桃太郎印のきびだんご(ももたろうじるしのきびだんご)は、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』に登場するひみつ道具。桃の絵、そして上にひらがなで「きびだんご」と描かれた網袋に団子が数十個入っており、食べた動物は必ず与えた人間になつく。人間を含む全ての動物に有効で、人間が食べた場合、懐かせたい相手に食べさせた場合のみ有効。脳の大きさが小さければ小さいほど効果は長持ちするとされる。てんとう虫コミックス『ドラえもん プラス』第4巻収録「動物くんれん屋」(初出タイトル「もも太郎印きびだんご」)では30分しか効果が続かなかったが、再登場した際には少なくとも1日以上持つようになっている。現代の動物のほか、恐竜に対しても使用した。味はのび太曰く「案外おいしい」とのこと。主立った用途に「襲って来た猛獣の類に食べさせ大人しくさせる」という緊急事態のものがあるため、慌ててなかなか出せない(そして時にこの道具自体は間に合わず、代替手段がとられる)場面の多い道具でもある。本来の目的以外に、どんな動物でも食べるという特性を生かし、このだんごを牛乳に溶かしてゾウの母乳の代用とし、ゾウの赤ん坊を育てるために使用している。モチーフはおとぎ話の『桃太郎』であるが、ドラえもんは当初『桃太郎』を知らず、道具の名前を単なるブランド名のようなものと考えていた。登場当初の話では、きびだんごを食べた人間が犬のようになり、他人の命令を聞くというものであった。なお、この時に登場したきびだんごは中華まんぐらいの大きさだった。おしり印のきびだんご(おしりじるしのきびだんご)は、『大長編ドラえもん のび太の南海大冒険』および映画『ドラえもん のび太の南海大冒険』に登場する。桃太郎印のきびだんごを象った道具。桃太郎印のきびだんごのパッケージにある葉っぱ付きの桃の果実の絵が、ヒトの尻の絵になっている。桃太郎印のきびだんごとは違い、動物を従わせる効果はないが、即効性の下剤であり、服用後数秒で下痢が発症する。要はただの下剤であり、名前とイメージ絵からのネタ的な道具。
出典:wikipedia
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