鳥取県と鳥取市が共同で設置し、学校法人へ寄附することで設立に至った公設民営方式の私立単科大学として開学したが、少子化や高い学費などを理由に志願者数が減少したため、公立大学法人化が検討され、2010年10月に新生公立鳥取環境大学設立協議会が発足し、2012年4月の公立大学法人化が正式に決定、公立大学法人化された。1992年以来、鳥取県の大学数は国立鳥取大学(現在の国立大学法人鳥取大学)のみであり、日本の都道府県中最低(短期大学を除く)の1だったが、鳥取環境大学の開学により大学数は他県にも例のある2に並んだ(現在は倉吉市に設置された鳥取看護大学もあるので3)。名誉学長は加藤尚武と古澤巌。学長は高橋一(理事長を兼任)。鳥取県内の大学・短期大学では唯一、専用の郵便番号が割り振られていないため、住所の郵便番号が用いられている(〒689-1111、鳥取中央郵便局)。公立鳥取環境大学では「大学の基本理念」を制定しており、人材育成と学術研究を通じて「人と社会と自然との共生」の実現に貢献することを謳っている。公立鳥取環境大学では「大学の目的」を制定しており、教育、研究、大学のあり方の3つの観点から全6ヶ条の目的を掲げ、基本理念の実現を目指している。設置された各学科ごとに、教育の目標と入学試験で期待する人物像の2点を「アドミッションポリシー」として公開している。(2012年度より)サステイナビリティ研究所は5つの研究室(分野)で構成され、持続可能な農林水産のあり方や廃棄物問題、自然資源を利用したエネルギーの活用など、環境の持続可能性(サステイナビリティ)をテーマに研究を推進している。2011年3月には、研究所施設が完成し、より一層の研究の推進、研究成果の情報発信を行っている。地域イノベーション研究センターは創造的かつ発展性に富んだ鳥取固有の豊かな生活実現に寄与することを目的とし地域に関する総合研究、その成果を地域に創造的かつ実践的に展開していく地域貢献および教育の三つの活動分野によって、地域の豊かな生活実現を目指している。情報メディアセンターには約6万冊の図書を揃えている。自由に図書の貸出・返却ができる自動貸出返却装置や研究・学習に集中できる個人ブースも用意されている。雑誌も用意されていて、国内外の新聞9誌とカレント雑誌89タイトルを購読している。情報コンセントを用意してあり、ノートパソコンを持ち込むことでインターネットにアクセスできる。本節では、一般的な課外活動である運動会・サークルについて解説する。公立鳥取環境大学の場合、課外活動を行う団体・組織は、体育部会と文化部会との2種類に大別される。いずれの部会も活動実績などに応じて団体・組織の昇格、あるいは降格があり、部、同好会、愛好会に分けられている。これらは公立鳥取環境大学の学生自治会であるクラブ会によって管理されている。公立鳥取環境大学では2012年8月現在、体育部会で22、文化部会で28の計50の団体が活動している。なお一般的に前者の場合は〜部、〜同好会と称され、後者の場合は〜愛好会と称される傾向にある。公立鳥取環境大学ではクラブ活動、大学祭等、学生の自主活動を支援し、学術文化の向上・スポーツ活動の発展や地域活動の支援に努め、公立鳥取環境大学の学風の醸成に寄与することを目的とした「公立鳥取環境大学学友会」と言う組織しており、公立鳥取環境大学の学生であれば誰でも学友会内の組織に所属する事が出来る。なお公立鳥取環境大学の学生は入学と同時に学友会の会員となる。公立鳥取環境大学では毎年10月下旬頃に「環謝祭」と称される大学祭がある。環謝祭(かんしゃさい、Festival to Thanks for Environment、略称はFeTE)は公立鳥取環境大学の大学祭である。大学祭実行委員会により近年は10月第3週の土日の2日間にかけて開催されている。なお環謝祭と言う名称には「自分の周りの全ての環境に感謝する為のお祭り」と言う意味が込められている。環謝祭のテーマは大学祭実行委員から挙げられたものとアンケートによって学生から挙げられたものを先ず委員会内で一定数内に絞り、最終的には学生を対象とした投票によって決定される。
出典:wikipedia
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