エアポート成田(エアポートなりた "AIRPORT-NARITA")とは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が総武線快速電車のうち、成田空港駅行きの快速に与えた名称である。なお、現在は成田空港駅から東京・久里浜方面へ向かう列車は快速のみの表記であり「エアポート成田」の名称は使用していないが、以前は成田空港駅発の快速列車にもこの名称を使用していた。横須賀線では普通列車の扱いなので、発車案内においては単に「エアポート成田」または「普通 エアポート成田」と案内される。使用車両以前使用されていた車両千葉駅 - 都賀駅 - 四街道駅 - 物井駅 - 佐倉駅 - 酒々井駅 - 成田駅 - (堀之内信号場) - 空港第2ビル駅 - 成田空港駅1991年4月26日から1992年11月29日までの間、特急「成田エクスプレス」を補完する目的で、臨時列車として特別快速「エアポート成田」が(大船 ‐ )東京 ‐ 成田空港間を運行していた。東京駅始発・終着のほか、1991年は日曜に横須賀線経由で大船駅まで延長されることもあった。停車駅は横須賀線内各駅と、東京駅・錦糸町駅・船橋駅・津田沼駅・千葉駅・成田駅・成田空港駅だった。使用された車両は他の横須賀線・総武快速線列車と同じ113系11両編成(1992年は15両編成)で、『特快エアポート成田』と書かれたヘッドマークを掲出した時期もあった。1991年7月20日から9月1日までは毎日運転であったが、それ以降は土曜・休日のみの運転となった。また1991年秋頃にはダイヤは同じであるものの、愛称なしで運転されていたとのことである。方向幕では快速(普通)「エアポート成田」が青色であるのに対し、特別快速「エアポート成田」は赤色であった。特別快速「エアポート成田」は、時期によってダイヤは異なるが、以下の1往復が運転されていた。通過駅および信号場については、ホーム上を通過する駅と通過時刻が確認できる駅および信号場のみ記載する。丸括弧は通過時刻、角括弧は運転停車における到着・発車時刻、レは通過または運転停車を表す。なお、休日ダイヤを前提とする。当時は横須賀線の武蔵小杉駅と、成田線の空港第2ビル駅は未開業であった(前者は2010年3月13日、後者は1992年12月3日開業)。また現在、根古屋信号場は廃止されており、代わりに堀之内信号場が開業している(2009年3月14日開業)。横須賀線ではS、総武・成田線ではFを列車番号の末尾に付けるのが原則だが、この列車はMを列車番号の末尾に付けていた。また後に設定される通勤快速も、登場当初はMを列車番号の末尾に付けていた。快速と違い、横須賀線内も含め全区間で特別快速扱いだった。当時の東京 ‐ 成田空港間には、特別快速同様に特急「成田エクスプレス」を補完する目的で、特急「ウィングエクスプレス」が運行されており、停車駅が東京駅・錦糸町駅・船橋駅・千葉駅・成田駅・成田空港駅と、特別快速と比べて津田沼駅を通過するかどうかの違いしかなかった。1992年のダイヤでは、特別快速「エアポート成田」は特急「ウィング(「ウィングエクスプレス」から改称)」(成田空港行き3号、成田空港始発2号)に、特急「ウィングエクスプレス」(成田空港行き1号、成田空港始発2号)は特別快速「エアポート成田」にそれぞれ置き換えられたのと同時に、特別快速「エアポート成田」の横須賀線への直通が休止された。
出典:wikipedia
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