『フルーツバスケット』は、高屋奈月による日本の漫画作品。『花とゆめ』(白泉社)において、1998年16号から2006年24号まで連載された(ただし、2000年18号から2001年19号まで作者の体調不良により休載)。全23巻。略称は「フルバ」・「フルバス」など。作者の高屋奈月は、「フルバ」と呼称している。テレビアニメ作品としても制作され、2001年にテレビ東京系で放送されていた。CS放送などで度々再放送もされている。2009年には劇団スタジオライフによって舞台化された。花とゆめONLINEで2015年9月4日から『フルーツバスケット another』が連載中。草摩家の分家宅に居候することになった主人公・本田透と、動物憑きの奇妙な体質を持つ草摩家の面々との交流を中心に描く。連載当初は「ホームコメディ」と掲載雑誌で紹介されていたが、作者自身は「コメディ」を意識してはいない、と単行本内で述べていた。2001年(平成13年度)、第25回講談社漫画賞・少女部門受賞。23巻までの果計売上部数が1800万部を突破したことが発表された。北米では、2004年にTOKYOPOPより初刊が刊行され、2006年12月の時点において15巻まで刊行。同社最大のヒット作であり、2006年12月6日のTOKYOPOPの公式サイトで、15巻までの累計売上部数が200万部を超えた事が発表された。また、「もっとも売れている少女マンガ」として、ギネスブックに認定されている。本田透は都立海原高校に通う女子高生。唯一の家族だった母親を事故で亡くし、小山で一人テント暮らしをしていた。ところがそのテントを張った場所は、同級生の草摩由希の一族が所有する土地だった。何とか交渉し敷地内でのテント暮らしを許可してもらおうとしていた時、土砂崩れでテントも失ってしまい、それがきっかけで由希が暮らす同じ一族の草摩紫呉の家に居候することに。居候初日、透は草摩一族の秘密を知ってしまう。彼らは代々十二支の物の怪憑きで、異性に抱きつかれると憑かれた獣に変身してしまうという体質だったのだ。2001年7月5日から同年12月27日までテレビ東京系で放送された。全26話。サブタイトルが「第○話…」となっている(話数は漢数字が入る)。最終回の時は「最終回…」。放送前の5月3日には『フルーツバスケットにもうすぐ会える!』という特別番組が放送された。放送されたのは単行本の1巻から5巻までの全話、5巻までに登場しなかった各十二支(紅野・依鈴は除く)が初登場する話である7・8巻の一部(7巻:37、38、42話 / 8巻:43話の一部・44、45話)、綾女の店の話(6巻:36話)、夾の「本当の姿」の話(6巻:31 - 34話)である。基本的に原作に忠実に製作されているが、紅葉がドイツ人とのハーフである設定は存置されたものの、ドイツ語を話さないキャラクターに設定されたり、依鈴に関わる言動は全てカットされるなどの処置が行われ、原作がまだ続いていたにも関わらず、アニメを終了させてもそれほど不自然には見えないように製作されている。最終回はアニメ放送当時、原作が完結していなかったため、アニメ版独自の結末となっている。監督の大地丙太郎は、本作の続編を求めるファンの声に対して「フルバのアニメの続きは作れないのです。それは岡崎律子さんはじめ、あの時にスタッフ全員、全力を出し切ってしまったから。でも、今、思った。こういう風に言われ続けるのは、我々の落ち度でした。半端な作り方をしてしまったのでしょう。ごめんなさい。それでも、続きは作れません」と答えている。いずれも、作詞・作曲・唄は岡崎律子。「For フルーツバスケット」と「小さな祈り」は、後に堀江由衣が「フルーツバスケット―風色― Song for Yui Horie」にてカバー。オープニングにクレジットされるスタッフは僅かで、大半はエンディングにクレジットされる。これまでに3度ドラマCD化されている。2012年に花とゆめ紙上で応募者全員サービスとして頒布された音声入りまんがDVDも本稿で述べる。『花とゆめ』誌上での全員応募サービスで企画されたCD。アニメ化される以前に発表されたものであり、担当声優が一部アニメ版と異なる。内容はオリジナルストーリーの『草摩家の長い一日』と花島咲によるおまけコーナー。『花とゆめ』の付録CDには数作品のCDドラマが収録されたが、その中の1つがフルーツバスケットのオリジナルストーリー『学園防衛隊』。アニメ化以降(2005年)に発表されたため、担当声優はほぼアニメ版のまま。生徒会メンバーが初登場する。2005年5月25日にマリン・エンタテインメントより発売されたCDドラマ。原作の劇中劇『シンデレラっぽいもの』と『学園防衛隊』(上記のものと同一)が収録されている。タイトルは『「フルーツバスケット」音声入りまんがDVD〜旅立ちの日、再び〜』 。2012年11月20日発売の花とゆめ24号は、高屋奈月の画業20周年記念号として企画されており、応募者全員サービスとして実費頒布されたDVDである。2012年12月5日発売の花とゆめ2013年1号、2012年12月25日発売のザ花とゆめ2月1日号でも同様に頒布された。内容は、原作最終話を音声付きとしたカラースライドショー、キャストコメントで構成される。2009年2月26日から3月8日にかけて、フジテレビ・スタジオライフ・天王洲銀河劇場の主催で舞台化作品が上演された。出演者は全員男性で、女性の登場人物も男性俳優が演じる。また、キャスト陣は「ストロベリー・チーム」と「チェリー・チーム」で分かれ、ダブルキャストに該当する登場人物もあるが、ダブルキャスト該当出演者も別配役でもう一方のチームに参加している。フジテレビジョン・スタジオライフ・銀河劇場プロデュース公演メ~テレ・スタジオライフ共催公演
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。