若桜線(わかさせん)は、鳥取県八頭郡八頭町の郡家駅から、鳥取県八頭郡若桜町の若桜駅に至る若桜鉄道が運営する鉄道路線である。国鉄再建法施行に伴い第1次特定地方交通線に選定され、廃止された西日本旅客鉄道(JR西日本)の若桜線を引き継いだものである。 全列車が各駅に停車する普通列車である。1日10往復(2時間に1本程度)の運行で、1 - 3両編成で運転されており、1両編成の場合はワンマン運転である。半数以上の列車が郡家駅からJR西日本の因美線に直通し、鳥取駅まで運転される。若桜駅の始発は6時25分、郡家駅の最終は22時37分である。2010年3月12日までは郡家駅の始発は5時台で、折り返し若桜駅の始発になっていた。若桜駅の最終も22時であったが、翌13日の改正で郡家駅の始発7時台、若桜駅の最終20時台に見直された。国鉄時代の1968年10月1日ダイヤ改正時点では、鳥取駅 - 若桜駅間に9往復(気動車列車5往復、客車列車4往復)が設定されており、客車列車のうち下り2本(321・323列車)、上り3本(322・324・328列車)は混合列車として運転されていた。若桜線内ではすべての列車が各駅に停車していたが、上り322混合列車(若桜駅6時40分発→鳥取駅7時49分着)のみは途中駅では旅客扱いのみで貨物扱いは行わなかった。また、一時期始発列車が急行「砂丘」の間合い運用だったことがある。2009年3月13日まで平日朝に山陰本線宝木駅まで直通する列車が設定されていたが、翌14日の改正で鳥取行きに変更された。この列車は国鉄時代から運転されていた湖山行きの列車を1996年3月16日に宝木行きに延長したもので、2004年10月16日の改正で土曜・休日は鳥取行きになっていた。2010年3月13日のダイヤ改正で夜に米子発若桜行きの普通列車が設定され、山陰本線直通列車が復活したが、2015年3月14日のダイヤ改正で鳥取駅で系統分割されて鳥取発となり山陰本線直通列車が再び廃止された。乗務員の運用も特例により車両の所属会社による相互乗り入れとなっていたが、2010年3月13日のダイヤ改正からはそれぞれ自社線内のみを担当するようになった。以下に示す車両は全て気動車である。改正鉄道敷設法別表第88号に掲げる予定線「鳥取県郡家ヨリ若桜ヲ経テ兵庫県八鹿附近ニ至ル鉄道」の一部であるが、若桜から先は着工されなかった。
出典:wikipedia
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