『学園戦記ムリョウ』(がくえんせんきムリョウ、en:"SHINGU")は、NHK-BS2の「衛星アニメ劇場」で放送されたテレビアニメ作品。およびこれを原作とした漫画作品、小説作品ならびにコンピュータゲーム作品である。制作はマッドハウス。2001年5月8日から同年12月4日にかけて全26話が放送され、 2003年4月10日からNHK教育テレビでも放送された。2011年11月14日からは、スカパーチャンネル『アニマックス』でも放送を行なった。本作は佐藤竜雄が原作・監督・脚本・シリーズ構成の全てを担当したもので、佐藤の初原作作品となっている。大野雄二が音楽を担当した。大野が連続TVアニメの作曲を手がけたのは『ルパン三世 PartIII』以来で、実に16年振りの事となった。既にアニメ制作の主流がセルからデジタルへと移りつつあった2001年当時としては珍しく セル画を用いて制作されている。2070年春、東京上空に謎の巨大飛行物体が出現し、全ての都市機能を麻痺させてしまう。世間が大混乱に陥りかけた矢先、今度は謎の巨大ヒーローらしきモノが現れ、飛行物体をやっつけた。そして翌日の朝、「えー、宇宙人は、実はいました」と政府の広報官があっさりと言い放った一言をきっかけに、地球人類の歴史が大きく動き始める。村田始は神奈川県天網市の御統中学に通うごく普通の中学生の少年。宇宙人の実在が明かされた日、その話題で盛り上がる始のクラスに、とっくの昔に廃れた「学生服」を着た不思議な少年「統原無量」が転校してくる。物珍しい転校生に興味津々の始だが、さらに翌日、無量が生徒会副会長で武道有段者の守口京一から屋上に呼び出されたと聞く。教室を飛び出した始が目撃したものは、体育館の屋根の上、不思議な「チカラ」を応酬して決闘する二人の姿。未知の現象におっかなびっくりしながら、体を張って止めに入った始に興味を持ち、その理由を尋ねる無量に、始は「そりゃ、学級委員長だからね」と答えた。そんなこんなで謎の転校生無量と友達になったことをきっかけに、始は地球と宇宙を巡る大きな流れと、天網市に暮らす人々の使命の物語に深く関わっていくのだった。書籍は、いずれもNHK出版刊。全7巻。作者は滝沢ひろゆき。前述のように、コミック版は世界観を『飛べ!イサミ』と同一のものとしている。第4巻中の番外特別編「銀河に、願いを」では月影イサミら三人がムリョウ、始たちと共演している。全一巻。作者は小山田郁。内容は原作とほぼ同様だが、主観視点が女性キャラ(那由多と晴美)から進行する。2003年12月5日にエム・ティー・オーから発売されたゲームボーイアドバンス用アドベンチャーゲーム。
出典:wikipedia
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