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ネバーエンディング・ストーリー

『ネバーエンディング・ストーリー』("Die unendliche Geschichte / The Neverending Story")は、映画及びテレビドラマのタイトルである。原作はミヒャエル・エンデの『はてしない物語』だが、オリジナルの話とは終わり方が異なっている。原題は「"Die unendliche Geschichte"」 。1984年に西ドイツ・アメリカで制作・公開された映画。日本では1985年3月16日に公開された。制作費2700万ドル。当初ディズニーに資金のバックアップを求めていたが交渉が決裂し、結果的に提携相手がワーナーとなる。ワーナーは監督の変更を希望するなどテコ入れ要望が多く、映画のヒットと原作改変の両面に大きく影響を残した。音楽監督のロバート・ハザウェイは、アトレーユ役のノア・ハザウェイの父親。日本公開時でのキャッチコピーは「さぁ、オメガファンタジーの旅へ!」「M・エンデの世界的ベストセラーを映像化、ファンタジックSFX超大作!」。主人公、バスチアンはいじめられっ子で、母を亡くしてからは父親と2人だけの寂しい生活を送っていた。そんなある日、いじめっ子から逃げるために飛び込んだコレアンダー書店で彼は不思議な本「ネバーエンディング・ストーリー」と出会う。本を読むと物語の主人公になれる、本の世界に籠にも乗れる、だから本が好きだと力説する彼に書店の主は「だが、それらの本は読み終われば現実に戻される。この本は危険だ。」と止めるが、どうしても読んでみたいバスチアンはこっそりとその本を盗んでしまった。学校をサボって本を読み始めたバスチアンはネバーエンディング・ストーリーの世界に浸り始める。内容は、無(※字幕に基づく/The Nothing)による崩壊の危機に瀕した不思議な異世界、「ファンタージェン」を救うため、草原の勇者アトレイユが旅立つ。アトレイユには、お守りとして「アウリン」が授けられる。このメダルの形をした「アウリン」には、不思議な力が宿る、とされ、勇者アトレイユを真の道へと導いていく。本の中の壮大な「ファンタージェン」を舞台にし、主人公とともに冒険を味わい、物語に胸躍らせるバスチアンだが物語が進むに行くにつれ、ついにくるべき結末がやってくる。ファンタ-ジェンの圧倒的な「無」による強大な世界の崩壊、破壊はとどまるところを知らず、すべてを破壊し飲み込んでいく。バスチアン自身も驚く思わぬ結末を迎えることに・・・・・。そしてそれを救うのはアトレイユでも王女でもなく、意外な人物であった。西ドイツ公開版には主題歌がない。北米・日本公開版では、ワーナー・ブラザーズの意向によりジョルジオ・モロダーの楽曲へ変更され、イギリスのロックバンドカジャ・グーグーの元ボーカリストリマールの歌う主題歌が追加された。これらは作品ヒットに貢献したが、細かいシーン編集によって尺長は西ドイツ版より6分40秒短くなっている。原作者ミヒャエル・エンデとの裁判騒動の発端は、契約書の見落としが原因だったと言われている。エンデの当初の要望は、ドイツ人の俳優を起用してヨーロッパで撮影することと、作品に登場する竜「ファルコン」を中国の伝説の龍にする、ということだった。しかし契約時の不手際により、要望は実現されず、エンデは原作者でありながら撮影に立ち会うことができなかった。決裂を決定的とする上で致命的だったのは、映画のラストシーンが、エンデの意図とは正反対であることである。映画の主人公バスチアンは、本の世界「ファンタージェン」の力を借りて、現実世界のいじめっ子に仕返しをする。エンデはこれについて真剣に腹を立て「このシーンをカットして欲しい」と告訴に踏み切る事となった。裁判の結果は、エンデの敗訴となり、「ミヒャエル・エンデ」の名前をオープニングから外す事で、なんとか和解した。後にミヒャエル・エンデは、「ファンタージェンを破壊するために悪の人狼が脚本を書き、映画にした」「原作の前半だけを映画にしても意味がない」などと多くの批判を残すことになった。ただし、第2章公開の際には「あの映画をきっかけに原作を買ってくれたお客さんも多かったし、原作を読んでもらえるなら宣伝映画として苦痛も和らいだ」と多少評価を持ち直した。完全にオリジナルストーリーである続編2・3についてはバスチアンが夢に頼らないため苦言を呈していない。一連の顛末は絶版のエンデ関連本で数多く語られているが、ネバーエンディングストーリー第2章の映画パンフレットのインタビューだけを読んでも、順序だてて原作者が経緯を説明しているため大体は把握可能となっている。原作者のミヒャエル・エンデが、登場人物である「幼ごころの君」に日本人を起用し、その衣装として和服を希望していたことや、監督に黒澤明の起用を要望していたという逸話は、エンデが晩年に日本人の佐藤真理子と結婚したことに類推した宣伝であって、真実ではない。1作目のVHS/DVD日本語吹替え版は主人公の排他的なセリフが穏やかに改変されており、受け手の印象を大きく変える意訳になっている。2作目以降は翻訳がプロセンスタジオに変わったためスラングも字幕版同様に忠実に訳されるようになった。このTV版の音源は、DVD化されなかったが、2013年9月4日に、ブルーレイ「ネバーエンディング・ストーリー エクステンデッド版」(Disc 1ではエクステンデッド版、Disc 2ではインターナショナル公開版)が発売された。そのため、ソフト版とTV版によるダブル日本語吹き替え音声(Disc 2のみ)である。アトレイユ役のノア・ハザウェイは撮影中に2度死にかけた。沼のシーンでは実際に沼に飲まれ、呼吸が止まったという。もう1つは乗馬のシーンで落馬して馬に蹴られそうになったという。原題は「"THE NEVERENDING STORY II THE NEXT CHAPTER"」。1990年にアメリカ・ドイツで制作され1990年に公開された映画。日本では1990年12月14日に公開された。制作費3600万ドル。原作者と和解し、スタッフ・キャスト・設定共に大きく変更された、ややリメイク寄りの続編である。日本でのコピーは「想像の翼にのり少年がふたたびファンタジアに旅だった時、いま新たな冒険がはじまる」「ファンタジアをおおう光と影! 善と悪が果てしなく闘うSFXアドベンチャー!」。かつてバスチアン少年は人々の夢の世界ファンタジア(ファンタージェン)へと繋がるネバーエンディングストーリーという本に出会い、ファンタジアのリ・クリエイションによって「虚無」の侵略から世界を救った。しかし自分の心が作った新たな世界を旅する前に現実に戻ってしまった彼は、心の深層にある母を失った悲しみといじめられっ子としての弱さと対面していないため臆病な少年のままだった。そんな彼は勇気がでる方法を求め前作で本と出会ったコレアンダー書店に立ち寄り、そこで再びネバーエンディングストーリーと出会う。未解決のままだった本の世界はどんどん文字が消え「空虚」化という危機に瀕していた。バスチアンは再びファンタジアへと旅立ち空虚と戦う。しかし、彼が与えられた何でも願いが叶うオーリン(アウリン)という武器には、欲望が何でも叶う事は過去の思い出が不要になる事であり、いつかは彼の心の最後に残った本当の願いまで空っぽになってしまうという問題があった。一方バスチアンの父は息子が行方不明になった事で街中を探し回り、本の世界ファンタジアの中にいる事に気付く。二人きりの親子が本当に望んでいた願いは何か、その願いこそが勇気をもたらすのでは……。前作から5年経ち、キャストが成長してしまったため、登場人物がコレアンダー役のトーマス・ヒル以外一新された。この変更は批判意見が多く、3作目でややヒロインが前作に近いイメージに修正される事になる(第2章の劇画イラストだけ幼心の君が原作者希望の白装束を着ているが本編では着ない。3では西洋的なマントを装着)。ただしアトレイユに関しては原作が緑の肌の狩猟民族なので白馬の美少年ノア・ハザウェイは完全なキャストミス。人間の子を探す任務を人間がしてしまっているためストーリーもおかしくなっている。ドイツの物語という設定は撤廃され、主人公はアメリカ西海岸に住むブロンド少年である。なお、原作では肥満児の少年が主役で、本の世界では美少年に姿を偽る設定である。そして物語も単純明快に大きくアレンジされた。物語の大筋とテーマは原作と最も一致しているが、肝心のストーリーが大きく異なる。原作は魔女サイーデに騙され、幼ごころの君から授かったアウリンを悪用し心を失っていく設定だが、映画では支配者の地位を狙う魔女ザイーダの「思い出マシーン」により、アウリンを使う隙をついて記憶を奪うという設定になった。また原作ではラストシーンにのみ登場の父親が、第1作のバスチアンのような活躍をするなど、親子の絆をより重視する展開となっている。原作主人公の歪んだコンプレックスとエキセントリックさは、母親を失った傷が深い臆病な少年という設定に落ち着き、自己嫌悪からの脱出と自己啓発に至るメンタルヘルス的な展開は、人への愛を持つ事で勇気が生まれるというライトな表現に収まった。全体的には典型的なハリウッド映画で、これには第1作をメジャー寄りに改変しヒットさせたスタッフの権力が大きい。ビジュアルデザインは原作者の友人ルドウィグ・アンゲラーに前作のウル・デ・リコから変更し童話世界に変更されたが、特撮が『バットマン』のデレク・メディングスでアクション映画寄りになっている。主題歌は前作のヒットに大きく貢献したジョルジョ・モロダーが引き続き3曲提供、ネバーエンディング・ストーリーのテーマがロックアレンジされている。原作者が最も好意的に評価している作品で来日時に「前作で揉めて酷くなったので諦めて好きに作らせた。それでもこちらのほうが原作に近い」と、ファンタジーの再現より家族愛の映画であるべきと捉えていた事が伺える。数々のエンデ研究本で記載されているが、エンデは自分のファンタジー児童文学が現実逃避の作品として扱われている事に不快感を持っていたらしく、現実を生きるための教訓的なメルヘンを目指していたという点を考慮すればエンデが『1』と『2』で取ったスタンスが理解できる。また劇場版のTVCMもエンデが勤めた。VHS/LD/DVDとは別にテレビ局側が制作した吹き替え版が存在する。役者がまったく違うため、声優の続投等がほぼ無意味に近いが、続編という事を強調するためか放送時に前作版の主題歌をバックに「幼心の君」ナレーションの総集編が番組冒頭で流れた。現在でもこの第2章が放送される時はこの総集編が冒頭に流れる事が稀にある。だがエンディングのスタッフロールがカットされるため、本作版の主題歌が聴けない。ワーナーから何度も復刻された。国内でのシリーズタイトルロゴは数度の復刻を経て第2章の物に統一。原作の後半をベースにオリジナル要素が多い本作は、竹書房からノベライズ版が発売された。中途半端に原作の名詞を採用しているためファルコンやオーリンの名が登場しなかったり、Xを「ク」と読んでいるためサイーデとソビールがクサイーデとクソビールになっている。巻末では翻訳者の木村育世が「エンデさんは嫌ってるけど、私は1も好きだよ。原作は読むのがしんどい」といった意見を書いている。現在絶版。原題は「"THE NEVERENDING STORY III ESCAPE OF FANTASIA"」。アメリカ・ドイツで制作され、1994年12月17日に日本で公開された映画。文部省選定映画。日本でのコピーは「PART1は<夢>の、PART2は<心>の、そして今度ははてしない愛の物語です」「さあ出発しよう!! 夢と冒険の旅へ……」。続編ということになっているが、ややパラレルワールドである。キャラクターは成長しており、バスチアンは不良達へのいじめにも立ち向かう非常に勇敢な男になっている。原作で本を返すまでの数ページを強引にアレンジしたオリジナルストーリーであり、ほぼ無関係といって良い。『2』公開時に三部作構想であると語っているが、これがその通りの続編だったかは不明である。低予算映画なため、現実の世界で着ぐるみのクリチャーが飛び出す展開であり、中学生らしいバスチアンの日常が描かれる。海外版の予告でもコメディ映画と言い切ってあるだけあってギャグが多く、カタルシス的な物も薄い。ファンタジーに引き籠もっていたバスチアンが家族やクラスメイトと完全に和解した姿が見られるのは『3』のみである。『2』では原作のようにアウリンとネバーエンディングストーリーが主人公の心を表す童話的なアイテムとして表現されていたが、今回は『1』のように現実世界の秩序と連動するガジェットとしての機能が極端に強調された。『2』では翻訳が英語に忠実になっていたが、原作にあわせ、ファンタジア→ファンタージェン、オーリン→アウリン、バスチアン・バックス→バスチアン・バルタザール・ブックス、と『1』と同じ意訳に戻された。日本での宣伝やTV放送も『1』の主題歌を使用したが、映画本編には存在しない。発売されたタイアップCDもsealとリアル・インパクトによるダンスミュージックのカバーだった。日本未放送だがアメリカではアニメ化された。かつて人の心と現実が繋がっている本の世界ファンタージェンを救った少年バスチアン。彼は成長し父の再婚相手の家へと引っ越すが、再婚に納得していない新しい妹ニコールや新しい学校の不良達のいじめに四苦八苦する。だが不注意から不良達に本を奪われファンタージェンの世界は「悪意」という新たな危機を迎える。不良達の邪な心が本の内容を破壊し、ファンタージェンの崩壊が現実世界の人々の心に逆流する現象が起き始めた。バスチアンは現実を舞台に不良達に立ち向かう。公開当時、興行収入2億と前作の5分の1、前々作の10分の1を記録してしまった。本作は当初から子供受けを狙っており、本国の商品展開もそれに準じた、幼稚園児を対象にしたぬいぐるみやビデオパッケージになっている。またアニメ化もされており、それには『3』のオリジナルキャラクターが多く登場する。原題("TALES FROM THE NeverEnding Story")。2001年にカナダ・ドイツで制作されたテレビドラマ。日本でも放送された。やや改変が入っているが、前半は原作に忠実にしようとしていた作品である。ゲームボーイ好きの少年バスチアンは本屋の老人に無理やり本を薦められ、ネバーエンディングストーリーの物語を読み始める。本の中の主人公アトレイユは最初こそ真面目に冒険をし女王を救う任務を果たすが、ここからテコ入れが入り始める。バスチアンとアトレイユの接点は繋がることもなく恋愛にしか関心がない様子。しかし現実の世界に飛び出したアトレイユはスケボーでバスチアンの前に現れる。ここから物語が動き出すかと思われたが、打ち切りになってしまった。

出典:wikipedia

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