株式会社 IBC岩手放送(アイビーシーいわてほうそう、登記上法人名:株式会社 アイビーシー岩手放送、"Iwate Broadcasting Co., Ltd.")は、岩手県を放送対象地域とした中波放送(AM放送)事業とテレビジョン放送事業を兼営している特定地上基幹放送事業者である。略称はIBC。岩手県(庁)や岩手日報などが出資し、設立された。全国紙・地方紙問わず、県内で購読されている全ての新聞ラテ欄では「IBC岩手放送」ではなく「IBCラジオ」「IBCテレビ」という表記である(地元の岩手日報では、テレビ欄は当初「IBCテレビ」と表記していたが、リモコンキーID掲載時から「IBC」と略称のみで表記する形になった、なお、岩手日報ラジオ欄は従来通り「IBCラジオ」と表記。また、隣県青森のデーリー東北は「IBCラジオ・IBCテレビ」、東奥日報はラジオ欄のみ「IBCラジオ」)。なお秋田魁新報は「IBC岩手放送」、読売新聞岩手・青森・秋田・宮城版は「岩手放送 IBCテレビ」、スポーツ報知北東北版と東奥日報第2TV面は「岩手放送」)。企業・団体は当時の名称。出典: 月曜未明1:00 - 4:00を除く24時間。1日の基点は新聞発表の上では5:00だが、IBCの公式サイトや番組表では3:00となっている(開始ジャンクションアナウンスも3:00前に行っている。また毎週月曜日は4:00前に開始アナウンス、日曜深夜=月曜未明1:00に終了アナウンスがある)。AMステレオ放送は実施されていない。なお、12月25日(ラジソン放送日)および1週間後の1月1日(元日)が月曜にあたる場合は、放送を休止しない。岩手県内に競合局は少ないが(エフエム岩手とNHKのみ)、IBCラジオは岩手県内ラジオ局の中で常に全放送時間帯トップの聴取率を維持している。かつてIBCラジオではレーティング期間になると「エネルギッシュウィーク」と題して各番組から豪華プレゼント等が用意されていたが、近年岩手県内ラジオ局はレーティング対象から外されたため「エネルギッシュウィーク」は実施されなくなった。岩手県は山岳地帯で、先述の通り親局・中継局の出力が弱いことから、主に沿岸部や県北部(特に二戸地区)に難聴地域が多い。釜石放送局の送信アンテナは元々漁業無線局だったため、日本国内の放送局としては珍しいT型を使用していたが、新しいラジオ送信所が新日本製鐵・釜石製鐵所の敷地内に完成したため、旧送信所は2006年6月末にその役割を終えた。2011年5月16日より岩手県でもradiko試験配信開始。2012年3月31日までは東日本大震災復興支援の一環としてIBCラジオがradikoにて全国配信されていた。現在(2015年10月1日以降)のradikoによるIBCラジオ配信は岩手県内のみ。なお同じ在盛民放ラジオのエフエム岩手は2015年9月30日まではradikoによる配信を実施していなかった(2012年3月31日までは東日本大震災復興支援のためエフエム岩手もradikoで全国配信されていた)。※東日本大震災による岩手県・宮城県・福島県のアナログ放送終了延期に伴い、2012年3月31日まで継続。“ch番号+V”は垂直偏波自社制作番組は減少傾向にある。以前は『ニュースエコー』以外の帯番組にも取り組んでいたが現在はなし。レギュラーのゴールデンタイム番組制作については長らく行っていなかったが、2014年5月から水曜日に『わが町バンザイ』を編成している。ネット番組は、所属するTBS系のほか、テレビ東京系の番組も一部放送。一時期は積極的にテレビ東京系番組を増やしていたが、近年はTBS系番組主体に戻している。独立UHF局の番組も放送することがある。深夜アニメの放送に関しては、これまではマクロスFやけいおん!などの、劇場版公開に伴う強制ネット扱いの作品のみに留まっていたが、最近ではラストエグザイル-銀翼のファム-やAKB0048などの深夜アニメも放送されるようになった。※月曜 - 金曜15:50 - 16:44の番組は東日本大震災の影響で一時休止ののち13:55 - 14:50に放送されていたが、2011年7月1日から通常通り放送。 岩手初の生ワイド情報番組。初代キャスター 林陽一・西條幸子、前田正二・菅原由美子。前田正二アナウンサーが長く司会を務めた。中国残留日本人孤児を取り上げた番組として注目された。 主キャスター 加藤久智・西條幸子 メインキャスターに詩人 高橋昭八郎氏を起用したほか(★はテレビ東京の本放送終了後に放送)ほか(岩手めんこいテレビ開局まで、○はmitへ移行された番組、☆は現在もmitで放送中)ほか(岩手朝日テレビ開局まで、○はIATへ移行された番組、☆は現在もIATで放送中)ほかほか(テレビ岩手開局後も引き続き放送されたもの)ほか現在、アナログ放送とデジタル放送とで異なる映像が使われているが、2010年8月下旬頃から10月頃までは平泉の世界遺産登録PR映像を1分間に編集したものに差し替えられた(アナウンスは風見好栄が担当)。現況は以下の項を参照。また、終夜放送を開始するまでは、オープニングで冒頭に数秒間、その日の月・日・曜日(スポンサー送出のフェードイン-フェードアウトと同じ)が画面中心部に表示されていた。2016年現在の1日の起点時間(放送開始時間)は、平日、土曜日、日曜日共通で午前4時30分である。また2016年2月頃より終夜放送を再開した。なお、現在オープニングはジャンクションとして毎日放送されているが、一方クロージングは終夜放送が休止の日しか放送されていない。終夜放送実施時(2007年4月 - 2008年9月)(2016年2月 - 現在)は、午前4時30分の起点の前にジャンクションが放送されている。映像はアナログ・デジタル共通(デジタルのオープニング映像を使用)だが、呼出名称とコールサインの表示とアナウンスがアナログとデジタルで異なっていた。なお2016年2月頃より終夜放送を再開し、このジャンクションは現行のオープニングと同じ映像で毎日午前4時29分に放送されている。番組表では「コールIBC」と表記されている。IBCのアナウンサーは長年、男性が報道制作局報道部、女性がラジオ局放送部に配属という変則的な配置だったが、機構改革によって1990年頃にアナウンス部の前身であるアナウンス研修部が創設され、アナウンスセンターを経て現在に至る。また開局当初の養成に高橋圭三が関わった。詳細は684を参照。地震発生時からしばらくはJNN排他協定によりTBS発の報道特番を放送した。テレビ報道の体制が整うまで若干時間を要したこともあり、IBCローカルの割り込みは発生当日の夕方以降から順次行われた。その後通常編成に戻り始めて次第にIBC発の報道特番が多く放送され始めた。毎日、夜を含む1回は『震災情報いわて』として1時間ほど放送される時間がある。そのほかに『IBCニュースエコー』を通常通り放送したり、14日から18日の9:55〜11:00の枠では「IBC安否確認情報」としてIBCラジオとサイマル放送したりと積極的に自局から情報を伝えている。自社制作の報道特番はテレビ岩手より多い状態である。L字型画面もTBS発のものに被せて独自で表示させている。また、ラジオで安否情報を放送していることもあり、テレビではラジオとのサイマル放送を除いて安否情報は放送されなかった。また、銀行の臨時窓口解説情報、避難場所の情報なども逐次放送された。3月14日からしばらくは『早ズバッ!ナマたまご』、『ひるおび!』の11時台、『Nスタ』のローカル枠を単発扱いで臨時ネットしていた。また、『TBSニュースバード』は深夜はもちろん、18日から4月1日までは毎日14:00前後から1時間から2時間ほど(再放送枠などをすべて休止して)放送されていた。現在も10:00前後から約30分間と16:20前後から約20分ほどでそれぞれ「震災情報いわて〜ふるさとは負けない!」と題し、午前はIBCラジオと同時放送、午後は『ニュースエコー』とは別に震災情報を放送している。また、3月31日までは、通常の深夜番組を休止し、JNN深夜最終ニュース番組終了後、終夜で震災関連情報を放送した。地震発生時はワイドステーションの放送中(厳密にはワイドステーションのCM中)だったため、そのまま報道特番に移った。番組を担当中だった神山浩樹、風見好栄の両アナによる緊急アナウンスが数分続けられた後、報道部内のスタジオへと放送が切り替わり、以後照井健アナと第二スタジオから移動した風見アナが中心となって情報を発信した。神山アナ(防災士の資格を持っている)は直後に局を離れ、甚大な被害を被った大船渡市へ渡り、その晩から現地の情報を伝え続けた。JRNの報道特番を一旦挟んだ後、加藤久智、瀬谷佳子の両アナによる第二スタジオからの放送となり、以降は全アナウンサーが入れ替わりでスタジオに入り(途中からフリーアナウンサー・後藤のりこが加わる)、JRNの報道特番を除く全時間帯で毎正時ごとに岩手日報IBCニュースを挿入しながら被害状況、安否情報を放送し続けた。各地の被害状況は神山や684レポーターが被災地に赴いて伝えられたほか、東部支社長で地震発生時は宮古市に滞在していた江幡平三郎、県南支社長で一関市に滞在していた田中康男(以上2名は元アナウンサー)も盛岡本局に入って現地の状況を伝え、通信網や交通が遮断されていた場所に関しては、その地から盛岡市に渡っていた一般市民をスタジオに迎えて状況を伝える形がとられた。この編成は3月16日早朝まで続けられた。また、通常編成に戻ってからも、ローカル枠はすべて番組名はそのままだが、ネット番組を除き内容のほとんどを安否情報や生活情報に割いた。3月21日からは特別番組『震災情報いわて〜ふるさとは負けない〜』を編成し、10:00〜11:00(テレビとのサイマル放送。ラジオは『朝からRADIO』内の枠を転用)と20:00〜22:00(『Kakiiin』『ラジオアミューズメントパーク』は放送休止、25日は『Feat.i』を1時間短縮)に集中的に安否情報・生活情報を放送した。夜の枠における放送は25日で終了したが、朝はその後も時間短縮を経ながら6月30日まで(平日のみ)放送が続けられた。また、安否情報を送るメールアドレスはワイドステーションのものが使われている。
出典:wikipedia
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