時の「の」に相当する古語である。また、「ち」は、神などの超自然的なものをあらわす言葉である。まとめると、火之迦具土神とは、「輝く火の神」一部の可能性として「ものが燃えているにおいのする火の神」といった意味がある。火の神、鍛冶の神として信仰されており、771年(宝亀2年)に創祀されたとされる火男火売神社(大分県別府市)は別府温泉の源である鶴見岳の2つの山頂を火之加具土命、火焼速女命の男女二柱の神として祀り、温泉を恵む神としても信仰されている。秋葉山本宮秋葉神社(静岡県浜松市)を始めとする全国の秋葉神社、愛宕神社、野々宮神社(京都市右京区、東京都港区、大阪府堺市ほか全国)などで祀られている。また島根県安来市の意多伎神社(おだきじんじゃ)もこの神との関連の指摘がある。産田神社(三重県熊野市有馬町)で伊奘冉尊により出産されたとする同神社の社伝が存在する他、花窟神社(三重県熊野市有馬町)には境内に鎮座する伊弉冉尊の御陵の対面に軻遇突智の御陵も併せて鎮座している。先の産所とされている産田神社が軻遇突智の墓所であると言う説もあり、いずれにせよ熊野に非常に縁を持つ神である。

出典:wikipedia

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