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芸備線

芸備線(げいびせん)は、岡山県新見市の備中神代駅から広島県三次市の三次駅を経て広島県広島市の広島駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)である。中国山地西部の山間を走るローカル線の一つ。中国自動車道の開通や、山陽新幹線と接続する伯備線の特急列車網の整備などで、広島市から広島県北部を経て木次線を経由して松江市・米子市などと結んでいた陰陽連絡路線のメインルートからは外れ、現在は、広島市 - 三次市間の都市間輸送や広島市 - 三次市 - 庄原市および新見市 - 庄原市東城町といった沿線の通勤・通学輸送が主体の路線となっている。三次駅 - 広島駅間では急行「みよし」が運行されていたが、2007年7月1日のダイヤ改正で廃止され、快速「みよしライナー」へ置き換えられた。狩留家駅 - 広島駅間は「広島シティネットワーク」として広島市の近郊区間に位置づけられており、IC乗車カード「ICOCA」の岡山・広島エリアに含まれる。同区間では2014年から、ラインカラーには「三次の名産ぶどうと、安芸高田市の花として親しまれているアジサイのイメージ」として紫()が、路線記号は P が選定されている。一方、車内掲示等で使われる広島エリアの路線図においては白木山駅以東の備後落合駅までもこのカラーで表現されている。その後、2016年に岡山・福山エリアならびに山陰エリアのラインカラー・路線記号が制定され、同年4月に公式サイトの全域路線図へそれらが反映された際には、紫色にPの路線記号の適用区間が、白木山駅以東も含めた芸備線全区間(伯備線乗り入れ区間の新見駅まで)に拡大されている。また、岡山支社管内で駅掲示運賃表を路線記号入りに更新した駅でも同様の対応となっている。その一方で、白木山駅 - 比婆山駅間各駅の駅掲示時刻表では、路線記号未制定の山口地区各線同様に、路線記号のアルファベットが入らないカラーのみのシンボルを使用している。また、岡山・福山エリアとしてのラインカラーではないことから、備後落合駅 - 新見駅間では2016年改正時点においては運賃表以外の旅客案内には使用されていない。備中神代駅 - 備後落合駅間は広島県内を含めて岡山支社、備後落合駅 - 三次駅間は広島支社三次鉄道部、三次駅 - 広島駅間は広島支社の直轄、支社境界駅である備後落合駅は岡山支社の管轄である(上り場内信号機が支社境となっている)。日本国有鉄道(国鉄)時代は塩町駅が岡山鉄道管理局と広島鉄道管理局の境界で、同駅は岡山局の管内だった。備中神代駅からは中国山地の谷を高梁川水系の神代川や成羽川に沿って走行する。野馳駅 - 東城駅間の大竹山トンネルで岡山県から広島県に入る。坂根駅・備後八幡駅や小奴可駅周辺では、かつてたたら吹きが行われていた。道後山駅の少し手前で芸備線の最高所に達し、ここから日本海に注ぐ江の川の水系に入る。次の駅の備後落合駅との標高差は160mもあるため、蛇行しながら25‰の勾配を下っていく。途中で渡る小鳥原第一鉄橋は中国地方一高い橋である。備後落合駅と比婆山駅との間は、5.6kmの間を徐行しつつ15分あまりかけて、木次線方面から下ってきた西城川の渓谷を進む。比婆山駅から田園地帯になっていくが、幾度か狭い谷合を走る。備後庄原駅付近で西城川から離れて、国兼川流域に入ると平地がだんだん開けていき、馬洗川を渡って福塩線と合流して塩町駅から馬洗川の左岸を走行し、三次駅に到着する。三次駅から江の川(広島県内では可愛川)沿いになり、県道の拡張のために経路が変更された上川立駅 - 甲立駅間を走行し、ここで芸備線で最長の郷原トンネルを通過する。向原駅の北側で「泣き別れ」と呼ばれる中央分水界を超えるが、標高214mと比較的低い場所にあり、かつ平地にある。ここからは太田川水系三篠川に沿って中深川駅付近まで進む。中深川駅を過ぎたあたりから周囲が開け、車窓にはニュータウンが見えてくる。下深川駅の先で太田川の堤防沿いに南下し、山陽新幹線の車両基地を眺めながら山陽本線と合流し、広島駅に到着する。2012年3月17日現在の運行形態は次の通り。普通列車・快速列車のみの運転で、全線を通して運転される列車はなく備後落合駅と三次駅で運転系統が分かれている。なお、広島駅に向かう列車が「下り」となっている。以下の運行形態各節では広島側から記述する。広島駅 - 三次駅間の一部列車をのぞいて、全線でワンマン運転を行っている。この区間は芸備線の中でも運行本数が多く、広島駅 - 三次駅間で1時間あたり1本程度が運転されているほか、広島駅 - 下深川駅・狩留家駅・志和口駅間・狩留家駅 - 三次駅間の区間運転の列車も運転されており、当路線の中で特に利用客数の多い広島駅 - 下深川駅間は快速を含めて日中約20 - 30分間隔で運転されている。この区間では、広島発三次駅経由福塩線府中行きの列車も2本が設定されている。普通列車のほかにも、快速「みよしライナー」が4往復運転されており、所要時間は約1時間20分である。2007年7月1日のダイヤ改正以前は「通勤ライナー」も設定されていた。上り始発列車の1830Dは、キハ120形気動車で広島駅 → 備後庄原駅・福塩線府中駅間(三次駅で分割)で運転されている。備後庄原行きは休日は三次駅止まりである。この区間は三次駅 - 備後落合駅間で普通が5往復と、三次駅 - 備後庄原駅間の普通が2往復(朝の1往復は休日運休)運転されており、曜日によっては5 - 6時間ほど運転されない時間帯がある。以前は日中に第1日曜日に運休する列車が存在した。塩町駅 - 三次駅間は福塩線の列車が乗り入れている。このほかに臨時列車として、備後落合駅で「奥出雲おろち号」に接続する普通列車が、「奥出雲おろち号」の運転日に合わせて三次駅 - 備後落合駅間で1往復運転されている。この区間を走る列車はすべて伯備線の新見駅発着で、備中神代駅から芸備線に入る。伯備線の新見駅 - 備中神代駅間の布原駅は芸備線の列車のみが停車するため、運転系統上は芸備線扱いとなっている。新見駅からの列車の半分は東城駅までの運転で、備後落合駅 - 東城駅間は1日わずか3往復の超過疎路線となっている。新見 - 東城間の朝の1往復は平日のみの運転である。2005年3月1日のダイヤ改正までは備後落合駅 - 東城駅間が5往復、東城駅 - 新見駅間が7往復であった。2000年3月11日のダイヤ改正では、土曜日も運転する列車が設定されていた。この区間は快速列車が、新見発備後落合行きとして早朝に1本のみ運転されている。快速は、キハ120形の方向幕に「快速 備後落合」という表示がないため、方向幕には「備後落合」とのみ掲出、前面窓内側のワンマン灯下に「快速」(白地に赤文字)と記載された種別札を挿入したうえで運転される。2004年夏には臨時快速としてキハ120形を使用した「奥出雲」号が新見駅 - 木次線出雲坂根駅間で運転された。かつては急行「ちどり」「たいしゃく」「みよし」などの優等列車が運行され、1980年代頃までは陰陽連絡線として多くの急行列車で賑わっていた。2007年7月1日に廃止された当線最後の急行「みよし」は、廃止直前時点で4往復が運転され、当時のJRの急行としては唯一2往復以上運行される列車となっていた。またほかの急行列車が客車や電車、一般形のキハ47形気動車を使用していたことから、急行形気動車のキハ58系で運用される日本で唯一の急行列車となっていた。国鉄時代は前述の急行列車を含めて1日10数本の運行だったが、広島駅 - 新見駅間を走破する列車も設定されていた。また、最終列車も早く、広島駅から三次駅までが21時台、志和口駅までが22時台だった(ただし夜行「ちどり」が存在した当時は、広島を23時50分台に出て志和口・三次・備後庄原などに深夜に到着することはできた)。かつての優等列車は山陽本線・木次線・伯備線・姫新線などと直通で運転されていたが、晩年は芸備線内のみでの運転となっていた。一時期、可部線と直通する普通列車も存在し、臨時列車の急行「江の川」・快速「SLみよし」などは三江線に乗り入れていたが、いずれも現在は運転されていない。すべて気動車で運転されている。1991年には振子式気動車の投入による高速化が要求されるようになり、同年11月には四国旅客鉄道(JR四国)の特急用気動車である2000系を使用した試運転が東城駅 - 広島駅間で行われた。2006年には地元経済界による芸備線と木次線の大幅な高速化が提言され、広島支社から本社に対し、広島周辺の一部区間の電化等の要望が挙がっていた。同社は公式には方針として表明していないが、過去の整備事業はほとんどが原則として地元負担となっており、これらは全額の地元負担がJR西日本本社の方針と見られるため、地元がどう資金を負担するかが鍵となっている。広島駅 - 備後庄原駅間は芸備鉄道により開業した。備後庄原駅 - 備後落合駅間は国有鉄道(鉄道省)により庄原線として、小奴可駅 - 備中神代駅間は三神線として建設された。広島駅 - 備中神代駅間が全通したのは1936年で、翌年には芸備鉄道全線が買収され芸備線となった。戦前・戦後の一時期には、姫新線と一体のダイヤが組まれ、姫路駅 - 津山駅 - 新見駅 - 備後落合駅 - 三次駅 - 広島駅間直通という列車が1日に数往復も設定されていたことがあった。便宜上、備中神代駅から全列車が直通する伯備線新見駅からの区間を記載する。残りの駅は簡易委託駅または無人駅である(ただし簡易委託駅のうち、備後庄原駅と甲立駅にはPOS端末が設置されている)。( )内は備中神代駅起点の営業キロ。

出典:wikipedia

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