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根本分裂

根本分裂(こんぽんぶんれつ)とは、仏教教団において、釈迦死後100年頃、第二回結集の後、それまで1つであった弟子たちの集団が、大衆部と上座部の2つの教団に分裂した事件のことである。また分裂は2つではなく3つだったと言う指摘もある(分別説部)。これが起きた時代も婆沙論によれば、アショカ王の時代とされ、マハーワンサによれば、カーラーショーカ王の時代とされている。分裂の原因については南・北両伝で大きな相違がある。今となってはどちらの説が正しく事件の様相を伝えているのかは明確ではないが、南伝北伝ともに「上座部」に属するグループが伝えた説であることを知っておくべきであろう。その後、100年頃には、北伝所説では20の部派が成立する。これを枝末分裂(しまつぶんれつ)という。これらの分類には現在の上座部仏教の源流と考えられている分別説部は含まれない(部派仏教、分別説部)。これが起きた年代も、大寺派の主張と、有部の主張では異なっており、大寺派の主張であるマハーワンサに従えば、アショカ王が統治した時代には既に枝末分裂が終わっていた事になる。一方で有部の主張(婆沙論)によれば、アショカ王時代に、やっと根本分裂が起こった事になる。なお、仏教学者の中村元は、根本分裂の原因としては、南方所伝の十事問題説が正しく、北方所伝の五事新説は、のちの大衆部から分裂した制多山部の祖である同名の「大天」の言行が拡大投影されたものではないかと述べている。また十事によって、すぐに分裂が起こったのではなく、しだいに上座部と大衆部が対立するようになり分裂したとも述べている。

出典:wikipedia

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