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ストップ!! ひばりくん!

『ストップ!! ひばりくん!』は、江口寿史による日本の漫画作品。長期の中断を経て、27年かけて完結した。『週刊少年ジャンプ』(WJ、集英社)誌上において1981年(昭和56年)45号から 1983年(昭和58年)51号まで多くの休載を挟みながら連載。休載の多さにより約2年強の連載期間ながら、全49話と1年分にも満たない。『ひのまる劇場』の次に当たる江口3作目となる連載作品であり、江口が『WJ』で連載した最後の作品。また江口が連載を放棄してそのまま未完となっている最初の作品であった。単行本はジャンプ・コミックス(JC)より全4巻。1983年には東映動画によりアニメ化もされた江口の代表作の一つであり、後に完全版・文庫版・廉価版と様々な形で再版されている(詳細は#書誌情報参照)。また2005年には『江口寿史 JUMP WORKS』の1巻としてCD-ROMの付録などを付けた総集編が発売されている。母との死別をきっかけとしてヤクザの大空組に世話になる事となった高校生坂本耕作と、事実を知らなければ美少女としか見えない大空組の長男大空ひばりを中心とした日常生活を描く。当時、少年誌でラブコメディが全盛を誇っている事を憂いた江口がラブコメのヒロインを「女装した男の子」にする事によってギャグとし、ちゃかす事によってラブコメのアンチテーゼとして描いたギャグ漫画で、タイトルは関谷ひさしの『ストップ! にいちゃん』に由来する。当初はオカマキャラを前面に出したギャグ漫画として考えていたが、ひばりくんを可愛く描けば描く程ギャグとなる事に気付き、出来る限りの可愛さでひばりくんを描くようになる。こうした「オカマの面白さ」を扱った作品として、後に「BREAK DOWN」等を描いている。しかし、可愛く描きすぎたことによってひばりくんというキャラクターがスーパーマンとして一人歩きを始め、情けない行動を取らせられなくなり行き詰まるようになる。また可愛く描く事を含めた絵へのこだわりがアシスタントの使用を困難にして原稿の完成が遅れ、1話を1週間で完成させる事ができなくなっていった。江口は隔週での連載を希望するが、西村繁男が編集長を務める当時の編集部には受け入れられず、その結果、落稿や休載が目立つようになっていく。このことは劇中にも表れており、序盤で唐突に本編とは何の関係も無い話を描いてページを埋めていた。ジャンプ・コミックス版の最後に収録された「メイキング・オブ・ひばりくん!」では、終始一貫して江口が締切を守れない言い訳ともとれる内容が描かれており、最後には製作現場が崩壊した挙句、お粗末な原稿の仕上がりを詫びる担当と怒り心頭の編集長の傍らで「いきのいいネタを探しに千葉の勝浦に行く」と江口が逃げ出している。実際に、江口が連載を投げ出し、締め切り日に逃亡した事から、編集部も打ち切りという形で連載終了を決定した。1983年以来、本作は未完のままの状態であり、連載末期の分も長らく単行本未収録の状態(後記)が続いていた。2007年のインタビューで、江口は他の作品の続編への意欲を示したが、本作の続編執筆に関しては「ひばりくんは難しいけど」と否定的な発言をした。2010年2月27日に発売された「ストップ!! ひばりくん!コンプリート・エディション」の最終巻(第3巻)では、ラスト5ページが加筆された最終話の完全版が収録された。これにより未完であった本作が27年越しで完結した。この間に以下の描き下ろしイラスト・表紙が発表された。最初に発行されたジャンプ・コミックス(JC)版の単行本には最後の4話が未収録であった。1991年に発売された完全版は、JC版に未収録だった4話のうち3話を収録したものの、連載最後の回は収録しなかった。最終回の収録は1999年の短編集『江口寿史の犬の日記、くさいはなし、その他の短篇』(KKベストセラーズ)が最初となる。その後2004年に発行された文庫版(ホーム社)はこの最終回も含んでおり、一応の全編収録となった。なお「コンプリート・エディション」第2巻(2009年)に単行本未収録の「Jの告白」のエピソードが初掲載された。ただし、JC版の時点で、コマ割りに手を加える、『ジャンプ』掲載時の2話を1話にまとめ直すなど、大きく手を加えている話が多々あるため、未収録のページが存在する。母を亡くし天涯孤独の身となった少年耕作は、遺言に従い、母の古い友人・大空いばりの家に身を寄せる事になる。しかし事もあろうに大空家は「関東極道連盟・関東大空組」、つまり弱小団体とはいえ暴力団であり、いばりはその組長だった。身の危険を感じて逃げようとする耕作の前に美少女が現れにっこり微笑んだ。一目惚れしてしまった耕作は大空家で生活する決心をしたが、それが運の尽きだった。つばめ・つぐみ・すずめと美人ぞろいの大空家の姉妹の中で、耕作が最初に会った一番の美少女・ひばりは実は男だった。ひばりは学校では女で通しており、ごく一部の者以外はその秘密を知らない。その上ひばりは耕作を好きになったそぶりを見せ、積極的にアタックしてくる有様。ひばりの引き起こす騒動に巻き込まれて耕作の気の休まる暇もない日々が続く。ひばりの秘密に気づいた高円寺さゆりが口外しない代償として、耕作に自分とデートするよう要求、他の者に目撃され、翌日学校で噂になるところでストーリーは一旦終わっている(この次に「メイキング・オブ―」が続き打ち切り)。1983年5月20日から1984年1月27日まで、フジテレビで金曜日19:00 - 19:30枠に於いて放送された。全35話。元々原作のストックが少なかった為、すぐに原作のエピソードを使い切ってしまい、後半は他の江口作品のストーリーを転用したり、オリジナルストーリーを制作している。また原作よりもラブコメテイストが強めに描かれている。2003年、全話収録のDVDボックスセットが発売された。エンディングの楽曲『コンガラ・コネクション』では、当時まだ無名だった布袋寅泰がギターを演奏していた。またアニメ内での舞台は東映動画がある練馬区の模様で、電柱に練馬区の住所表示がある他大泉学園駅(劇中では「学園駅」と表記)らしい駅舎が登場している。上記2曲を収録したEPレコードは、キャニオン・レコード(現在のポニーキャニオン)から発売された。2曲とも、後にCD化されている。キー局・制作局であるフジテレビではローカルセールス枠で放送されたことから、フジテレビ系列の基幹局でもテレビ西日本など放送されなかった局や、東海テレビ、関西テレビ等時差ネットした局があった。また、テレビ新広島では本放送終了後の1984年7月より放送が開始されたが、小学校・中学校の夏休み期間中の特別編成による集中放送であった。過去5度にわたって刊行されている。ホーム社刊行の文庫版で一応の全編完全収録となり、『ストップ!!ひばりくん! コンプリート・エディション3』に最終話が加筆掲載された。(前出)

出典:wikipedia

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